丸が砲台・線が壁になる『まるかいてドカン!』Steamページ公開、2〜8人で落書きを送り込みあう
罫線の入ったノートの上を、棒人間の行列がとことこ進んでくる。迎え撃つのは、マウスでぐいっと描いた丸や三角だ。
個人開発者のsoyukkeさんが手がけるお絵描きタワーディフェンス『まるかいてドカン!』(英題『Maru Kaite Dokan!』)のSteamストアページが、10月11日に公開された。描いた形がそのまま砲台や壁になる仕組みで、Steam版は2〜8人のオンライン対戦に対応する。発売日はまだ決まっていないけれど、開発者は近いうちに体験版を出す予定だと伝えているにゃ。
描いた「大作」が2〜8人のノートを襲う
Steam版の軸になるのは、2〜8人がそれぞれ自分のノートを守りながら戦う対戦モード。試合中に描いた絵は「大作」として扱われ、動く要塞になってほかのプレイヤーのノートへ攻めこんでいく。ストアの説明によると、まるが砲台、四角が装甲、線が足になる。「たろうの大作『足が 12 本の おにぎり』が襲来!!」のような告知と一緒に、友達の落書きが自分の陣地へ歩いてくるわけだね。

攻めてきた大作は倒しておしまいではない。ぐるっと囲むと額に入り、しばらく自分の味方として暴れてくれる。描いた側にも「掲載!」のごほうびが入るので、上手く描けた大作ほど相手の戦力にもなりうる、ちょっとややこしい関係になっている。最後までノートを守りきった人が勝ちだ。
大作を描くときに効いてくるのが、アイテム「大作の筆」。使うと時間がほぼ止まり、何本でも線を引ける。描き終えた絵は1枚の大作にまとまり、注いだインクの量だけダメージが跳ね上がる仕組みだよ。一筆で大量のインクを使っても大作扱いになるそうで、細かく描き込むか、太い一本で押し切るかの選び方も出てきそうにゃ。


防衛物の基本はシンプル。
- まる: 砲台。大きく描くほど射程と威力が上がり、砲台の上に重ねて描くと強化できる
- 線: 壁。長いほど硬い
- 三角: 地雷。周りの地雷も誘爆する
- ジグザグ: 雷
- 四角: 氷

面白いのは、同じ形でも描き方を少し変えると別物に化けるところ。ぐるぐると渦を描けば、撃たれた敵が目を回す「うずまき砲台」。細長い三角は、敵が群がって食べはじめる「ピザ地雷」。横長の四角は、入った敵が眠ってしまう「ふとん」になる。こうした「ひみつの絵」は図鑑に記録されていき、変な描き方を試すほど埋まっていく。

きれいに描いたほど強いのも基本ルールだ。ただ、雑に描いて生まれた「じゃがいも砲台」はときどき暴発するという。下手な線にも役目がある作りで、画面に並ぶ防衛物にはどれも目玉が付いている。ノートの落書きらしい、気の抜けた顔つきだね。
Waveをクリアするたびに、強化カードを3枚の中から1枚選ぶ。「置ける数+5」「描くコスト-12%」「弾がもう1体貫通する」といったカードを組み合わせ、毎回ちがうビルドを作っていく流れだ。

数字の伸び方はかなり豪快で、ダメージは万、億、兆、京、垓……と単位を変えながら、最後は無量大数まで膨らんでいく。30 Waveを越えた先はエンドレスモードで、そこからは数字だけがどこまでも伸びていくそうにゃ。BGMは文房具の音で作られていて、ノートの上のドット絵と合わせて、机の上で遊んでいる雰囲気を作っている。

ブラウザ版は無料、30 Waveまで遊べる
発売日が決まっていないSteam版より先に、一人用の版がitch.ioで無料公開されている。PCとスマホのブラウザで動き、スマホは横向きで指でなぞって描く。30 Waveとエンドレスモード、16種類の隠し要素、Waveごとの強化カードまで入っていて、描いた形で何が出るのかはこちらで一通り確かめられる。日本語と英語はタイトル画面で切り替えられる。
対戦と「大作」の送り込みあいはSteam版から加わる要素で、開発者は2〜8人のマルチプレイで遊べるよう調整したうえで体験版を出すとしている。
Steam版のストアページに載っている情報は次のとおり。
- 対応機種: PC(Steam)
- 発売日: 未定(近日登場)
- 価格: 未発表
- 対応言語: 日本語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語(ブラジル)・ポーランド語・ロシア語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語の11言語でインターフェースに対応
- 最低動作環境: Windows 10 64ビット、デュアルコア 2GHz、メモリ2GB、OpenGL 3.3対応GPU、空き容量200MB、マウス必須
必要なストレージは200MB。ノート1冊ぶんの軽さで、友達の描いた12本足のおにぎりを迎え撃つ準備ができる。
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