『Humblets』がKickstarterで目標の3倍超え 「指輪物語×どうぶつの森」を掲げる協力アドベンチャー
支援コースのひとつに「岩になれる」というものがある。支援者が書いたセリフを、ゲームの世界に転がる岩が喋るという変わった特典だよ。この岩のコースを含むKickstarterのキャンペーンを9月15日に始めたのが、Berry Biteが開発し、HypeTrain Digitalがパブリッシャーを務める『Humblets』。目標の4万ユーロは初日に集まり、締め切りまで残り数日のいま、支援額は12万ユーロを超え、支援者は2,000人を上回っている。目標の3倍を超えた計算だにゃ。
指輪物語×どうぶつの森から着想が生まれた
開発チームが10月9日に公式チャンネルへ上げた短い動画の題は「The Lord of the Rings x Animal Crossing」。動画の説明文では、大きな着想の元が2つあると書いている。『どうぶつの森』の居心地のよさと、『ロード・オブ・ザ・リング』でホビットたちがホビット庄を発つときの、あの冒険の始まりの感覚だね。
『どうぶつの森』と違って舞台はプロシージャルなオープンワールドで、中つ国と違ってモンスターはちゃんと友好的。『Humblets』はその2つの真ん中あたりにある
(公式YouTubeの動画説明より・日本語訳)
プレイヤーは「humblet」と呼ばれる小さな冒険者になる。世界は遊ぶたびに自動生成され、なだらかな丘や魔法の森のような景色を旅しながら、クラフト・家具づくり・カード集めを進めていく。1〜4人で遊べて、オンラインの協力プレイにも対応予定だよ。Steamのストアページには、まだ開発の初期段階で見た目などは変わる可能性がある、という断り書きが添えられている。
この作品では、決まった島に家を建てるのではなく、テントを担いで移動する。星空の下の好きな場所に張り、家具を置いたり鉢植えを育てたりして飾っていく。家具のレシピは旅先で見つける設計図から作る仕組み。友達と遊ぶときはテントどうしをつなげて、大きな家にできるみたいだね。お泊まり会のような使い方を想定しているにゃ。


相棒のペットも1匹つく。性格診断で決めてもらうことも、自分で選ぶこともできて、資源を集めたりアイテムを届けたりしてくれるという。キャラクターは角やしっぽ、服、リュックに付ける小物まで細かく作り込める。


モンスターとは剣で戦わない。決着はカードゲームでつける作りで、とぼけた顔の生き物を相手にするほか、強い敵には仲間と力を合わせて挑み、友達どうしで遊びの対戦もできる。カードは冒険の途中で拾い、作業台で強化し、ほかのプレイヤーと交換してデッキを育てていく。野生の動物とは仲良くなって資源をもらう形なので、ストアの紹介文も「遊び方に正解はない」とのんびりした方向を押し出しているよ。



冒頭の「岩になれる」コースには、ゲーム内の設定が下敷きにある。開発中のNPCに、宝石や土の中の宝物を探している岩の商人「Rogguria, Lord of the Rocks」がいて、宝石と引き換えに服や家具のレシピ、彼だけのカードをくれるという。この商人にちなんで、支援者のセリフを喋る岩をプロシージャルな世界のあちこちに置く特典を作った、と公式の動画説明で明かしている。
岩はランダムに現れて支援者のセリフを話し、また普通の岩に戻る。毎日新しく湧くので、どの岩にもいつかは聞いてもらえるチャンスがある。うるさくなってきたら、オフにすることもできる
(公式YouTubeの動画説明より・日本語訳)
いちばん下の部分まで遊び心を通した特典だにゃ。キャンペーンの支援者は、アルファ版のテストプレイに参加できるコースも選べる。
キャンペーン開始から1週間ほどの9月21日には、「We don't use AI!」という題の動画も出している。SNSでAIを使っているのではと言われることがあり、それに答えるために作ったという。
私たちはAIを使ったことはないし、これからも使わない。近道は安上がりだけど、本物のアートには時間をかける価値がある
(公式YouTubeの動画説明より・日本語訳)
同じ説明文の中で、人間のアーティストと組んで作っていることにも触れている。手描きのような柔らかい見た目の作品なので、この点をはっきり言っておきたかったみたいだね。
Steamのストアページでは、対応機種はWindows、発売日は「近日登場」のまま。対応言語は12言語で、日本語もその中に入っている。ただしストアに音声付きと表示された言語はなく、日本語で読めるのは画面の表示と字幕になる。
12万ユーロを集めたいま、決まっていないのは発売日だけだにゃ。
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