『Dead by Daylight』に映画「テリファー」のアートが参戦、新マップ「ハートショーンモール」とPTBが始動
武器はゴミ袋に入っていて、何が出てくるかは開けてみるまで分からない。映画「テリファー」シリーズのアート・ザ・クラウンが、殺人鬼「テリファー」として『Dead by Daylight』に加わるにゃ。

Behaviour Interactiveは追加チャプター『Dead by Daylight: Terrifier』の中身をアップデート10.3.0のPTB(公開テストビルド)で公開した。Steam版のPTBは10月29日から遊べる。収録されるのは殺人鬼テリファー、映画でアートと戦う主人公のシエナ・ショー、新しいオリジナルマップ「ハートショーンモール」の3つ。正式配信は11月下旬の予定で、Steamのストアページには、購入特典として魔よけ「アートクリスピーシリアル」とバナー「クラウンカフェ」も載っている。日本語はインターフェース・字幕に加えて音声にも対応する。
テリファーのBag of Toysはランダム2択
テリファーのパワーは「Bag of Toys(バッグ・オブ・トイズ)」。決まった武器を持ち歩くのではなく、毎回ランダムに出てくる「トイ」を使い分けて戦う作りになっている。
10.3.0のPTBパッチノートより(主な項目・日本語訳):
パワー:Bag of Toys
- アビリティボタンを長押しするとバッグが開き、ランダムに出た2つのトイから1つを選べる。開けたあとはクールダウンに入る
- トイは1回使い切り。健康なサバイバーにはダメージを、負傷したサバイバーには「Torture(拷問)」効果を与える
- Acid Bottle:酸の瓶をサバイバーに投げつけるか、酸の水たまりを作る
- Flail:一部の障害物越しにも届く、薙ぎ払いの攻撃
- Handgun:弾を1発撃つ
- Flamethrower:炎を噴射する。パレット・窓・発電機に火をつけられる
- Bike Horn:Killer Instinctでサバイバーの位置を暴き、一定時間Obliviousを付与する。かかっているTorture効果のタイマーもリセットする

ダウンまでの流れには手順がある。まずトイで負傷者にTortureを与え、続けて別の種類のトイを当てるとダウンさせられて、相手には「Terrified」が付く。同じ武器を2回続けて当てても仕留められないので、バッグから何を引いたかで追い方が変わりそうだね。
トイには「Deadliness」という成長要素もある。Tortureを与えるたびに、そのトイのDeadlinessが1つ上がり、最大まで溜まると負傷者を1つでダウンさせられるようになる。ダウンや吊るしの状態でTerrifiedが付いているサバイバーへ「Taunt(挑発)」を行うと、すべてのトイのDeadlinessが1つ上がる。吊るした相手の前で笑ってみせるのが、そのまま強化につながる仕組みにゃ。
いちばん変わり種なのは自転車のラッパで、殴る道具ではなく索敵用。それでもDeadlinessが最大になると、発電機の修理や治療をしているサバイバーを中断させ、その進行度を一気に巻き戻す。パッチノートの既知の不具合の欄には、ラッパのObliviousとDeadlinessは複数のサバイバーを見つけたときにだけ発動すると補足がある。
テリファーの固有パークは3つ。どれも発電機に絡んでいる。
10.3.0のPTBパッチノートより(日本語訳):
- Laughingstock:修理が完了した発電機から12m以内のサバイバーはExhaustedとObliviousになる。範囲を出ても効果は3/4/5秒残る。修理完了した発電機のオーラが見える
- Kill Spree:残っているサバイバー全員がフック段階2つに達していて、すべての発電機が修理完了しているとき、サバイバーを殺せるようになる。殺している間は両方のゲートのスイッチがブロックされる。サバイバーを1人殺し終えると、6/8/10秒後に効果が終わる
- Funny Business:発電機にダメージを与えるたび10%のHasteを10秒得て、さらに次のどれかがランダムで起きる:Hasteが5秒延びる/自分が2秒スタンする/その発電機が30秒ブロックされる/紙吹雪が舞うだけで何も起きない。クールダウン60/50/40秒。同じ効果は2回続けて起きない

