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日本語化してほしいゲームに投票する「LocHatch」がベータ公開、票は開発元へ

投稿: 2026/10/22by tobariware約4分で読めます
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Steamで面白そうなゲームを見つけても、対応言語の欄に日本語が無くて閉じてしまう。そんな「日本語なら買うのに」という声を、票の数で作り手に見せようというサービスが「LocHatch(ロックハッチ)」。株式会社ロックハッチが10月22日にベータ版を公開した。

使い方は単純で、日本語に対応していないゲームを探して「投票」を押すだけ。投票は無料で、PCとスマートフォンのブラウザから使える。投票するにはメールアドレスでの登録がいるよ。

「テキスト」か「音声」かを分けて一票を入れる

LocHatchの投票でおもしろいのは、どんな日本語化を望むのかを選べるところ。字幕やメニューを訳すテキストと、声まで日本語にする音声が分かれていて、片方だけでも両方にでも票を入れられる。翻訳と収録では手間も費用もまるで違うので、作り手にとってはこの区別があるだけで判断の材料がずいぶん具体的になるはずだね。

作品の探し方は3通りある。

  • 検索: ゲーム名から直接探す
  • ランキング: 日本語化を望む声が多い作品を一覧で見る
  • 特集: イベントの出展作をまとめたページから探す

票と一緒に、作り手に向けたコメントも残せる。集まった票とコメントは、LocHatchが開発元やパブリッシャーに届ける仕組み。ゲームのページには言語ごとの順位や直近7日間の投票数、公式の日本語化計画の有無が並ぶ表も用意されている。ランキングに出るのも直近7日間に増えた票の数で、累計の票数は公開していない。

ひとつ注意したいのは、一度入れた票は取り消せないこと。それと、投票はあくまで需要を伝えるためのもので、日本語化を約束するものではない。実際に訳すかどうかは開発元・パブリッシャーの判断と制作の条件しだいだと、LocHatchの紹介ページにもはっきり書かれているにゃ。

運営する株式会社ロックハッチの代表取締役は稲葉治彦氏。ゲームのローカライズに約30年携わってきた人物で、開発元・パブリッシャー向けには、テキストと音声それぞれの需要を確かめられるうえ、翻訳・音声収録・品質確認の相談にも乗るとしている。票を集めるだけでなく、その先の制作まで引き受ける構えだね。

公開初日の1位は『Blue Prince』だった

公開された10月22日の時点で、日本語化希望ランキングの先頭にいたのは『Blue Prince』。日ごとに部屋の並びが変わる屋敷を探索していくパズルアドベンチャーで、Steamでの対応言語は英語だけになっている。

2位以下には『破禁 Limbo Break』『Northern Saga』『Aurum: City of Chains』『Beneath the Dying Sun』が続き、10位までに『Ghost Yantra』『Walk Hero』『Twofold』『Blade & Burgers』『ATLYSS』が入った。ただ、1位でも直近7日間の票は3票、2位から5位は2票ずつ。始まったばかりで、順位はまだいくらでも入れ替わる段階だね。

特集は、PAX AUS 2026、BUSAN INDIE CONNECT FESTIVAL 2026、OSAKA INDIE GAMES SUMMIT 2026、東京ゲームショウ2026の4つ。東京ゲームショウ2026の特集には186作品が載っている。

表示を英語に切り替えると、逆向きのランキングも見られる。こちらは英語版を望む声の一覧で、『異界ノ宿帳』『報連喪症候群』『モノマギア・カンタービレ』『DevilConnection』のような日本語の作品が並ぶ。表示言語と投票する言語は別に扱われていて、画面を英語にしても、日本語化への票が英語化への票に変わることはない。

この先については、作り手と合意できた作品で日本語版の先行予約キャンペーンを行う計画がある。予約金は翻訳・音声収録・品質チェックといったローカライズの費用と、日本での発売に向けたマーケティングに充てるという。日本語以外のおよそ31言語への投票と先行予約、コミュニティ機能も追加していく予定。先行予約はまだ受け付けておらず、始めるときは対象作品・条件・代金の扱いを先に案内するとしている。

いまのところ、届けられるのは票とコメントまで。その票がお金と結びついて、日本語版の制作費になる仕組みが動き出せば、LocHatchの中身はかなり変わってくるにゃ。

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