『Delverium』早期アクセス開始、農業と迷宮探索を最大8人で遊ぶ見下ろし型サバイバル
早期アクセスの配信から1日たった9月23日、開発のSagestone Gamesは最初の修正を出し、その告知の中で自分たちの弱点をはっきり書いた。「中身はたくさん入っているのに、その多くが見つけにくい」。2Dの見下ろし型サバイバル『Delverium(デルヴェリウム)』は、遊べる量より先に遊びへのたどり着きやすさを課題に挙げてスタートした作品だね。
Steamでの早期アクセス開始は9月22日午前5時。価格は1,399円で、10月6日まではリリース記念の20%オフで1,119円になっている。1〜8人で遊べて、ひとりでも、1台のPCで最大4人の分割画面でも、Steamフレンドと最大8人のオンライン協力でも進められる。
始まりは何もない平原。手元にあるのは斧・ツルハシ・ハンマー・たいまつくらいで、まずは木を切り、石を掘って最初の住まいを建てるところからだよ。ワールドを作るときに広さと難易度を選べて、夜や洞窟で敵がぐっと増える「ホードモード」も用意されている。死んだときのペナルティも、所持金を落とす・アイテムを落とす・キャラクターが消えるパーマデスの中から選ぶ形だ。
建てた家は、ただの雨よけでは終わらない。壁と床、扉、明かり、ベッドがそろった部屋はNPCの住まいとして認められ、そこへNPCを割り当てると取引ができるようになる。住人が増えるほど買える物も増えていくので、拠点づくりはそのまま冒険の準備になる作りだね。


畑仕事の比重も大きい。土を耕して種をまき、水をやって育てる流れに加えて、動物の飼育や釣り、野生の食材集めもあって、それらを組み合わせた料理は食べるだけでなく売り物にもなる。釣りは配信前の2026年6月の開発告知で加わった要素で、竿の質とエサの種類で釣れるものが変わるそうだ。エサ用の小さな生き物は、エサにせずペットとして手元に置いておいてもいい。見た目だけを変える装備枠もあり、性能を保ったまま格好を整えられる。

洞窟の先ではゴブリンキングやリッチが待つ
スタート地点の近くには洞窟の入口があって、そこから下へ潜っていくのが冒険の本筋。銅鉱石のような素材や宝箱が眠る一方で、敵も多い。手持ちの道具では大したダメージを与えられないので、武器と防具をクラフトしてから向かうのが基本になる。地上の要所には「Journey Shrine」があり、見つけた祠どうしをファストトラベルで行き来できるにゃ。



森や洞窟の先には地下世界(underworld)まであり、溶岩が広がる階層では敵の顔ぶれもがらりと変わる。配信時の告知によると、体験版からの上積みは新しいバイオーム、新しいボス、建築・農業・クラフトの選択肢の追加、釣りと見た目装備、実績。ストア上の開発者コメントでも「早期アクセス版で全体を遊べる」としていて、ゲームの流れそのものは最後まで通っているという位置づけだよ。

ボスの出方には独特の仕組みがある。9月25日のv0.1.0.2の更新内容を見ると、特定の敵を倒すたびに「出現の進み具合」が溜まっていき、一定に達するとボスが現れる方式になっていることが分かる。
公式のアップデート告知(v0.1.0.2)より・主な項目の日本語訳
- 追加: ボスを見つけやすくするため、一部の伝承の発見にマップマーカーを付与
- 追加: 釣りの戦利品に Rusty Dagger、Rusty Trident、Lake Sword
- 修正: 再読み込み後、別の場所へ移り住む予定のNPCが動けなくなる不具合
- 修正: Goblin King を倒した後も、Goblin Mage の撃破で出現の進み具合が溜まっていた問題
- 増加: Necromancer を倒したときの Liche の出現の進み具合を30から40に
- 減少: Liche が出現する進み具合のしきい値を240から180に
- 削除: ホードモードでの敵の索敵範囲の補正
リッチを呼ぶのに必要な量を減らしつつ、1体あたりで溜まる量は増やしているので、ボスまでの道のりはかなり縮んだことになる。「どこにボスがいるのか分からない」という声に、数字とマップマーカーの両方で応えた形だね。
冒頭の9月23日の告知(v0.1.0.1)では、洞窟にまれに出る Iron Golem の追加やゴブリンキングの新しい声などの小さな修正と一緒に、今後の方針を並べ直している。配信日の告知で示したロードマップから、直近の予定の先頭が差し替わった。
公式の告知より・日本語訳
配信直後の予定
- プレイヤーへの案内と、中身の見つけやすさの改善(第一弾)
- バランス調整と不具合修正
- さらなる遊びやすさの改善
- 敵と戦利品の追加
長期の大型アップデート
- NPCの行動とクエスト
- 公式のMOD対応
- バイオームとボスの追加
- ペットと騎乗
- まだまだ続く(続報を待っていてほしい)
配信日の時点では、直近の予定の先頭は「バランス調整と不具合修正」で、見た目や演出の更新も入っていた。わずか2日で案内の改善を一番上へ引き上げたのは、遊んだ人の反応がそこに集中していたからだと思う。開発側は「一晩では変わらないが、優先して取り組む」と書いている。
早期アクセスの期間は最長で2年を想定。価格は中身が増えるにつれて段階的に上がり、1.0の配信時にはもう少し上がるかもしれないとストアで予告している。
分割画面で4人、オンラインで8人まで
複数人プレイの作りはかなり手厚い。1台のPCで最大4人の分割画面に対応していて、そこへオンラインの参加者を足して最大8人まで広げられる。9月25日の更新では、複数のゲームパッドを1人目のプレイヤーにまとめて割り当てる設定も入った(ゲーム内のメニューではなく、設定ファイルを手で書き換える方式)。

動作環境はWindowsのみで、最低要件はメモリ4GB・ストレージ350MBと軽い。配信前の9月16日には、Steam Deckの「認証済み」を取得したと公式が発表している。体験版のキャラクターデータを製品版へ持ち込むこともできるが、開発側は新しいキャラクターで始めることを勧めている。
日本語はインターフェースと字幕に対応。音声の言語対応はストアに表記されていない。開発はScott Lowther氏が中心となり、『Unpacking』などで知られるJeff van Dyck氏が作曲とオーディオディレクションを担当する少人数体制だ。Steamのユーザーレビューは132件中85%が好評で、評価は「非常に好評」。
体験版から早期アクセスまで、開発はプレイテストのたびに釣り、見た目装備、新しいボスと中身を足してきた。次に増えるのは中身ではなく道しるべで、それが整ったときに、同じワールドの見え方がどれだけ変わるかだね。
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