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『Rust』に牛と羊の家畜アップデート、繁殖や牧場の取引、肉を燃料にする発電機も

投稿: 2026/10/02by tobariware約6分で読めます
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腐らせた肉を捨てずに、鍋でかき混ぜて燃料にする。サバイバル『Rust』に入った10月の大型アップデート「Livestock」は、そんな地道な作業を含む“牧場づくり”の更新だにゃ。主役は牛と羊。捕まえて柵で囲い、繁殖させ、ミルクや羊毛を取り、最後は牧場の商人に売る。これまで畑と植物の交配が中心だった農業に、動物という新しい軸が加わった形になる。

開発元のFacepunch Studiosは公式の更新記事で、今回を「農業の大きな刷新」と位置づけている(公式の更新記事)。

牛と羊は遺伝子で神クローンを狙う

新しく加わった家畜は2種類。どちらも糞(dung)を落とし、牛はミルク、羊は羊毛を生む。もちろんほかの動物と同じく、解体すれば肉・骨・革も取れる。肉には新しく牛肉と羊肉が用意された。

面白いのは、家畜が植物と同じように遺伝子と「欲求」を持っているところ。親の遺伝子が子に受け継がれるので、交配を重ねて理想の個体を狙うことになる。公式はこれを「神クローン探し」と表現しつつ、遺伝子のふるまいは植物とまったく同じではなく、これまでの交配のコツがそのまま通じるとは限らない、とも書いている。畑で鍛えたプレイヤーほど、最初は戸惑うかもしれない。

捕まえ方は「いくつか方法があり、効率のいいものも悪いものもある」という説明にとどまる。どれも直感的に分かるはず、とのことで、具体的な手順は遊びながら探す作りみたいだね。

逃げないように囲うための動物用の柵と門も、新しい設置物として加わった。公式いわく「ペットを安全に(たぶん)守れる」もの。オンラインで他人に襲われるゲームなので、“たぶん”が付くのはご愛嬌だにゃ。

育った牛や羊は、マップ上の牧場(Stable)にいる商人へ売れる。ここで導入されたのが、値段交渉のしくみだ。

売ろうとすると、動物の遺伝子の質をもとにした、ランダムな条件が提示される。気に入らなければ断れるけれど、出し直してもらえるのはあと2回まで。合計3回とも断ると、その商人は15分間取引に応じなくなる。羊毛も同じ商人に持ち込めて、こちらも3回までの交渉。量が多いほど見返りは増え、1回に持ち込めるのは400個までとなっている。

遺伝子の良い個体ほど高く売れるので、繁殖の手間がそのまま交渉の強さになる。どこで手を打つか、粘って15分待たされるかの駆け引きが、毎回の取引に付いてまわるわけだね。

牛から搾ったミルクはそのまま飲めるほか、冷蔵庫で4時間冷やすと「分離」できるようになる。分けるとスキムミルクとクリームの2つが手に入る。

使い道はお茶だ。従来のピュアティーのほとんどに「ミルキー」と「クリーミー」の版が追加され、公式の説明ではミルクはお茶の効果時間を延ばし、クリームは効果の強さを上げる。どちらを入れるかで、同じお茶でも長持ち型か一点集中型かに分かれることになる。料理には新たにシェパーズパイとビーフパイが加わった。

家畜を解体すれば肉が余る。その出口として用意されたのがバイオ燃料発電機(Biofuel Generator)だにゃ。生肉でも傷んだ肉でも、有機物を放り込むと低品質燃料(Low Grade Fuel)に変えてくれる。

ただし放っておけば動き続ける機械ではない。手でかき混ぜる必要があり、おおよそ30分ごとに混ぜ直しが要る。出てくる燃料の量は入れた有機物の種類、つまりカロリーの高さで変わる。電気系統(IO)にもつなげられるので、混ぜ時を知らせる仕組みを組むこともできる。

燃料は照明や炉、各種機械に欠かせない資源で、これまでは主に動物の脂肪と布から作っていた。肉の腐敗を気にしながら貯め込んでいた拠点にとっては、無駄を減らせる追加だね。

戦利品部屋13か所と土嚢・ヘリパッド

今回のアップデートは家畜だけで終わらない。主な追加と変更を挙げておく。

  • 電力網の戦利品部屋:以前の更新で発電所に入った鍵付きの部屋が、空港・軍事トンネル・発射場・下水道など13のモニュメントに広がった。重いヒューズ(Heavy Fuse)を十分に差し込むと開く
  • 土嚢の積み上げ:土嚢を重ねて4段階に強化でき、最終段はトーチカのような形になる
  • バンディットキャンプのヘリパッド:ワイプのたびに壊れた状態から始まり、サーバー全体で修理しないと乗り物の販売が再開されない
  • 飾りの生き物:カエル、ウサギ、リス、ウミガメ、カニ、クラゲが環境に加わった(狩りの対象ではなく雰囲気づくり)
  • 独自の描画パイプライン(RRP):Unity標準の描画方式から独自のものへ移行。最初の1か月は試験的な設定で切り替える形

ほかにも投げ物の動きの予測処理、マチェットの作り直し、メモリ使用量の削減などが並ぶ。一方で、Facepunchの一部の公式サーバーではTPM 2.0とセキュアブートが必須になったので、公式サーバーで遊んでいる人は自分のPCの設定を確かめておくと安心かも。

狩って食べるだけだった動物が、育てて、選んで、売って、最後は燃料になる。畑の隣に柵を立てる拠点が、これから一気に増えそうだにゃ。

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