『ARC Raiders』2.0でSteam同接18万人台、3月以来の水準に 巨大機械Emperorの中へ入る手順も
185,443人。10月8日に2.0アップデート「Frozen Trail」が配信されてから、Steam版『ARC Raiders』の同時接続数はここまで伸びた。9月はひと月を通しても最多で39,900人だったから、ざっと4.6倍だね。
新マップのPendola Pass、グラップリングフック、新しいARC。人を呼び戻した材料は多いけれど、遊び込んだ人の目当ては山の中腹に倒れている巨大な機械「Emperor」かもしれない。中へ入るには鍵をクラフトする必要があり、奥で手に入る素材が武器の強化の次の段階につながっているにゃ。
月ごとのピークを並べると、落ち込みと持ち直しがよく分かる。
| 月 | Steamの同時接続ピーク |
|---|---|
| 2026年1月 | 465,097人(過去最多) |
| 2026年3月 | 250,148人 |
| 2026年4月 | 154,498人 |
| 2026年7月 | 50,024人 |
| 2026年9月 | 39,900人 |
| 2.0配信後(10月) | 185,443人 |
4月のピークをはっきり上回り、3月以来、約7か月ぶりの水準になっている。追い風になったのは、10月8日〜12日の無料プレイ期間と、同じ期間の50%オフのセール。対象はPC・PlayStation 5・Xbox Series X|Sの全プラットフォームで、未購入の人もそのまま新マップへ入れた(公式のお知らせ)。
無料期間が終わったあとにどこまで数字が残るかは、まだ見えていない。9月のExpedition休止の告知以降、大型の追加はこの2.0まで間が空いていたので、今回の伸びは久しぶりの新しい遊び場に人が集まった形だね。
Pendola Passはフックで高低差を越える
新マップのPendola Passは、ラストベルトを囲む山々の向こうにある、古いイタリアの村とExodusの輸送拠点の跡地。スーパーマーケットや人けのない広場が残る雪の集落で、ラストベルトより高低差の大きい作りになっている。マップの成り立ちは配信前の予告の段階で出そろっていたので、ここでは道具の話に寄せるにゃ。

いちばん話題になっているのがグラップリングフックだ。公式は「手の届きにくい場所へ登り、建物から懸垂下降し、大きな隙間を振り子のように飛び越えられる」と説明している(Frozen Trailの紹介)。使い道は移動だけに留まらず、ARCに引っかけて引きずられながら動くこともできる。屋根から屋根へ飛び移る動画がSNSで出回ったのも、この自由さのせいだね。
同時に入ったテザーランチャーは、敵を近くの物体へつなぎ止める道具。新しい敵はBully、Skulker、Hydraの3種で、Hydraは三段に重なった砲台がそれぞれ独立して動き、分隊ごと相手にできる火力を持つ。さらに大型のARCとして巨大な「Frigate」が巡回していて、内部の通路を進みながら道を開いていく高難度の相手になっている。


パッチノートには細かい追加も多い(2.0のパッチノートより・主な項目だけ、日本語訳)。
- 新武器:Bantam(アンコモンのハンドキャノン)、Stiletto
- 新アイテム:Grappling Hook、Tether Launcher、Basic & Advanced Cameras、Yank Grenade、Mountaineer's Detector、Banjo & Harmonica
- ライトの付いたバックパックに発光のオン/オフを追加。お気に入りのバックパックのライトを消して、完全なステルスで動ける
- 武器のスキン「Weapon Stencils」を追加(全14種)
- スタッシュの容量を最大328枠へ拡張
- マップ条件「Frigate」「Redirection」を追加
背負ったバックパックの光で居場所がばれる、という不満はかなり前から出ていた。今回の追加のなかでは地味な1行でも、対人を警戒しながら動く人には効く変更だと思う。スキルツリーは中盤が二択、末端は3つのうち2つまで選べる形に作り直され、新しい拠点「Outpost」も加わった。

Emperorの鍵はどう作るのか?
公式がFrozen Trailの紹介で「前例のない」と書いたのが、Pendola Passに倒れている「Emperor」。中には希少な技術が眠っているとされていて、胴体の根元にある入口から中へ入れる。ただし扉を開けるには「Emperor Gateway Conduit」という鍵が要るにゃ。

鍵を作るまでの流れはこうなる。
- 1. マップ条件「Redirection」が出ているPendola Passに入る
- 2. マップ上の「Damaged Emperor Relay」のうち、空へ赤い光の柱を上げているものを調べて「Emperor Beacon」を手に入れる
- 3. 頭上がひらけた場所にBeaconを置くと、空から「Harvester Payload」が落ちてくる
- 4. Payloadの中から、Gateway Conduitの設計図と素材の3部品(ARC Conductive Coupler/ARC Insulated Coupler/ARC Plated Coupler)を集める
- 5. 設計図を覚えたら、作業台(Workbench I)で3部品からConduitをクラフトする
設計図も3つの部品もPayloadからの抽選なので、そろうまでBeaconを何度も呼ぶことになる。Redirectionが出ているときのPendola Passが、そのまま周回の場所というわけだね。
中は一本道のダンジョンに近い作りで、仕掛けを解きながら奥へ進む。最初の部屋から新顔のHydraが待ち構えているうえ、壁をよじ登る縦の区間も多い。ここでグラップリングフックの出番が来る。道中の破裂するポッドや、こじ開けられるコンテナが主な漁り場で、壁の黄色い標的を撃つと最後の部屋のカプセルが追加で開く。

内部のコンテナで見つかるのが、レジェンダリーのクラフト素材「Emperor Modulator」。どのコンテナから出るかは決まっておらず、1回入れば必ず手に入るものでもない。
使い道は、Outpost側のガンスミスをレベル3から4へ上げること。必要なのはRadial Press 3個、Magnetic Accelerator 3個、そしてEmperor Modulator 1個。ガンスミスがレベル4になると、2.0で入った武器の上位強化「Amplified」の研究へ進めるようになる。配信時点で強化できる武器は15種あり、それぞれに専用のモジュールや研究の条件が付く。
新しいマップで鍵を作り、巨大な機械の中を登って素材を探し、それが武器の次の段階を開く。グラップリングフックで屋根を飛び回る遊びと、Emperorの奥を何度も周回する遊びは、同じ雪山の上でつながっているにゃ。
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