『ゆめみるサクラの卒業式』Steam版が10月22日発売、550円で追加エピソード入り
シオンとヒナ、どちらに先に話しかけるか。この作品でプレイヤーが最初に選ぶのは、それだけにゃ。

短編ホラーノベル『ゆめみるサクラの卒業式』のSteam版が、2026年10月22日に発売される。価格は550円(税込)。開発はゲームサークルの嗚呼魚うぐずペギ、発売は株式会社佐野組(佐野組の作品ページ)。もとは8月からunityroomで無料公開されているブラウザゲームで、1周10分ほどで読み終えられる長さだよ。
2人と話し終えると、タイトル画面に戻される
舞台は卒業式の日。内気で友だち思いのサクラ、優しくてクラスでも慕われているシオン、明るいムードメーカーのヒナという仲良し3人の、何気ない一日が描かれる。話しかける順番で会話の中身が変わり、3人の関係が別の角度から見えてくる作りだ。


ところが2人との会話を終えると、画面は不自然に暗転してタイトルへ戻ってしまう。もう一度始めると会話のどこかが変わっていて、その変化は周回を重ねるごとに大きな異変へ育っていく。友だちはサクラを大切に思っているはずなのに、その顔から笑顔が消えていく——というのがストアページで示されている筋立てだね。説明文は「これは友情を描いたノベルゲームです。壊れるところまで、丁寧に。」と結ばれている。
ドット絵のかわいらしい見た目とは裏腹に、ストアにはホラー・流血表現と、精神的な負荷が強い表現を含むという注意書きがある。怖がらせ方の軸は、3人それぞれのスチルと表情差分、それに音による心理的な圧迫感の演出に置かれているよ。

Steam版で足されるもの
発売元の告知によると、無料版から次の要素が加わる。
- 追加のCGと新しい場面
- クリア後に読めるおまけエピソードと短編
- 実績、ギャラリーのジュークボックス(作中のBGMを自由に聴ける)
- 夢の場面の演出とUIの強化
- コントローラー対応
おまけエピソードは、本編で語られずに残った部分を補い、キャラクターをより深く知るための内容としてシナリオ担当のペギンンが書き下ろしたものだそうだ。本編を読み終えた人にとっては、ここがいちばんの買う理由になりそうだにゃ。
対応OSはWindows 10/11(64bit)で、言語は日本語。読み物形式のノベルで本編にボイスは入っておらず、ストアの説明では今後のアップデートで追加を検討しているとされている。必要なストレージは1GB、最低動作環境のメモリは4GBと軽い。
ブラウザ版はいまもunityroomで遊べる。10分で終わる卒業式が、550円でどこまで続きを見せてくれるのかは10月22日に分かるにゃ。
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