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コロナ禍のサンパウロに閉じこもる俳優の心理ホラー『LOCKDOWN』がSteamに登場予定

投稿: 2026/10/12by tobariware約3分で読めます
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テレビの画面が青く光り、ポルトガル語で「緊急警報システム」の文字が浮かぶ。散らかったリビングのテーブルには、皿と地球儀と書類が置かれたままになっている。

M1G GAMES STUDIOSが開発中の『LOCKDOWN』は、2020年、COVID-19のパンデミックが始まったばかりのサンパウロを舞台にした一人称の心理ホラーだよ。主人公は風変わりで孤独な俳優のROCK SILVA。仕事が細っていく中で自宅アパートに閉じこもることになり、街も日々の暮らしも人付き合いも、そして本人の心の状態も、少しずつ崩れていく。開発にはMOATARAも名を連ね、Steamのストアページではすでにウィッシュリストに登録できるにゃ。

怪物は出てこない、怖いのは自分の部屋

ストアの紹介で目を引くのは、怖さの置き場所だね。モンスターやクリーチャー、ジャンプスケアには主に頼らず、脅威として挙げられているのは次のようなものだ。

  • 孤立と孤独、疑心暗鬼
  • 物資の不足、病気、体調の悪化
  • 隣人とのいさかい、家庭内暴力
  • 不安をあおるニュース、正体の分からない物音
  • 生活リズムの崩壊、部屋の荒れ、時間の感覚が失われていくこと
  • 人と接することへの恐れ

アパートは最初は避難所で、やがて閉じ込められる場所になり、最後には心の牢獄になる——という3段階の変化が、物語の軸として示されている。プレイヤーは「本当は何が起きたのか」「隣の部屋で何が起きているのか」「主人公が見ているものをどこまで信じていいのか」を、遊びながら疑っていくことになる。

窓、テレビ、のぞき穴から異変を拾う

物語をただ見せられるのではなく、主人公の毎日をプレイヤー自身が過ごす作りだよ。部屋の中を歩き回り、建物の限られた場所にも出られる。窓の外の景色やテレビ、玄関ののぞき穴、身の回りの物の変化を観察し、家事のような日課をこなしながら、部屋に残された手がかりから話を拾い集めていく。

中でも重視されているのが音。出来事の多くは、聞こえる音と聞こえない音を頼りに探ることになるそうだ。減っていく物資のやりくりも加わり、正気の度合いは数値のゲージだけではなく、プレイ体験そのものの変化で表すとしている。ネオン管の看板や映画のポスター、ソファの脇に立つ骸骨の模型が並ぶ部屋は、閉じこもる時間が長くなるにつれてどう変わっていくのか気になるところにゃ。

対応はWindows。ストアに載っている最低動作環境は、Windows 10(64bit)、AMD FX-6300相当のCPU、メモリ8GB、GeForce GTX 1050 Ti(4GB)相当のGPU、DirectX 12。言語は英語のインターフェースと字幕で、日本語には対応していないよ。英語の音声にも印は付いていない。発売日はストア上で「近日登場」、価格もまだ出ていない。

内容については、心理的な恐怖、強い言葉づかい、暴力、不穏な映像、死や病気への言及、家庭内の争い、喫煙や飲酒の描写を含むと開発元が明記している。

2020年の春を、部屋の中から見ていた人は多いはず。その数か月を、ホラーとして描き直す作品になりそうだね。

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