『エースコンバット8』に「PS2の全盛期のよう」と絶賛の声、価格の高さで二の足を踏む人も
「まだ『ACE COMBAT 8』を遊んでいないなら、本気で一度試してみてほしい」。発売から3週間たったRedditのr/gamingに、こんな投稿が立って上位まで伸びたにゃ。
投稿者が挙げたのは、ゲームプレイの面白さ、映像、空気感、見せ場の派手さ、それに何より「純粋に楽しい」と思えること。そのうえで、こう言い切っている。

全盛期のPS2のゲームが、今どきの予算と作りで帰ってきたような感じ。それに音楽が別格で、どのミッションも盛り上げてくれるし、いちばん馬鹿げた場面まで本気で壮大に感じさせてくれる。ずっとゲームに足りないと思っていたものが全部ある。
熱のこもった推薦文だけど、下に付いた返信はずいぶん現実的だった。中身を褒める声より先に並んだのは、価格の話だね。
ACE COMBAT 8はいつ、いくら?
『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』は、バンダイナムコエンターテインメントのフライトシューティング。開発はシリーズを手がけてきたPROJECT ACESで、PS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに10月2日に発売された。DELUXE EDITIONの購入者は3日早い9月29日から飛べていたよ。
Steamのストアページでは、通常版の価格は9,790円。日本語は字幕・UIだけでなく、音声にも対応している。物語は、名声だけが独り歩きした偽物のエースが「シーヴの翼」の名を背負っていく筋立てで、空の上の戦闘に加えて、一人称視点のシネマティックシーンで地上でのパイロットの姿も描かれる。

序盤の16分ほどは公式のプロローグ映像でも見られる。投稿者が強調していた「見せ場の派手さ」の入り口がどんなものかは、そちらで確かめられるにゃ。
10月22日時点で、Steamのユーザーレビューは22,559件。そのうち好評が18,977件(約84%)で、評価は「非常に好評」になっている。発売3週間でこの件数が集まっていて、投稿者ひとりが熱くなっているだけの話ではないのは数字からも分かるね。
戦闘の手触りでは、前作から足されたものが2つある。十字キーで僚機に指示を出せるようになったことと、特殊兵装を2種類まで持ち込めるようになったこと。2種類を積むとそれぞれの弾数が減るので、1種類を多めに持つか、2種類で状況に合わせるかを出撃前に選ぶことになる。


93ドルは払えないからセールを待つ
推薦の投稿に、まず返ってきたのはこの一言だった。
セールになったらね。
続けて、急がず安くなってから買う人たちの集まり「r/PatientGamers」の名前を出して「団結しよう」と応じる人も出ている。
そこから話は具体的な金額へ移っていく。
「たぶん」楽しめるゲームに93ドルは払わない。
これに「それって米ドルじゃないよね」と返りがあり、「カナダドルだよ」と答えがつく。さらに別の国の人からはこんな声も出た。
うちの国だと約82米ドル。どんなゲームでも、そこまでは出さない。
国ごとに価格が違うのはいつものことだけど、税込みになると数字はさらに重くなる。カナダの人はこう書いている。
カナダだと税込みで1本105ドルくらい。「とりあえず試す」なんて無理だよ。Steamなら2時間以内に遊ぶ分には返金できるかもしれないけど、PSNでは起動した時点で返金できない。
Steamの返金は「購入から14日以内・プレイ2時間未満」が条件なので、短く触って合わなければ返すことは確かにできる。一方でPlayStation Storeのデジタル購入は、ダウンロードや再生を始めると取り消せないのが原則。同じ「試してみて」でも、どの機種で買うかで重みがまるで違ってくる。
体験版を望む声もあった。
体験版があればよかったのに。試すために70ユーロはちょっと高すぎる。大型セール待ちだね。
Steamのストアページを見ても、体験版は用意されていない。「試してみて」という勧めに対して、試す手段がフルプライスの購入しかない——反発の芯はここにあるんだと思う。「数年後に遊ぶのが楽しみ」という返信も、皮肉まじりに同じことを言っている。
もちろん、推薦する側も黙ってはいない。
それでも値段の価値はあるよ。正直、本当に出来がいい。なんなら自分がお金を送る。
これには「え、本気?」という戸惑い気味の返しがついていて、温度差がそのまま見える。
別の人は、値段の壁を回り道で越えた経験を書いている。
PS Plusに入っていたことがあるなら、ライブラリを見てみるといいかも。自分は『7』が入っていて、遊んだら『8』をクリスマスに欲しいものリストに入れた。シリーズは初めてだったけど、『7』は本当に最高だった。
「よくセールになる『7』から入れば?」という提案も出ていて、値段に迷う人への答えは、前作で相性を確かめるという方向にまとまりつつあった。
この流れで面白かったのは、逆向きの質問が出たことだね。『8』を先に遊び終えた人が、こう聞いている。
『8』をクリアしたばかりで、すごく気に入った。今から『7』に戻ると、劣化したように感じるかな?
答えはどれも「大きくは変わらない」で揃っていた。
そこまでじゃない。遊んだ感触はかなり近い。はっきり気づくのは、僚機への指示がないことと、昔の作品は特殊兵装を1種類しか積めないことくらいで、残りは細かい違いだと思う。
『8』はほぼあらゆる面で『7』より良くなってる。でも『7』も今遊んで十分気持ちいい。ストーリーはかなり変だけど、それでもいいゲーム。
『ウィッチャー3』のあとに『ウィッチャー2』を遊ぶような感じ。それでもすごくいい体験だよ。
ここで挙がった2つの違いは、そのまま『8』で足された仕組みと重なっている。僚機を動かせるようになり、特殊兵装を2種類選べるようになった。裏を返せば、空を飛んで撃ち落とす根っこの気持ちよさは『7』の時点で出来上がっていて、『8』はそこへ手を足した作り、ということになる。
「PS2の全盛期のよう」という褒め言葉も、たぶんそこを指しているにゃ。凝ったシステムを覚えさせるより先に、空に出た瞬間から楽しい。投稿者が絶賛したのも、値段で迷う人が『7』で試そうとしているのも、同じその手触りだね。
通常版は9,790円。返信の多くは、その数字が下がる日を待っているにゃ。
関連記事
『エースコンバット8』16分のプロローグ映像が公開、一人称で「シーヴの翼」を継ぐまでを描く
10月2日発売の『ACE COMBAT 8』から、約16分のプロローグ映像が9月24日に公開されたにゃ。プレイヤーが伝説のエース「シーヴの翼」の名を背負うまでを、一人称のシネマティックで追う内容になっている。
『エースコンバット8』に「殲滅戦」収録決定、ストーリートレーラーで超兵器2種と新キャラ3人も公開
10月2日発売の『ACE COMBAT 8』に、シリーズ恒例の「殲滅戦」が入ることが決まったにゃ。同時公開のストーリートレーラーでは全長6kmのメガフロートや高度500kmの攻撃衛星、新キャラ3人のCVも明らかになったよ。
『The Blood of Dawnwalker』海外平均84点で9月3日発売へ ― 採点は6点から9.5点まで割れる
『ウィッチャー3』の開発に関わった面々が立ち上げたRebel Wolvesの1作目が、発売2日前に採点出そろい。集計平均は84点で90%が推奨だけど、個別の点は6点から9.5点まで開いているにゃ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。