Kill Spreeは、全員が2回吊られていて通電も済んだ終盤に、そのまま殺しに行けるパーク。殺している間は脱出ゲートも開けられない。Funny Businessは自分がスタンする外れまで入ったくじ引きで、道化師らしい作りになっている。
同じパッチノートでは処刑(メメント・モリ)の仕組みも整理された。「フィニッシャー」「パワー」「メメント・モリの供物とパーク」の3種類に分けて、条件がそろったときに出る「殺す」の操作を1つだけにし、ボタンも攻撃ボタンにそろえる。テリファーからこの方式が使われ、既存の殺人鬼にも順次広げていく予定だ。テリファーの処刑のアニメーションとエフェクトはまだ調整中と書かれている。
サバイバーとして加わるシエナ・ショーにも、固有パークが3つある。
10.3.0のPTBパッチノートより(日本語訳):
- Valkyrie's Rage:40/35/30秒チェイスされたあと、次にパレットで殺人鬼をスタンさせると、スタン時間が75%長くなる
- Shared Trauma:プロテクションヒットを受けるたび、12m以内のサバイバー全員が30/35/40秒間、走りながらExhaustedから回復できる。32m以内のExhaustedのサバイバーのオーラが見える
- Best Gift Ever:試合開始時にトークンを4/5/6個得る。アイテムを種類ごとに初めて落とすとトークンを1つ使い、そのアイテムはエンティティに消費される。種類に応じて効果が付く(懐中電灯=殺人鬼をスタンさせると2秒間目くらましも与える/鍵=チェストを漁れる回数が1回増える/救急箱=他人を治療している間、自分も25%の速さで回復する/工具箱=互いにいちばん近い3台の発電機のオーラが見える、など)

Best Gift Everは、アイテムを使うのではなく「手放す」ことで常時の効果に換えるパーク。種類ごとに1回なので、試合中に拾ったアイテムを次々に落としていくほど効果が増えていく。
新マップのハートショーンモールは、新しいレルム「The Subdivisions」に置かれる。映画由来のマップではなく、このチャプターのために作られたオリジナルのマップだ。吹き抜けの広場の真ん中には緑色に光る噴水があり、人のいない通路や従業員用のバックヤードも見える。


パッチノートに添えられた紹介文は、初期からいるサバイバーのドワイトの子どもの頃の出来事を語っている。
10.3.0のPTBパッチノートより(日本語訳):
ドワイトはまだ5歳にもならないころ、ハートショーンモールで両親とはぐれた。かつては魔法のような逃げ場所だったそこは、もっと恐ろしいものへと歪んでいた。彼は「関係者以外立入禁止」と書かれた扉の向こうに隠れ、まったく別の場所にたどり着いた。静かだが、だからといって不穏さが薄れるわけでもない場所。何かが彼を呼んだ。その声についていき……気づくと家で目を覚ましていた。両親はどこへ行っていたのか話してくれと懇願したが、彼は答えなかった。思い出せなかったのだ。
ゴア表現は3段階で調整、パーク再調整も
設定メニューの「ゲームプレイ」タブで、流血や残虐表現の度合いを変えられるようになる。処刑の演出のグロテスクさを抑える切り替えがあり、血の色を緑がかった中間色に変えることもできる。「地域別ストリーマーモード」をオンにすると、これらに加えてプレイヤーの情報もすべて匿名になる。原作は流血表現の強さで知られる映画なので、チャプターと同じタイミングで入るのは理にかなっていると思う。

ほかにも、10.2.0で調整したパークの一部をさらに見直す。Dark Senseはトークン制になって発動の機会が増え、Calm Spiritの儀式・チェストの速度上昇は8/9/10%から23/24/25%へ上がる。殺人鬼側ではRavenousのExposedの時間が短くなり、Whispersの範囲外でのHasteは5%から7%へ増える。
PTBで試したものがそのまま製品版に入るとは限らず、11月下旬の正式配信までにどこが変わるかはこれからにゃ。
関連記事
『Dead by Daylight』に『NieR:Automata』コレクション、10月7日に登場
霧の森に『NieR:Automata』がやって来るにゃ。日本公式Xが10月7日のコレクション登場を告知。前日には「通信が乗っ取られた」という謎めいた画像も出ていたよ。
鏡で覚えた自分の顔だけが手がかり、クローン狩りホラー『It Has My Face』は1,200円
群衆の中に紛れた「自分と同じ顔」を探して先に始末する一人称ホラー。無料体験版もあり、正式版になってからは毎日の日替わりランやレトロ画面フィルターも増えているにゃ。
3000時間遊んで「嫌いな時間のほうが多い」 r/Steamで遊び込んだのに勧めないゲームの告白が集まる
Steamでいちばん長く遊んだのに、人には勧めない。そんなゲームを挙げ合うスレッドがr/Steamで伸びているにゃ。上位に並んだのはDead by DaylightとDota 2。何千時間も遊んだ人たちが、それでも勧めない理由を語っている。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。