『No Man's Sky』無料アプデ「FORSAKEN」配信、宇宙の運び屋と不気味な遺物集めが加わる
深宇宙の前哨基地で小包を預かり、コルベットに積んで別の星系まで届ける。そういう地味で、どこか後ろ暗い仕事が『No Man's Sky』に加わったにゃ。Hello Gamesが無料大型アップデート「FORSAKEN」(Update 7.10)の配信を始めていて、テーマは公式いわく宇宙の「暗い側」。廃墟から遺物を拾い集め、正体のよく分からない商人と取引し、生き物めいたパーツで船を組み上げる。ハロウィンの時期に合わせた、少し不気味な更新になっている。
内容は公式のアップデートページにまとまっていて、同じタイミングでiPhone/iPad版の配信も始まった。
新しい「Space Courier(宇宙の運び屋)」ミッションは、深宇宙の前哨基地で受けられる配達の依頼だよ。荷物を受け取り、指定された場所まで運ぶのが仕事になる。受けるにはコルベットと「Gravitino Coil」が必要で、星系をまたいで飛び回れる船を持っていることが前提の作りだね。

依頼先が別の恒星系にあるときは、星図の上にミッションのアイコンが付くようになった。これが後で触れる新しいワープ機能とつながっていて、荷物を抱えたまま隣の恒星へまっすぐ向かえる。


遺物「形見」を拾うと、境界の怪物が寄ってくる
FORSAKENの柱は、銀河のあちこちに散らばった「Mementos(形見)」集めにゃ。見つかるのは、寄生されて荒れた前哨基地、深宇宙に漂う残骸、遺棄された貨物船、惑星の発掘現場。ただし回収すると「boundary horrors」と呼ばれる敵対的な存在を呼び寄せてしまうので、拾うだけで済む話ではない。


集めた形見を引き取ってくれるのが、宇宙ステーションの前哨基地で呼び出せる「Forsaken Traders」という奇妙な商人たち。形見と交換で、コルベット用のコックピットや居住区画、生体的な見た目の船体パーツが手に入る。さらに保存した幼虫(grub)と引き換えに、新しいマルチツール「Larva Cannon」も売ってもらえるよ。


回収を続けた人への報酬もある。頭部が幼虫入りの水槽になったような外見のヘルメット「Larva Tank」と、称号「Mind Harvester」。どちらも外見を上書きする装飾で、性能を変えるものではないみたいだね。

商人から手に入るコルベット用モジュールは数が多い。新しいコックピットと内装として名前が挙がっているのは、Vantage、Hornet、Viper、Mantis、Legionの5系統。これに加えて「sinister」と形容される不気味な生体モジュールがいくつも用意された。
外から見ると、骨や殻のような曲面が船体を覆っていて、これまでのコルベットの金属的な組み立てとはかなり雰囲気が違う。内側も同じで、コックピットの計器まわりやLegion系の居住区画は、有機的な質感と暗い照明でまとめられている。
深宇宙の前哨基地にあるホロアリーナでのクリーチャーバトルにも、独自のルールで挑んでくる新しい対戦相手が加わったにゃ。
隣の恒星へは、銀河マップを開かずにそのまま飛べる
遊び心地をいちばん大きく変えそうなのが「Seamless Warping」。これまで星系間のワープは銀河マップを開いて行き先を選ぶ手順が必要だったけど、近くの恒星なら空間に見えている星を直接狙って、そのまま飛んでいけるようになった。宇宙の運び屋として星系を渡り歩くなら、この手間が減るのは大きいと思う。


画面まわりでは「Minimal HUD」モードが入った。コンパス、環境ハザードの保護ゲージ、ミッション通知を個別に「Minimal」に設定でき、不要なマーカーも減らせる。景色を眺めたいときや、スクリーンショットを撮りたいときに効く設定だね。

マルチツールのモード切り替えも、ラジアルメニュー(リング状の選択画面)から選べるようになった。細かな改善は他にも多く、パッチノートの「Quality of Life」の項目は次のとおり。
公式のパッチノートより・日本語訳
- 深宇宙に建てた軌道上の建造物をアップロードできるようになった
- 小惑星や残骸から得られる素材のガイドを改善
- COSMOSアップデートで追加された素材をカタログでピン留めできるようになった
- ステーションの装飾パーツをカタログに追加
- 惑星の交易前哨基地にコルベット用の着陸パッドを追加
- Oxygen Harvesterを惑星の地表のどこにでも建てられるようになった
- リサーチツリーの配置、ミッション文、星系マップの説明、サルベージミッションの名称を改善
宇宙空間の基地のアップロードは、前回のCOSMOSで作れるようになった深宇宙の拠点を、ほかのプレイヤーが訪ねられるようになるという話。ステーションの装飾パーツや素材のピン留めも含めて、前回の更新で広がった宇宙空間での遊びを使いやすくする調整が並んでいる。

このほか、通知のちらつきや超横長画面での操作割り当て、Windows Mixed RealityのVRで左手操作時に分析バイザーが正しく動かない問題などの修正、テレポーターの処理やVR・Xbox Series・PS4でのテクスチャメモリの最適化も入っている。
FORSAKENに合わせて、iPhoneとiPadで遊べるiOS版の配信も始まった。家庭用機・PCと同じゲーム本編がそのまま入っていて、タッチ操作向けに作り直したUIと、バッテリー消費を抑える最適化が施されているのが特徴だよ。最初は無料で試せて、気に入ればアプリ内の1回の購入で全編を解放する形になっている。
アップデートは無料で、Steam版にもすでに届いている。
荷物を運ぶ先の星が、マップを開かなくても窓の外に見えている。FORSAKENでいちばん変わったのは、たぶんそこだにゃ。
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