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『Firva: Strings of Fate』、10月のSteam Next Festに体験版で出直す 5人・予算20万ドル未満のダークファンタジー

投稿: 2026/10/04by tobariware約5分で読めます
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6月のSteam Next Festに出るはずだったのに、開催中に自分から抜けたゲームがある。Gord Gamesのダークファンタジーアクション『Firva: Strings of Fate (Part 1)』だ。理由は、体験版を遊んだ人たちから「このままではもったいない」と言われ続けたから。それから4か月、10月のNext Festに体験版を持って戻ってくるにゃ。

10月のSteam Next Festは10月20日午前2時から10月27日午前2時まで。開発元は、この期間に遊べる体験版を用意すると告知している。記事を書いている時点では、ストアページにまだ体験版のダウンロード欄は出ていない。

Next Fest離脱、体験版は10月へ再挑戦

経緯はSteamの公式アナウンスに残っている。6月のNext Festに向けて体験版を出したところ、好意的な声もあった一方で、遊んだ人の多くが口をそろえて「まだ生焼け(undercooked)だ」と指摘したそうだ。期間中にできる限り手を入れたものの、終盤の修正で別の不具合まで出てしまったという。

そこで開発チームは「今のビルドはこのゲームを一番良く見せる姿ではない」と判断し、6月のNext Festからの離脱を告知。10月の回を狙い直すと宣言した。直後のアップデートではメインメニューに設定画面を足し、倒されたあとにキャラクターが回転したり滑り続けたりする不具合を直している。体験版のプレイヤーにはフィードバックと引き換えに製品版のキーを配る企画まで用意していて、意見を集めることにかなり本気だったみたいだね。

9月には中国・上海のChinaJoy × Game Connection 2026にブースを出展し、Game Development AwardsのBest Storytelling部門にノミネートされた。受賞は逃したものの、その報告の中で「今後数週間で、開発の現状や新しいゲームプレイ、そして次の体験版について話していく」と予告していたのが、今回の10月出展につながっている。

開発元が出したプレスリリースでは、制作体制はフルタイムのメンバー5人、予算は20万ドル(約3,000万円)未満とされている。その規模で、探索・環境パズル・足場を渡るアクション・近接戦闘を詰め込み、約40分ぶんのシネマティックシーンまで用意した。大手の予算が無くても“AA級に見える”ゲームを作れるのか——という試みとして打ち出しているにゃ。

カメラは自由に回せる三人称視点ではなく、場面ごとに構図が決められた固定カメラ。静かな場面から大がかりな見せ場まで、「遊ぶだけでなく見るために作った」体験だとストアでは説明している。舞台は密林、忘れ去られた遺跡、夢のような風景にまたがり、隠し通路や景色に込められた物語も探せるという。

舌なき戦士Firvaとオオカミの復讐譚

主人公のFirvaは舌を持たず、言葉を話せない戦士。荒々しい自然の中で動物たちに囲まれて育ち、生き延びるすべは身につけたものの、どこにも居場所を見つけられなかった人物として描かれる。祖先から伝わる謎めいた弓との結びつきが、彼女を宿命の先まで続く復讐の旅へ引きずり込んでいく。

舞台はダークファンタジーの世界「Ramirtana」。オオカミの相棒を連れたFirvaの物語は、正体の分からない語り手の言葉に導かれ、視点を変えながら少しずつ明かされていく。セリフで心情を説明できない主人公だからこそ、動きやアニメーション、周りの世界そのもので物語を伝える作りになっている。「書かれた運命は変えられないが、その一瞬一瞬を感じることになる」というストアの一文が、このゲームの方向性をよく表しているね。

戦闘は、正確な回避・タイミングを合わせたパリィ・攻めのコンボの3つが軸。敵は容赦なく、1回のミスが重くのしかかるという。攻めるか避けるかの見極めと、相手の隙を突く間合いが勝負で、物語が進むにつれて精神的に追い詰めてくるボス戦も待っている。

Steamのストアページの表記では、日本語はインターフェースと字幕に対応していて、音声は入っていない。フルボイスに対応しているのは英語だけで、ほかに韓国語・簡体字/繁体字中国語・ロシア語・ウクライナ語・インドネシア語が日本語と同じ扱いだよ。

  • 対応機種: PC(Steam)
  • 発売日: 未定
  • 最低動作環境: Windows 10、Core i5-7600 / Ryzen 5 1600、メモリ8GB、ストレージ20GB
  • 推奨動作環境: Windows 11、Core i7-7700K / Ryzen 7 3800X、メモリ16GB

タイトルに「Part 1」と付いているとおり、物語は分割して届ける構成だ。

固定カメラ越しに見る、言葉を持たない戦士の復讐劇。6月に「生焼け」と言われた体験版がどこまで焼き上がったのかは、10月20日から確かめられるにゃ。

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