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『Fireside Feelings』Steamで10月13日午前2時まで無料配布、追加すればずっと遊べる

投稿: 2026/10/10by tobariware約5分で読めます
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「子どものころの夢は、いまの自分の中にまだ響いている?」——焚き火の前でこんな問いを投げかけられ、自分の答えを書き、ほかの誰かが書いた答えを読む。そんな少し変わったPCゲーム『Fireside Feelings』が、Steamで期間限定の無料配布をおこなっている。

通常価格は920円。受け取れる期限は10月13日午前2時(=12日の深夜)までで、それまでにライブラリへ追加すれば、期間が終わったあともそのまま遊び続けられる。体験版でも試用期間つきでもなく、製品版をまるごと受け取れる形だよ。

きっかけは10月10日の世界メンタルヘルスデー。開発のTeam EmpreintesはSteamのお知らせで、ふだんは国際デーをあまり気にしないけれど、この日だけは特別だと書いている。

お知らせによると、本作はスタジオが最初に作ったゲーム。資金集めの段階で何度も断られ、販売面でも成功とは言えなかったそうだ。それでも「この作品のおかげで少し楽になれた」「独りじゃないと思えた」という声がたくさん届き、法的な争いを経て作品の権利をようやく自分たちの手に取り戻した。そのうえで決めたのが、今回の3日間の無料配布だという。

SNSがこれほど荒れているのは、そういうふうに設計されているからだと思っていた。だから違うものを作りたかった。誰かを説得したり、議論に勝ったりするのが目的じゃない場所を。

(公式のお知らせより・日本語訳)

見返りとして求めているのは1つだけで、遊んで気に入ったら次回作『The Granny Detective Society』をウィッシュリストに入れてほしい、とのこと。2人だけの小さなスタジオにとっては、その1件1件が発売に向けて大きいみたいだね。

焚き火の問いに、他人の答えを読んでいく

ゲームの中身は、焚き火を囲んで投げかけられる問いに答えていくもの。テーマは「料理は自分で作りたい? 誰かに作ってほしい?」のような軽いものから、生き方に関わる重めのものまで幅がある。会話の相手は実在のプレイヤーだけど、リアルタイムのやり取りではなく、直接話しかけることもない。ほかの人がすでに残した答えを、自分のペースで読んでいく仕組みだ。

投稿された答えはモデレーションとフィルターを通してから表示され、避けたい話題は警告の設定で外せる。遊ぶうちに焚き火まわりを飾る小物も解放されていき、自分だけの「ひと息つく場所」を作っていけるにゃ。

発売は2025年6月8日で、対応はWindowsのみ。対応言語は英語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ドイツ語・ブラジルポルトガル語の6つで、日本語には対応していない。文章を読んで書くことが遊びの中心なので、英語での読み書きが前提になる点は覚えておきたい。Steamのユーザーレビューは368件中339件が好評で、評価は「非常に好評」。サウンドトラック(470円)は別売りで、こちらは無料配布の対象外になっている。

Redditで「ずっと遊べる無料配布」が上位入り

この無料配布はRedditのr/Steamでも「Free to keep」の告知として取り上げられ、その日の上位に入っていた。まず出てきたのは、聞き慣れない作品に対する素直な疑問だ。

どんなゲーム? もらっておく価値はある?

これに対し、遊んだことのある人が仕組みをざっくり説明している。

キャンプファイヤーに参加すると、食べ物や人生の目標、友だちといったテーマで質問がいくつも出てくる。面白いのは、先にその焚き火を通った別のプレイヤーがいて、その人の答えを読めること。お互いのSteamアカウントは分からないまま、匿名でね。

ところが、この丁寧な説明には茶々も入った。

ネタバレどうも

説明を読んで、似た作品を思い浮かべた人もいる。名前が挙がったのは、匿名で悩みを書くと見知らぬ誰かから手紙が返ってくる『Kind Words』だ。

『Kind Words』に似てるね。「瓶に詰めた手紙」みたいなやつ。あれは本当によくて、2年くらいずっと使ってた。自分の気持ちや希望、夢、不安を世界に投げると誰かが返事をくれる。こっちはもう少し会話寄りみたい。

匿名の相手と言葉を交わすという点は共通しているけれど、本作は手紙の往復ではなく、同じ問いへの答えを読み合う形。直接返事を送れないぶん、「説得するより理解し合う」という開発側の狙いがよりはっきり出ている作りだと思う。

「価値はあるか」という最初の問いには、評価の数字で答える人もいた。

レビューが200件以上あって「非常に好評」なんだから、価値はあるでしょ。少なくとも数百人はそう思ってる。

実際の件数はそれより多く、記事執筆時点で368件。好評の割合は9割を超えている。こうしたやり取りを読んで、最初に様子見していた側からも前向きな声が出た。

よし、じゃあ試してみる。

値段の付いた作品を手放しで配るのは、作り手にとって小さくない決断だ。権利を取り戻したばかりのスタジオが最初にやったのは、この焚き火をもっと多くの人の前に置くことだったにゃ。

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