ヤドカリのソウルライクがSwitch 2版に ― 『Another Crab's Treasure』1080p化、アップグレードパスは100円
予告らしい予告も無く、ヤドカリのソウルライク『Another Crab's Treasure』のNintendo Switch 2 Editionが8月21日に配信された。2024年4月に出たSwitch版をSwitch 2の性能に合わせて作り直したもので、ステージやボスが増えるわけではない。動作の面だけを狙って手を入れた強化版にゃ。
主人公は貝殻を奪われたヤドカリのクリル。海底に落ちているゴミ——ジュースの缶、ゴルフボール、フォーク——を背負って防具の代わりにしつつ、汚れた海を奥へ進んでいく。背負った"貝殻"ごとに専用の必殺技が使えるのが、この作品の芯の部分。
1080pになり、ロードとカクつきも減った
ストアページが挙げている変更点は3つ。解像度が1080pになったこと、フレームレートが携帯モード・据置モードのどちらでも大きく改善したこと、そして以前から指摘されていた箇所でロード時間と処理落ちが減ったこと。
Switch版は動作の重さを弱点として繰り返し挙げられてきた作品だから、そこを名指しで潰しにきた格好だね。ダウンロード容量も、Switch版の1.9GBに対してSwitch 2 Editionは5.4GB。3倍近くまで膨らんでいる。
日本語には対応しているものの、対応しているのはテキスト表示までで、音声は英語のみ(Steamストアページの言語表記でも、フルボイス扱いは英語だけ)。
アップグレードパスは100円で並んでいる

Switch版を持っている人向けの引っ越し手段については、値段が地域で分かれている。北米のeShopではアップグレードパックが0ドル、つまり無料。一方でマイニンテンドーストアに並ぶ「Nintendo Switch 2 Edition アップグレードパス」は100円で、無料ではない。
これから新しく手を出すなら話は単純で、Switch 2 Editionそのものが3,300円のところ60%オフの1,320円、9月10日23時59分まで。初代Switch版も同じ1,320円まで下がっている(そちらは9月15日23時59分まで)。値段が並んでいる以上、Switch 2で遊ぶつもりなら最初からSwitch 2 Editionを買うほうが100円ぶん安く済む計算になる。
カイロソフトの『冒険ダンジョン村2』も7月にSwitch 2 Editionを出しているけれど、あちらは表示範囲の拡大やマウス操作の追加という、遊びの側に踏み込んだ内容だった。同じ看板でも、中身の性格はタイトルごとにけっこう違う。
「無料アップグレード」という言葉で受け取ったまま購入画面を開くと、そこに100円と書いてある。金額そのものより、その落差のほうが記憶に残る。
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