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実写×ドット絵のホラー『Tenebris Somnia』配信、ULTRAKILLのNew Bloodが発売

投稿: 2026/10/18by tobariware約6分で読めます
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「イヴァンと暮らしていたアパートの鍵。今は彼がひとりで住んでいる」。インベントリに入っているこの鍵の説明が、物語の入り口になっている。

アルゼンチンのAndrés Borghi氏とSaibot Studiosが開発し、New Blood Interactiveが発売するサバイバルホラー『Tenebris Somnia』が、10月17日にSteamで配信された。8ビット・16ビット時代を思わせるドット絵で探索と戦闘を進めるのに、物語の山場では実写の映像に切り替わる作りだよ。

ジュリアは悪夢の中で弾をやりくりする

主人公のジュリアは、悪夢に苦しめられている女性。元恋人イヴァンの部屋を訪ねても彼の姿は無く、そこから怪物に追われることになる。Steamのストアページは本作を『サイレントヒル』や『バイオハザード』と同じ系統のサバイバルホラーと紹介していて、遊び方もその流れを汲んでいる。パズルを解き、クリーチャーと戦いながら生き延びる形だね。

アイテム欄にはリボルバーや弾、ハサミ、古い本などが並び、「使う」「組み合わせる」の操作でやりくりしていく。持てる物を見ながら、どこで何を使うかを考える古典的なサバイバルホラーの手触りだ。

本作のいちばんの特徴は、特定の重要な場面に差しかかったときに流れる実写のシークエンス。アルゼンチンの受賞歴のある映画制作チームが、本物の俳優と実写の特殊効果を使って撮影したものだと公式は説明している。ベッドに横たわる何者か、赤い衣装の女、暗い廊下から飛び出してくる異形——ドット絵で見ていた怪物が、急に生身の姿で現れるわけだにゃ。

ローンチを告げる公式の投稿では、エグゼクティブプロデューサーとして『FAITH: The Unholy Trinity』のAirdorf Gamesが名を連ね、監督はBorghi氏が務める。

Steam版の価格は2,550円で、発売記念の20%オフにより2,040円になっている(10月末まで)。対応OSはWindowsのみ。日本語はインターフェースと字幕に対応していて、音声は日本語に対応していない。10月18日時点のユーザーレビューは172件中97%が好評の「非常に好評」だ。

2023年9月に公開された無料の体験版も、引き続き配信されている。

PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2向けにも展開されている。日本向けには完全日本語版が用意され、パッケージ版とデジタル版の詳細はハピネットから追って発表されるとのこと。

r/Gamesで首位、FMVの珍しさも話題

r/Gamesでは、ローンチトレーラーのスレッドがその日のトップに上がった。まず目立ったのは、ゲームの中身より先に「誰が出しているか」に反応する声だ。

覚えておいてほしいのは、これがNew Bloodの発売だってこと。ULTRAKILLやDUSKを出してきたところだよ。今は個人的にホラーの気分じゃないけど、こういう良いパブリッシャーを応援したいから買った。それにFMVなんて今どき本当に珍しい。

New Bloodは、レトロな見た目に尖った手触りを乗せた作品を出してきた発売元。その看板が、ホラーに興味の薄い人にまで財布を開かせている。同じ流れで、こんな声もあった。

え、FAITH: The Unholy Trinityの人たちがプロデュースと販売? あれは大好きだった。すごく不気味だったから。

正確には、『FAITH』のAirdorf Gamesはエグゼクティブプロデューサーとしての参加で、開発はBorghi氏とSaibot Studios。販売はどちらもNew Bloodが手がけている。

もう一つの軸は、アルゼンチン発のホラーであることだ。

体験版が大好きだった(ゲームプレイと実写のカットシーンの組み合わせがいい)。アルゼンチンは自分の好きなホラー映画を2本も作ってる国だし、即買い。

「何の映画?」と聞かれて、本人はこう返している。

『Terrified』と『When Evil Lurks』。観るなら予告編やクリップは見ないで、何も知らずに観てほしい。居心地の悪さはとんでもない場面から来るもので、先に見ると台無しになる。

さらに別の人が「実写パートは『When Evil Lurks』の特殊効果チームの仕事で、今のところ出来がすごくいい」と続けた。公式の説明は「受賞歴のあるアルゼンチンの映画制作チーム」までで、チームの名前は挙げていないけれど、映画好きにとってはそこが購入の決め手になっているみたいだね。Borghi氏と同じ学校に通っていたという人まで現れて、「あそこからは多くの作り手が出ている。『Bailando con el Peligro』のエキストラに呼んでもらえなかったのは今でも残念」と冗談まじりに書いていた。

体験版を遊んだ人の評価は、かなり具体的だ。

体験版は本当に、本当に良かった。FMVのパートをたっぷり挟むミックスメディアのやり方が好き。サバイバルホラー寄りのゲームプレイも含めて、『クロックタワー』の正統な精神的後継みたいに感じる。

一方で、熱量の違う声もある。

そういえば前に体験版を遊んだのに、なぜかそれきり一度も思い出さなかった。短いけど手堅くて、FMVは楽しい演出だったのを覚えてる。うまくいってほしい。

体験版が出たのは2023年9月。その間ずっと待っていた人と、トレーラーで記憶を呼び起こされた人が、同じスレッドで製品版を買いに向かっている。あの日に忘れたままになっていた鍵を、3年越しにもう一度回すことになるにゃ。

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