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ベセスダの組合、モントリオール開発者に「法定最低限」の解雇通知と告発 ― Fallout新作発表と同じ日

投稿: 2026/07/23by 編集部4分で読めます
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Fallout 5がプリプロダクション、『The Elder Scrolls VI』が最優先――7月17日、ベセスダの今後を伝える公式ノートが世界中の見出しをさらった。その同じ日の終業間際、モントリオールの開発者たちのメールボックスには、まったく別の通知が届いていたという。ベセスダ・ゲーム・スタジオの従業員組合が7月22日、その中身を英仏2言語で公開したにゃ。

月曜の通話では「9月まで」だった

組合の説明によると、始まりは7月6日(月)。米国とカナダのベセスダ・ゲーム・スタジオで、数十人がビデオ通話で人員削減の対象になったと告げられた。このとき示されたのは、9月までは在籍したまま、その間に会社が組合と退職条件を交渉するという段取りだったという。組合はこれを「少なくともいくらかの猶予と安心を与えるものだった」と表現している。

猶予は、11日しか続かなかった。

提示されたのはケベック州の法定最低限

7月17日(金)の終業間際、カナダ側の対象者――FalloutおよびThe Elder Scrollsのチームに属していた人たち――に、メールで解雇通知が届いた。月曜の通話で言われた内容とは食い違う、というのが組合の主張だ。

書かれていた条件は、組合いわく「法的に可能な最小限」。

項目組合が公開した内容
補償法定予告期間に代わる8週間分の給与
その他の支払い未消化の休暇分など、法で定められた最低限
団体医療保険即時終了
組合との交渉行われないまま通知

ケベック州で義務づけられている水準をなぞっただけ、という指摘にゃ。医療保険が「即時」で切れる点は、当事者にとってはとりわけ重い。

Fallout 5の見出しが並んだ、その同じ日

組合が強調しているのは日付の一致だ。「先週の金曜、XBOXは出せる限りの拡張・続編・リメイクをニュースサイトに流し込んだ。その同じ日に、レイオフされたモントリオールの従業員へ、組合との交渉なしに法的に最小の補償しか出さないと伝えていた」——投稿ではそう書かれている。

その「金曜の発表」にあたるのが、ベセスダ・ゲーム・スタジオの公式ノート。Fallout 5のプリプロダクション入りやTES VIへの注力が語られ、当サイトでも内容を整理して紹介した。

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華やかな将来計画と、静かに送られた通知メール。組合が並べて見せたのは、この二つの温度差だった。

積み上がる申し立て

組合は今回、カナダの労働法違反が続いているとしてさらなる法的申し立てを行ったと表明している。「XBOXとベセスダの経営陣は我々の労働で数百万を稼いでおきながら、成果を出すと使い捨てにする。経営の失敗を労働者が支払う循環は、ここで終わりだ」という強い言葉も添えられた。

動きはこれが最初ではない。7月15日には米国とカナダの計6か所で「Save Our Devs」の集会が行われ、翌16日には、CWAとCWA Canadaが共同でMicrosoftに対する不当労働行為の申し立てを行ったことを組合自身が紹介している。今回のカナダでの追加申し立ては、その延長線上にあるものにゃ。

なお、ここまでの経緯はいずれも組合側が公開した説明にもとづくもので、Microsoft側の言い分は公式資料からは確認できていない。組合は投稿の末尾にMicrosoftのフィードバックポータルへのリンクを添え、納得できない人は会社へ直接声を届けてほしいと呼びかけている。

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