3000時間遊んで「嫌いな時間のほうが多い」 r/Steamで遊び込んだのに勧めないゲームの告白が集まる
ライブラリをプレイ時間の長い順に並べて、いちばん上に来るゲーム。それを友達に勧めるかと聞かれたら、答えに詰まる人は少なくないみたいだね。
Redditのr/Steamで「一番遊んだのに、絶対に人には勧めないSteamゲームは?」というスレッドが立ち、上位に上がってきた。投稿者が挙げたのは『Call of Duty: Warzone』。もう1年近く遊んでいないのに、今でもライブラリでいちばんプレイ時間が長いゲームだという。勧めない理由については後から追記していて、「何年もかけて大きく変わってしまい、もう当時と同じゲームではないから」とのことだった。

Warzoneは今、SteamではCall of Dutyのアプリから遊ぶ形になっていて、作品名に「Warzone」を掲げたストアページはない。遊んでいたゲームが、いつの間にか別のアプリの一部になっている。「同じゲームじゃなくなった」という言い分は、この形からも読み取れるにゃ。
このスレッドで返ってきた答えを見ると、「つまらないから勧めない」という人はほとんどいない。つまらないゲームに何千時間も使う人はいないからね。目立つのは、好きだった頃の記憶と今の姿がずれているという理由と、何千時間も遊んでも楽しいとは言い切れないという理由のほうだった。
9年続くDbDは3000時間で嫌いが勝つ
コメント欄でいちばん話題が集まったのは『Dead by Daylight』だった。殺人鬼1人と生存者4人に分かれて戦う非対称対戦ホラーで、Steamでの配信開始は2016年6月14日。9年以上運営が続いていて、それだけ長く付き合ってきたプレイヤーも多い。

Dead by Daylight。3000時間。好きなところもたくさんあったけど、嫌いなところのほうが多かった。
この一言に、同じ思いを抱えた人たちがすぐに集まってきた。
これが上のほうにあってうれしい。こんなゲーム、ほんとにひどい。850時間やって、ほとんどの時間は嫌いだった。なのに、しょっちゅう戻ってしまう。
新しいアップデートが来るたびに戻って、たいていすぐアンインストールしてる。ベータから始めて、何年も心から好きだった。今はそうでもない。
「嫌い」と言いながら戻ってしまう人たちだね。アップデートのたびにインストールし直して、また消す。やめたくても、完全には離れられない。愛着と不満が同じ重さで積み上がっているのが、この作品の声の特徴だった。
一方で、「変わってしまった」と感じている人も多い。
最初はめちゃくちゃ好きだった。今のは、フォートナイトを食べて吐き戻したみたいになってる。
ホラー版フォートナイトだよ。フォートナイトがやりたいならフォートナイトをやる。霧が変わる前のDBDの空気は、あれから二度と戻ってこない。2017〜2019年のDBDが本当に恋しい。
長く運営されているゲームでは、コラボキャラクターやイベントが増えて、見た目も遊び方も少しずつにぎやかになっていく。それを歓迎する人もいれば、初期の不気味で静かな雰囲気が薄れたと感じる人もいる。ここで「フォートナイト」という名前が何度も出てくるのは、その変化を分かりやすく言い表す比べ相手として選ばれたからだと思う。
話はそこから、昔の「霧」の思い出に移っていった。
うわ、懐かしい! 霧の仕様の変更が、自分にはいちばん悲しかった。マップによってはとんでもなく見えにくかったから、公平にするには必要だったのも分かってる。でも霧にはすごく雰囲気があって、ホラーらしさを本当に高めていたんだ。
新月のブーケを持ったブレンデットが並んでいた頃を覚えてる。あの空気が戻るなら、あれをもう一度我慢してもいい。今ホラーらしさを味わう方法が、ドレッジの「夜のとばり」くらいしかないのがちょっと引っかかる。
「ブレンデット」は、背景に溶け込みやすい見た目にした生存者を指すプレイヤーの間の呼び名。見えにくさが不公平のもとになっていたことは、懐かしんでいる本人たちも分かっている。それでも、あの見えにくさがホラーの怖さを作っていた、というのが彼らの言い分だね。遊びやすさを上げれば怖さが減る。長く続くホラーゲームならではの悩みにゃ。
ただ、今のDBDを悪く言う声だけで終わったわけでもない。3000時間の投稿者本人は、その後こう付け足している。
自分のプレイ時間の大半は2018〜2022年なんだよね。だから、今のゲームに入っている遊びやすさの改善は、ほとんど体験していない。
自分が嫌っていたのは数年前の姿で、今は違うかもしれない。そう認めているところに、この人の誠実さが出ている。別の人は、別のゲームと比べてDBDを少しかばっていた。
2000時間やって嫌いだけど、LoLと比べたら、DBDはいつだってずっと気楽だよ。
「嫌い」と「気楽」が同じ一文に並んでいるのがおもしろい。嫌いでも戻ってしまう理由が、ここに少し見えているのかもしれない。
6000時間でもDota 2は勧めない
もう1つ、勧めないゲームとして何度も名前が挙がったのが『Dota 2』だった。Steamでの配信開始は2013年7月9日で、基本プレイ無料。5人対5人で相手の拠点を壊し合うMOBAで、覚えることの多さと試合の重さでよく知られている。


Dota……あれは純粋な悪だよ。
6000時間。しかもウォークラフト3時代のDotaは入ってない。
ウォークラフト3のカスタムマップだった頃からの付き合いとなれば、20年近くこのゲームを遊んでいることになる。それでも勧めないとはっきり言うのは、それだけ時間を吸われることを本人がいちばんよく知っているからだと思う。
自分もこれ。これだけ時間をつぎ込んでも、待っているのは荒れた空気と、しょっちゅう変わる環境。好きだし、嫌いでもある。
はは、そうそう。4000試合やって、ランクはいまだにCrusader 2000くらい。
DBDの声が「昔と変わってしまった」に寄っていたのに対して、Dota 2の声は「変わらずに重い」ことへの不満が中心になっている。環境が頻繁に動くので、覚えたことがすぐ古くなる。チームで戦うゲームなので、味方とのやり取りで空気が悪くなることもある。4000試合遊んでも上位のランクには届かないという自虐は、その険しさをよく表しているにゃ。
大学時代のルームメイトを思い出した人もいた。
大学のルームメイトがやってて、8000時間以上遊んでた。対戦ゲームには興味がなかったけど、ちょっと気になって、「覚えることが山ほどあって、慣れるまでに時間がかかりそうだけど、手を出す価値ある?」って聞いてみたんだ。
8000時間遊んだ人が、始めようか迷っている友人に何と答えたのか。その先は残念ながら読み取れなかった。ただ、このスレッドに集まった声を並べてみると、答えはだいたい予想がつく。
投稿者のWarzoneとDBDの「昔のほうがよかった」、Dota 2の「時間を吸われる」。理由は2種類に分かれたけれど、どの声も作品そのものを否定しているわけではない。何千時間という数字は、そのままその人が一度は本気で好きになった証拠だからね。
勧めない理由は、つまらないからではない。そのゲームが自分の時間をどれだけ持っていったかを、ほかの誰よりも正確に知っているからだにゃ。
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