『清宮物語』開発元の新作『Seikyu: Let's Go!』発表。最大4人でキャンピングカー旅へ
きっかけは、開発者2人が実際に出かけた長距離ドライブだった。宝石の展示会へ向かう片道数時間の道中、しゃべって笑って、ただ道を走っていることがやけに楽しかった。「友達と一緒に道の上にいる感覚をゲームにしたらどうだろう」と思いついたのが、この新作の始まりだという。
妖怪スローライフ『清宮物語』(Tales of Seikyu)を手がけるACE Entertainmentが9月28日、新作『Seikyu: Let's Go!』を発表したにゃ。1〜4人のオンライン協力プレイで、キャンピングカーに乗って清宮島を旅するロードトリップゲームになっている。対応はPC(Steam)で、発売は2026年第4四半期の予定。開発チームはSteamの告知で、ドライブの思い出から企画が生まれた経緯を明かしている。
舞台は『清宮物語』と同じ世界。かつて外界から隔絶されていた清宮島は、シーベルトとコンの2人が撮った生き物や景色の写真が妖怪の雑誌や新聞に載ったことで、ちょっとした観光地になったらしい。プレイヤーは遠方からやってきた妖怪の旅人として、2人が企画した「Seikyu: Let's Go!」というキャンピングカー旅に招かれる、という導入だよ。
めぐる場所は、前作では足を踏み入れなかった新しいエリアになる。ストアのスクリーンショットには、夜の砂浜で波打ち際が青く光る場面や、夕日の海辺でブランコとウミガメが並ぶ場面が収められていて、旅先の空気がのんびりしているのが伝わってくる。ロマンチックな島々、暗い森、白銀の雪山といった性格の違う旅行マップが用意され、それぞれに固有の生き物が暮らしているそう。


旅の道中で何が起きるのかは、開発チームが告知の中で並べている。
Steamの告知より(日本語訳・主な項目のみ)
- 清宮のキャラクターたちに会い、何をしているのか見に行く
- 突然の天候の変化に巻き込まれる
- 隠れた展望スポットに出くわす
- ガチャマシンでキャラクターのカスタマイズを増やしていく
- かわいいミニゲームを一緒に遊ぶ
- きれいな写真や、仲間との楽しい自撮りを撮る
- 入り組んだパズルを解く
- 一緒に旅をして、車が壊れたら直し、(上手な)運転手を決める

最後の項目の「(上手な)」というカッコ書きに、このゲームの性格がよく出ている気がするにゃ。
4人で運転もナビも分担、物資も車も物理で動く
4人は1台のキャンピングカーに相乗りし、運転、ナビ、ルート決め、写真撮影、キャンプの設営を自由に分担する。役割は決め打ちではなく、誰が何をやってもいい。車内の画面には、助手席で地図を広げる妖怪の横で、別の妖怪がハンドルを握っている場面もあった。

開発チームが「楽しみにしている点」として挙げているのが、物理演算ベースの協力プレイ。物資を運ぶのも、キャンプを張るのも、写真のポーズを決めるのも、道から外れた車を押し戻すのも全部物理で動く。だから笑える場面の多くは、仲間同士がうっかり邪魔し合うところから生まれるはず、という狙いだね。ストアの紹介文にも、車が溝にはまる、大事なものを置いてくる、仲間が野獣に追われているのに自撮りに夢中、といったハプニングの例が並んでいる。

声は距離によって聞こえ方が変わるボイスチャットで、離れたらトランシーバーで連絡を取り合う仕組み。車内では料理もでき、顔色が紫になってきた仲間には何か食べさせてあげる必要があるらしい。旅なのに、体調管理まで気にかけることになる。
道端で気になるものを見つけたら車を止めて寄り道する。仲間の指示を頼りに岩肌の迷路を抜けたり、協力して仕掛けを動かし吊り橋を下ろしたり、みんなで観覧車を回して頂上から景色を眺めたり。道沿いにはバスケットコート、ゴーカートのレース、もぐらたたきのようなミニアクティビティも点在している。


疲れたら野営してキャンプ飯。焚き火を囲んでマシュマロを焼く場面も公開されている。チャレンジのクリアや図鑑の収集で集めたコインは、道中の自動販売機で家具やアクセサリー、デコアイテムに換えられ、キャンピングカーとキャンプサイトを自分たち好みに飾っていける。キャラクターは自分で作り、スキンのペイントまでできるそうだよ。

2026年第4四半期発売、日本語は表示のみ

Steamのストアページで確認できる情報をまとめるとこうなる。
- 対応機種: PC(Windows)
- プレイ人数: 1〜4人(オンライン協力プレイ)
- 発売時期: 2026年第4四半期予定
- 日本語: インターフェースのみ対応(音声・字幕は対応項目に入っていない)
- 開発: ACE Entertainment
- パブリッシャー: Logoi Games、ACE Entertainment
- 必要スペック(最低): Intel Core i5-9600K / AMD Ryzen 5 3600、メモリ8GB、GeForce GTX 1660 Ti / Radeon RX 5600 XT、空き容量15GB
- 価格: 未発表
ストアページには「Playtestに参加」のボタンが置かれていて、先行テストへの参加をリクエストできる状態になっている。
『清宮物語』は2026年6月に早期アクセスを終えて正式リリースを迎えたばかり。新作の発表で前作の今後を心配する声を見越してか、開発チームは告知の終わりに「Let's Goは『清宮物語』の代わりではなく、それに加わるもの」と書き添え、前作についても裏で作業を続けていると明言している。
関連記事
強制参加の社員研修を生き抜く協力ゲーム『Out of Office!』発表、ノバスコシアの新スタジオが開発
仲間が脱落するたびチームの「シナジー」に恒久ペナルティ。カナダ大西洋岸の国立公園で製品テストとサバイバルを強いられる2〜6人協力作『Out of Office!』のSteamページが公開された。
『SOMNIUS』が早期アクセス開始、最大6人で崩れる夢から脱出する協力ゲーム
家具も敵も仲間も吸い込むバキュームガン1丁で、崩れていく夢から夢の主を連れ出す。最大6人で遊べる協力型脱出ゲーム『SOMNIUS』のSteam早期アクセスが始まったにゃ。9月30日午前2時までは38%オフの651円。
リードで気絶した人間を引きずり病院へ、4匹の犬の協力プラットフォーマー『Ruffed Up』デモ配信
倒れた散歩係を犬たちがリードで引っぱって病院まで運ぶ協力アクション『Ruffed Up』。Steamでデモが遊べるようになったにゃ。2〜4人、オンラインでも画面分割でも。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。