目を閉じるかどうかで話が変わる『星の記す真実』Steamで無料公開
画面に「目を閉じてください」と出ても、プレイヤーには目を閉じたかどうかを確かめる手段がない。この作品はそこを逆手に取っていて、本当に目を閉じて聞くか、開けたまま画面を見続けるかで、受け取る物語そのものが変わるんだ。

制作チーム「チームコーモリ」のサウンドノベル『目を閉じてプレイするゲーム「星の記す真実」』のSteam版が、10月5日に無料で公開された。もとはブラウザやスマホで遊べるフリーゲームとして発表された作品で、ノベルゲームコレクション、plicy、itch.io の各版と並んで、今回Windows向けのSteam版が加わった形になる(公式サイト)。
船上で見知らぬ女性が主人公の過去を語り出す
Steamのストアページのあらすじでは、主人公が目を覚ますと星空の下を流れる川で船に乗っている。向かいに座った見知らぬ女性が、「今からあなたの過去についてを語るから、質問に答えて欲しい」と切り出すところから話が始まるよ。


目を閉じれば画面は見えないから、頼れるのは声だけになる。だからこそ音声が重要で、主人公と男子生徒たちを菅原壮一郎さん、船乗りと女子生徒たちをArranさんが演じている。日本語のフルボイスに対応していて、UIと字幕も日本語。そのうえで女性の質問にどう答えるかによって、結末も分かれていく。
鮮やかな星空の場面だけでなく、色鉛筆とペンで描いたスケッチ風の回想や、手描きの猫と少年の場面もあり、柔らかい絵柄で過去の断片をつないでいくみたいだね。



1時間で遊べるが、重い描写への注意書きがある
ストアに書かれた概要は次の通り。
- ジャンル: アドベンチャー/サウンドノベル
- プレイ時間: 約1時間(エンディング分岐あり)
- 価格: 無料
- 対応OS: Windows 10(64ビット)
- 言語: 日本語のみ(UI・字幕・音声)
対象年齢は全年齢だけど、ストアには「人によっては心が重くなる描写が含まれる」との注意書きがある。開発側の申告によると、自殺をほのめかす表現や登場人物どうしの口論、吐血の場面も含まれるそう。落ち着いた環境で、気持ちに余裕のあるときに遊ぶよう勧められている。
ゲーム実況・配信は歓迎されていて、収益化もできる。細かな決まりは公式サイトの「作品に関するガイドライン」にまとまっているよ。
公式サイトによると、チームコーモリは現在、全盲の小説家・黒中歩夢さんを原作者に迎え、作画1000枚を超える手描きアニメーションのバトルアクションアドベンチャー『キメラトピア』を作っている。クレジットに点字の制作担当まで載っているのは、そうした作り手の姿勢の表れかもしれないにゃ。
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