肉塊を挽いて血で強化する『Flesh Grinding』、2026年第4四半期に発売予定
目標は、まず10キロ。何の目標かというと、挽いた肉の重さだよ。
『Flesh Grinding』は、薄暗い地下室で肉のかたまりを機械に放り込み、出てきた血液で設備を強化していく一人称視点のホラーゲーム。開発はDeVil House、パブリッシャーはMolter GamesとSpaceJazzが担当する。日本語の説明文では『血と肉の儀』という名前で紹介されている。ジャンルは、数字が増えるのを眺めながら強化を重ねていく「インクリメンタル」で、そこにレトロな3Dのホラーを掛け合わせた作りにゃ。
点滴が尽きる前に肉を挽いて機械を強化する
やることはとても単純。床に積もった肉塊を拾い、挽肉機まで運んで入れる。こぼれた血液を回収する。その血で機械を強化する。この繰り返しだよ。

ただし、作業のあいだは「エキス」と呼ばれる資源が減り続ける。画面の端には点滴の袋がぶら下がっていて、その残量が作業を続けられる時間になる。手元の肉塊を血液に変えて強化に回すか、それともエキスの補給に使うか。ただ速く運ぶだけでなく、限られた資源をどこへ振り向けるかまで考えさせる仕組みだね。
強化の幅は、一度に挽ける量を増やす、肉塊が落ちてくるペースを早める、得られる血液を増やす、といった具合。進めるうちに運搬用のカートや奇妙な装置も解放され、新しい機械を入れるか、今ある設備を伸ばすかの選択が続いていく。血液のタンクには容量の上限もあり、回収の手間をどう減らすかもやりくりの一部になる。
強化を選ぶ画面は、古びた紙に機械のアイコンを線でつないだツリーになっている。持っている血液の量と、肉の目標(最初は10キロ)が並び、下には「go back to work」、つまり「仕事に戻れ」のボタン。目標を達成すると、モニターに大きく「GOAL REACHED」と表示される。


ノルマ、効率化、残り時間、そして休む間もなく作業へ戻される流れ。ゲームの言葉づかいが、そのまま職場のそれに重なっている。公式の紹介文も「増えていく数字は心地いい」「あと一回だけ、強化したい」と、放置系ゲームのやめられなさを隠そうとしない。そのうえで、最後を「その手を、止められますか。」と結んでいる。気持ちよく効率を上げていくほど、何のために挽いているのかが分からなくなっていく——肉のかたまりを相手にした「労働」のゲームとして読まれるのも、無理はない作りだと思うにゃ。
挽肉機の前だけがゲームのすべてではない。施設を歩き回ると手紙や記録が見つかり、それをつなぎ合わせることで、この場所で何が起きたのかが少しずつ見えてくる。紹介文には「妙に丁寧な指示」「親しげなのに落ち着かない言葉」とあり、誰かに見られている感覚もつきまとう。地下室の壁には「I LOVE YOU」の赤い落書きがあり、暖かい光に照らされた木造の部屋や、聖像の飾られた一角も見える。ストアのタグには「マルチエンディング」も付いている。
製品版の発売時期は2026年第4四半期で、具体的な日付と価格はまだ発表されていない。対応OSはWindowsで、最低動作環境はWindows 10、Ryzen 5 2600、メモリ8GB、ストレージ2GB。
- 製品版の対応言語: 英語・スペイン語(スペイン)・ポルトガル語(ブラジル)・中国語(簡体字)・日本語・中国語(繁体字)の6言語。いずれもインターフェースと字幕のみで、音声に対応した言語は無い
- 体験版: Flesh Grinding Demoとして配信中。対応言語は英語・スペイン語(スペイン/中南米)・ポルトガル語(ブラジル)で、日本語は含まれていない
体験版で挽ける肉の量はわずかでも、最初のノルマは10キロ。製品版では、その先の目標がどこまで続くのかにゃ。
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