『Devil May Cry HD Collection』Steam版が予告なしに更新、容量は約4.5GBに
発売から8年たったPC版に、2行だけの更新告知が届いた。カプコンは9月28日、『Devil May Cry HD Collection』のSteam版にアップデートを配信している。告知の中身は短いけど、ダウンロードし直した人の手元ではゲームのフォルダが目に見えて軽くなっていたにゃ。
Steamのニュース欄に出た告知は、次の2項目だけだった。
公式の告知より(日本語訳)
- Windows 11での動作を確認
- その他の不具合を修正
ストアの推奨環境にも、いまは「WINDOWS 10 (64-BIT) / 11」と書かれている。Windows 11で遊んでいた人はこれまでも多かったと思うけど、公式に動作確認済みと言えるようになったのは今回からだね。
『Devil May Cry HD Collection』には『デビル メイ クライ』『デビル メイ クライ 2』『デビル メイ クライ 3 スペシャルエディション』の3本が入っている。Steam版の発売は2018年3月13日で、価格は2,990円。日本語は画面の表示と字幕が対応していて、フル音声は英語だけだ。



告知で触れられていない変化がひとつある。Steamが公開しているデータでは、ゲーム本体のデータは今回の更新後で約4.87GB(4.5GiB前後)。ストアの動作環境には、今も必要な空き容量として「12GB」と書かれたままなので、実際に使う容量は表記の半分より小さくなったことになる。

どこが削られたのかについて、カプコンは何も説明していない。更新前後のファイルを見比べた人たちからは、ムービーの動画ファイルがWMV形式からWebM形式に置き換わり、1本ずつのサイズが大きく縮んだという報告が出ている。ただ、これは公式の説明ではない。画質がどれくらい変わったのかも、今のところ公式には何も出ていないにゃ。

r/gamingが驚いた容量最適化、話題はHELLDIVERS 2へ
更新が伝わると、r/gamingではこの話題がその日のトップに上がった。大半はDMCそのものではなく「今どき、ストレージの最適化をしてくれるなんて」という驚きで、そこから容量の大きいほかのゲームの話へ流れていった。
ストレージの最適化??? 今って2013年だっけ?
CoDこそ本当に必要なんだけどね。あれはわざとで、大きいゲームを1本か2本しか入れられないようにしている戦略なんだと思う。
中でも盛り上がったのは『HELLDIVERS 2』の話題だ。ある人が「あのゲームは100GBも縮んだ」と挙げ、古いHDD向けに読み込みを速くしようとして、同じデータを何重にも持っていたのが原因だったと振り返った。すると、その100GBも一種の最適化だったのが皮肉だという声が付き、そこから「その手法は間違いだったのか」をめぐるやり取りになった。
間違いなんかじゃないよ。昔はたくさんのゲームがやっていたことだから。
今回に限っては間違いだったと思う。定番のやり方をそのまま採って、実際にどれだけ効くかは確かめていなかった。あとで分析したら、HDDでの効き目は予想よりずっと小さかったらしい。
データを重複させる手法の理屈そのものにも意見が分かれた。光ディスクならデータの置き場所を決められるので意味があるが、断片化したHDDやSSDではどこに置かれるか分からない、という指摘が出る。一方で、ゲームはデータをアーカイブにまとめて並びを管理しているし、HDDは今でも連続した読み込みのほうが速いので、理屈としては分かるという反論もあった。PS4世代のオープンワールド作品の多くがこの手法を使っていて、PS5の最初の技術紹介では「もうそれが要らない」ことを売りにしていた、という話も出ていた。
結局、遅いHDDでも2〜3分のロードが5〜10秒縮むくらいだったんじゃないの?
別の角度からは、ストレージが高くなるほど最適化は優先されるようになる、という見方もあった。容量の大きい別の作品についても、続編のコンテンツを丸ごと足したのに150GB超から50GB前後まで小さくなったという思い出話が出ている。
『HITMAN 2』から『HITMAN 3』(今の『World of Assassination』)のときは、150GB以上あったのが50GBくらいになった。しかも3作目ぶんの中身を足したうえでね。
DMCのムービーが軽くなったという話から、容量の大きい大作たちの反省会になっていった格好だね。もともと12GBだったこのコレクションは、今回の更新で5GBを切った。
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