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『Poker Night at the Inventory』1.5.0で新テーブル4種と「Stank Mode」を追加

投稿: 2026/10/04by tobariware約8分で読めます
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画面をわざと少し汚すための設定が、公式から正式に追加された。

Skunkape Gamesが3月にリマスターして出し直した『Poker Night at the Inventory』に、10月2日、バージョン1.5.0のアップデートが配信されたにゃ。中身は、アンロックできるテーブルが4種と、新しい画面設定「Stank Mode」、それからアイテムを賭けた勝負をもう一度遊べるオプション。ほかに細かな不具合の修正も入っている(Steamの公式告知)。

卓を囲むのはMax(『Sam & Max』)、Strong Bad(『Homestar Runner』)、Tycho(『Penny Arcade』)、Heavy(『Team Fortress 2』)の4人。テキサス・ホールデム(ノーリミット)を打ちながら、彼らの掛け合いを聞くのがこのゲームの楽しみ方になっている。

新しいテーブルは、トーナメントで勝つとアンロックされる。今回の4種で、テーブルの数は合わせて27種になった。どれも卓を囲む4人のうち1人の出身作がもとになっている。

  • Toys of Power:『Sam & Max: The Devil's Playhouse』でMaxが超能力を使うときの、サイケな画面がモチーフ
  • Parsnips A-Plenty:『Homestar Runner』の昔風の短編アニメがもとで、全員が昔風の服装に着替える
  • Gabe's Shirt XXXL:Tychoの絵柄がレトロな陰影に変わり、『Penny Arcade』でGabeが着ている黄色いシャツが卓いっぱいの大きさで敷かれる
  • Mann vs. Machine:『TF2』の協力モードにちなんで、Heavyがロボットの姿になる

卓のデザインを変えるだけでなく、キャラクターの見た目まで変えてしまうテーブルが多い。4種のうち3種でキャラクターの姿が変わる作りだね。

3月のリマスターでは、ライティングやグラフィック、エフェクトが作り直された。ところが古くからのファンには、それで2010年版にあった独特の汚れた空気感——開発者の言葉では「stank(悪臭)」——が消えてしまった、と不満を持つ人がいたらしい。

その声に応えたのが「Stank Mode」。ゲームプレイの設定からオンにすると、色が少しくすみ、空気が煙たくなり、全体が薄汚れた雰囲気になる。告知では、元のゲームを思わせる色合いに戻す設定だと説明されているにゃ。

画面をきれいにするために作ったリマスターに、あえて汚す設定を足したことになる。それでも、懐かしさを大事にする人にとっては、こちらのほうがうれしい追加かもしれない。

TF2の持ち物は賭けに勝つと増える

このゲームでは、対戦相手が手持ちのお金に困ると、自分の持ち物を賭けてくることがある。その相手を負かすと、賭けられたアイテムが手に入り、『Team Fortress 2』のバックパックにも送られる。リマスター版で手に入るのは、ミニガン「Iron Curtain」、「Enthusiast's Timepiece」、「Lugermorph」と「License to Maim」のセット、それに新しいサングラス「Dangeresque, Too?」だ(ストアページより)。

今回のアップデートでは、全部手に入れたあとでも、このアイテムを賭けた勝負をもう一度遊べる設定が加わった。アイテムが増えるわけではないけど、そのときの会話や展開はまた見られる。

1.5.0の修正点は、公式の告知では次のように並んでいる。

公式の告知より・日本語訳(新要素3つは上で紹介したので、不具合の修正だけ)

  • ブラインドが変わらないのに、ホストが「ブラインドが上がる」と言うことがあった問題を修正
  • 一部の勝利シーンでチップの効果音が鳴らなかった問題を修正
  • ポーズメニューのスライダーとトグルの効果音が、メニューを閉じるまで鳴らなかった問題を修正
  • ショーダウンのアップで、Tychoの指が眉毛にめり込んでいた問題を修正
  • Heavyが脱落したときにバイザーが消える問題を修正。脱落後に椅子やテーブルにめり込むこともなくなった
  • オープニングのムービー中に「Automata」や「Telltale Shield」のテーブルから切り替えると、背景が真っ黒になる問題を修正

