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『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』体験版の一般公開を中止、抽選制のオンライン体験会に変更

投稿: 2026/10/17by tobariware約5分で読めます
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誰でもSteamから落として遊べるはずだった日の3日前に、体験版の配り方そのものが変わった。

アライアンス・アーツは10月16日、『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』の体験版について、10月19日(月)に予定していた一般公開を取りやめると発表した。代わりに開くのは、参加者を抽選で絞ったクローズドのオンライン体験会。発売前に遊べる機会そのものは残るけど、手に取れる人はかなり限られることになるにゃ。

体験版の一般公開を2つの懸念が止めた

公式サイトのお知らせでは、判断の理由が番号付きで示された(公式サイトのお知らせより)。

①プレイ動画の投稿・配信に一定の制限を設けたうえで体験版の一般公開を予定していたが、現在の運営体制では適切な対応・管理が難しいと判断したこと ②体験版の公開内容をもとに、AI等を用いて本作の表現やゲーム内容を短期間で模倣・再現した作品が、本作の発売に先行して公開される可能性を懸念していること

1つ目は、もともと「動画や配信は条件付きで」という形で配る予定だったのが、誰でも落とせる体験版ではルールを守ってもらう仕組みが回らない、という話。2つ目はもっと新しい種類の心配で、体験版で見せた絵柄や演出、ルールを材料にして、本物より先にそっくりな作品が出てしまうことを恐れている。

本作は、アルコール度数の違うショットグラスを使って悪魔とロシアンルーレット式に飲み比べる作品。ルールは文章にすれば数行で説明できるし、見た目の魅力もキャラクターと演出に大きく寄っている。手早く真似されやすいのは、まさにそういう作品だと思う。

プロデューサーでシナリオも手がける林風肖(WHO YOU)さんも、同じ日に自身のXで経緯を説明した。直前の変更を詫びたうえで、作品の中身によっては体験版を広く公開することに新しいリスクが生まれていると感じた、という趣旨だ。そのうえで、発売前に遊んでもらう場は残したいとして、クローズドの体験会を選んだと書いている。

主題歌「DEMON'S SHOT」のMVが公開直後から大きく再生され、作品の名前が一気に広まったのが9月。注目が集まったぶん、体験版の中身が出回ったときの影響も大きくなる。その状況での決断だったとみられる。

📄 『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』主題歌「DEMON'S SHOT」MVが公開2日で200万回再生を突破

体験会の要項は参加方法のページにまとまっている。主な点はこのとおり。

  • 応募の締め切り: 10月22日(木)23時59分
  • 開催期間: 10月23日(金)〜10月31日(土)の9日間の予定。始まりと終わりの時刻は後日案内される
  • 参加できる人: 15歳以上でSteamのゲームを遊べる環境があり、公式Discordに入っている人(未成年は保護者の同意が必要)
  • 選び方: 応募者の中から抽選

申し込みは、まずDiscordの「WHO YOU公式サーバー」に参加し、参加規約に同意したうえで専用フォームから送る流れ。当選の発表は行わず、当たった人にだけ、登録したメールアドレスへ体験会の始まりまでに製品コードが届く。そのコードをSteamの「Steamで製品を有効化する」から登録すれば遊べるようになるよ。

遊んだあとは、Discord内のフォームから感想を送る。体験会の目的には、発売前のフィードバック集めも含まれているわけだね。

Discord外公開もAI投入も禁じる

一般公開をやめた理由が、そのまま参加規約の中身に表れている。

いちばん大きいのは、体験会版のゲーム画面・映像・音声・ストーリーを、公式Discordの外で公開してはいけないという決まり。SNS、動画サイト、生配信、ブログのどれも対象になる。撮った画面写真や動画を人に渡すのも禁止で、その中にはAIを使ったサービスへのアップロードもはっきり含まれている。体験会版を使ったコピー品の制作、AIの学習への利用、プログラムやデータの解析・改変、発売前の模倣作づくりも、別の条項で禁じられた。

一方で、ネタバレを含まない「楽しかった」程度の感想ならSNSに書いてかまわない。Discordの中で参加者どうしが話すのも認められている。中身は外に出さず、評判だけは広がってほしい――そんな線の引き方になっている。

ほかの条項も挙げておくと、こんなところ。

  • 体験会のプレイデータは製品版へ引き継がれない
  • 体験会用のコードを他人に譲ったり転売したりするのは禁止
  • 違反があれば、Discordからの退会や参加停止、公開されたものの削除を求められることがある
  • 応募で預けた情報の使い道には、希望者をスタッフロールに載せることも含まれている

最後の1点は少し面白い。感想を送った参加者が、希望すれば製品版のクレジットに名前を残せる可能性があるということで、体験会を「テストに協力してもらう場」として位置付けているのが分かるにゃ。

製品版の発売は12月8日(火)、価格は666円(税込)で、10月9日に発表されたもの。体験版を一般に配る予定がなくなったので、抽選に外れた人がこの作品に触れられるのは、発売日になってからだ。

体験会の9日間が終わってから発売日まで、残りは5週間あまりにゃ。

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