『The Elder Scrolls VI』の正式名は『Sentinel』 Bethesda 40周年映像の最後にロゴ公開
『The Elder Scrolls VI』の正式なタイトルは『The Elder Scrolls VI: Sentinel』に決まった。2018年のE3で開発が明らかになってから、数字の「VI」しかなかったタイトルに、8年たってやっとサブタイトルが付いたにゃ。
名前が出てきたのは、Bethesda Game Studiosの40周年を祝う映像「Celebrating 40 Years of Bethesda Game Studios」の最後。トッド・ハワード氏がスタジオのこれまでを振り返る、長めの映像だよ。ロゴの部分は、Bethesda Softworksの公式チャンネルに「The Elder Scrolls VI: Official Name Reveal」という別の動画としても上がっている。
ロゴの前に出た一節が、ハンマーフェルを名指ししている
ハワード氏は映像の終わりで、「みんなにいつも『Elder Scrolls 6』のことを聞かれるから、この節目は、その本当の名前を伝えるのにぴったりだと思った」と前置きしてから、名前を明かした。
画面では砂が風に吹き飛ばされていき、ハンマーフェルの女王イラドネに仕える「モス司祭(Moth Priest)」ヤザールの言葉として、こんな一節が出てくる。
公式映像より(日本語訳)
巻物が見せたのは、かすかな揺らめきだけ。わずかに持ち上げられたヴェールの向こう。失われた未来。覆された勝利。運命に散らされた時の砂。
このあとにロゴが出て、「タムリエルへの次の旅へ」という一文で映像は終わる。
Sentinelは、シリーズの中ではハンマーフェルにある港町の名前。ハンマーフェルはレッドガードの故郷で、『スカイリム』の舞台から見ると南西にあたる地方だね。今回の映像には「舞台はハンマーフェル」とはっきり書かれた字幕はない。それでも、Bethesda Game Studiosは公式Xで「やっと名前と場所(location)を明かせた」と書いているから、一節に出てきたハンマーフェルが舞台を指していると読むのが自然かもしれない。
同じ投稿には「開発は続いていて、次に何かを見せられるまでには、しばらく時間がかかる」ともある。発売日と対応機種については、今回は何も触れられていない。映像に出てきたのも砂とロゴだけで、ゲーム画面は1枚もなかった。
最初のティザーから今回の名前まで、ゲームプレイを見せない発表が続いたことには、前から不満の声があった。
Redditの反応――「スカイリムの続きで十分」か、「もう通用しない」か
r/Gamesに公式動画が投稿されると、トップ近くまで上がった。最初に目立ったのは、名前を知るためだけに動画を開かされることへのぼやきだった。
TESVI: Sentinel。タイトルに書いておいてくれよと思っている人、動画を見たくない人のためにどうぞ。
これに乗っかって「この映像を作った1人の社員が泣いてるよ」と茶化す人がいて、そこに「1人じゃなくて、CGアーティストもコンポジターも編集もプロデューサーもサウンドもいるはず」と返す人も出てきた。数十秒のロゴ映像の裏にも、それなりの人数が関わっているわけだね。
話の中心はすぐに、Bethesdaにまだどれだけ期待できるのか、という方向へ移っていった。
言っていることは分かる。でも『Starfield』があれだけ期待外れで、『スカイリム』もこれだけ古くなった今、名前の発表みたいな小出しをされても盛り上がるほどの貯金は、Bethesdaにはもう無いと思う。
スカイリムが出てから、オープンワールドRPGのハードルは上がった。『エルデンリング』や『バルダーズ・ゲート3』『ティアーズ オブ ザ キングダム』に並ぶ、評価90点超えのGOTY候補を出さないといけない。
これには反論もはっきり出ている。
砂漠になったスカイリムでも、きっと売れるよ。今挙がったどのゲームも、TESと同じ欲求は満たしてくれない。
議論が深まったのは、「なぜ『Starfield』はうまくいかなかったのか」という点だった。『Starfield』は楽しんだと前置きしたうえで、こう書く人がいる。
Bethesdaのゲームのよさは、好きな方角を決めて歩いていくだけで、場所やクエストに出くわすところ。『Starfield』には、スカイリムやFallout 3/4みたいなさまよい歩く楽しさがなかった。
そこから話は自動生成コンテンツへ進んだ。『Fallout 4』の「また別の居住地が助けを求めている!」が今もネタにされているのはそのせいだ、という声に対して、昨年『オブリビオン』を遊んだ人は、2005年の作品にもすでに手続き型のイベントがかなり入っていたと書いている。手作りと自動生成を混ぜるやり方は、最近始まったものではないという見方だね。Radiantクエストの仕組みは、『スカイリム』の発売前の宣伝でも売りの1つになっていた、と付け加えた人もいた。
一連のやり取りを締めくくるように、こんな声も高く評価されていた。
正直、スカイリムが今初めて出たとしても、ものすごく売れて評価も高いと思う。あれだけいろんな機種で売り続けられ、今も遊ばれているのには理由がある。ES6が成功するには、ちゃんと面白ければそれでいい。
「スカイリムの焼き直しでは足りない」という意見と、「手作りの探索さえ戻ってくればそれで勝てる」という意見。どちらも、『Starfield』で物足りなかったものを、次のTESに取り戻してほしいと考えている点では同じだ。答えが分かるのは、Bethesdaが「しばらく」と言った時間がたってからだにゃ。
関連記事
ベセスダの組合、モントリオール開発者に「法定最低限」の解雇通知と告発 ― Fallout新作発表と同じ日
7月6日には「9月までは在籍」と説明されていたはずが、17日の終業間際にメールで解雇通知。ベセスダの従業員組合が、カナダの対象者に示された条件を公開したにゃ。
『The Elder Scrolls VI』発表から8年で公式映像は1本、r/gamingで予告文化に不満
ゲームプレイを見せない発表トレーラーは何のために出るのか。r/gamingの議論では「投資家と求人票のため」という読みが並び、8年目のTES VIが引き合いに出された。
『Fallout: New Vegas』の超大型Mod「New California」がGOGでワンクリック配信開始、本体は60%オフ
Vault 18から始まる非公式前日譚が、GOGの公認Modとして無料配信スタートにゃ。本体のUltimate Editionも40周年セールで7.99ドルまで下がってる。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。