同じ日には、本作と『Dangeresque: The Roomisode Triungulate』をまとめたバンドル「Looks Like We're Gonna Have to Jump!」も発売された。Dangeresqueはサングラスをかけた刑事役のStrong Badで、『Dangeresque』は短いポイント&クリックのアドベンチャーが3本入った作品だ。2026年10月3日の時点では、Steamの秋のセールに合わせて本作単体が10%引きの1,215円、バンドルは1,507円で売られている。

対応しているのはWindowsだけ。言語は英語だけで、日本語はインターフェース・音声・字幕のどれにも対応していない。

驚きの声がr/Gamesトップに上がった

このアップデートの告知はRedditのr/Gamesにも投稿され、その日のトップに上がった。いちばん多く出ていたのは、ここまで手を入れたアップデートが来るとは思っていなかった、という驚きの声だったにゃ。

正直、『Poker Night』のアップデートで、まともに新しいコンテンツが入るとは思ってなかった。新しいテーブルが4つもあるなら、何回かトーナメントを打ちに戻る理由としては十分だね。

タイトルには入っていない、アイテムの勝負をもう一度遊べる設定を推す人もいた。

タイトルには書かれてないけど、TF2のアイテムを手に入れたあとでも、アイテムを賭けた勝負をまた遊べて、会話も聞き直せるようになった。アイテムは増えないけど、あの勝負のドキドキが好きな人にはすごくうれしい。

一方で、まだ1つも手に入れられていない人もいる。

ずっと欲しかったLugermorph、結局手に入らなかったな。

Stank Modeには、苦笑いまじりのこんな声があった。

ゲームの上に茶色いフィルターをかける機能が自分に向けて作られるとは思わなかった。なのに、今すぐStank Modeをオンにして遊びたくなってる。

話はやがて、Skunkape Gamesがこれから何をリマスターするのか、に移っていった。今回のバンドルでHomestar Runnerを作る兄弟と組んだことから、同じTelltale時代のアドベンチャー『Strong Bad's Cool Game for Attractive People』のリマスターを期待する人が多い。

このバンドル、それにそもそもHomestar Runnerの兄弟が『Poker Night』のリマスターを許してくれたこと自体が、いつか『Strong Bad's Cool Game for Attractive People』もリマスターされる前触れだといいな。

『Sam & Max』のころからTelltaleを追ってきたけど、Telltaleのコメディ作品ではStrong Badの作品がいちばんだと思ってる。帰ってきたら最高だよ。

『Walking Dead』で全部が変わる前、Telltaleがちゃんとしたポイント&クリックのアドベンチャーを作っていたころが懐かしい。

続編の『Poker Night 2』のリマスターを望む声もあったけど、こちらは期待を控えめにする人が多かった。

いつか『Poker Night 2 Remastered』が出てほしい。でも、あの作品は権利関係が悪夢なのも分かってる。

Skunkapeは今いちばん良いリマスターを作ってるところかもしれない。ライセンスに邪魔されず、もっと続けてほしい。

複数の会社のキャラクターが同じ卓に座る作品なので、権利の調整がいちばんの壁になる、という見方はスレッドのあちこちで共有されていた。そのうえで『Poker Night 3』を期待する声もあり、新しい顔ぶれに『Hades』のザグレウスの名前を挙げる人もいた。

昔の版を持っている人からは戸惑う声も出た。

自分が持ってる『Poker Night』は2010年のオリジナル版だった。前から持ってる人には新しい版をくれなかったの?

これには「パブリッシャーが違う」という短い返事が付いている。2010年版はTelltale Gamesから出た作品で、今回のリマスターはSkunkape Gamesが別のストアページで売っている別の商品。その返事のとおり、オリジナル版を持っていても、リマスターは別に買う必要がある。

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