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『S.T.A.L.K.E.R. 2』無料アップデート2.0が8月20日配信、霧の天候と双眼鏡3種を追加

投稿: 2026/08/15by tobariware5分で読めます
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霧が出れば、向こうは見えない。見えないのはこちら側だけじゃなく、相手も同じ——8月20日に配信される『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』の無料アップデート2.0は、その霧を「ただの見た目」ではなく戦い方に効く仕組みとして持ち込んでくるにゃ。

GSC Game Worldは今回の内容を「発売以来、ゾーンの見え方・手触り・生き方をもっとも大きく作り替えるもの」と説明している。中身はエンジンの載せ替えから難易度の自作機能まで幅広く、PC・Xbox Series X|S・PS5へ同時配信。ゲーム本体を持っていれば追加の支払いは要らない(公式サイトの告知)。

UE5移行で照明・地形・霧を刷新

技術面の柱は、Unreal Engine 5のより新しいバージョンへの移行だ。これに合わせて光の当たり方そのものが手を入れられ、影と反射の見え方が変わる。屋内や地下といった、これまで妙に平板だった場所の照明も改善されるという。

地形と草木も作り直しの対象になっている。加えて、物に絡む不具合を数百件まとめて潰したとのことで、宙に浮いたオブジェクトやアノマリーの配置ミスといった、雰囲気を削いでいた類のものが整理される見込み。

そして霧。視界が落ちるだけでなく、音の聞こえ方も鈍る。しかもそれはプレイヤーにも敵にも等しくかかるので、真正面から撃ち合うのが分の悪い場面では、霧に紛れて距離を詰めるという選択肢が生まれる。弱い雨の天候も見た目が手直しされている。

A-Life、不在時も死体を漁る

発売直後から議論の的だったA-Life周りも、2.0でまとめて調整が入る。ゾーンの住人が向かう先が増え、焚き火やバス停といった「誰もが立ち寄る場所」をストーカー同士やミュータントが取り合うようになる。

分かりやすい変化として挙げられているのが、プレイヤーがその場にいなくてもストーカーが倒れた相手の持ち物を漁るという点。「ゾーンは絶え間ない銃撃戦の場所ではない。それぞれのルールで生活が続く、孤独な場所だ」という開発側の言い回しからも、常時ドンパチではなく生活感のほうへ寄せたい意図が読み取れる。壁越しに撃たれる・投げられるといった不具合や、特定の場所に敵が湧きすぎる問題にも手が入った。

ミュータント側の変化もある。ブラッドサッカーとフレッシュは、生息している地域によって見た目が変わるようになる。

新しく入る「カスタムルール」は、難易度をひとつのつまみで上下させる方式をやめて、経済の厳しさ・アノマリーの手強さ・戦闘の激しさを個別に設定できるようにするもの。金策だけはきつくしたい、でも撃ち合いは標準でいい——といった好みが通る。既存のMasterやExpeditionモードもそのまま残る。

PDAには統計ページが追加される。使った弾数、よく握っている銃、倒したミュータントの数といった記録が溜まっていく作り。

長らく要望が出ていた双眼鏡がようやく実装され、しかも性能の異なる3種類が用意される。撃ち合いに入る前に相手の数と装備を確かめる、という手順が取れるようになるのは大きい。

銃はアサルトライフルのArev、DMRのGP3AとSKP、SMGのFora-230の4丁。うち1丁にはユニーク版も用意されている。光学機器では西側の銃向けに3倍スコープ、東側の銃向けにドットサイトが追加され、暗視ゴーグル以外でもオフセットエイム(斜めに構えての照準)が使えるようになる。

公式のモッド制作ツールZone Kitも同時に更新される。会話やクエストの記述、音声、ローカライズに対応し、シナリオを丸ごと作る土台が整うとのこと。シリーズはもともとモッド文化の厚い土壌なので、ここが開くと数年単位で効いてきそうだね。

同じ8月20日には、初の大型拡張「Cost of Hope」も配信される。こちらは有料で29.99ドル、Ultimate Editionには最初から含まれている。本体はSteamで7,950円、日本語はインターフェースと字幕に対応しているが音声は非対応。

作り直されたゾーンをただ歩き回るだけなら、財布を開く必要はない。

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