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『Castlevania: Belmont's Curse』海外レビューは平均85点、高得点の続く年に採点の甘さを問う声も

投稿: 2026/10/14by tobariware約7分で読めます
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85点。シリーズ久々の新作『Castlevania: Belmont's Curse』に、海外レビューの平均点が付いた。レビューをまとめるOpenCriticでは、10月14日時点で74本の評価が集まり、上位の批評家の平均が85点、「おすすめできる」と答えた割合は97%。発売を目前に控えて、ほぼ満点に近い滑り出しだね。

ところが、Redditのr/Gamesに立ったレビューまとめのスレッドでは、話がすぐに本作の外へ広がっていった。「今年は名作が多すぎる」という一言をきっかけに、最近の高得点はそもそも当てになるのかという議論が始まったにゃ。

ローズ・ベルモンドが挑む1499年のパリ

本作の主人公は、トレバー・ベルモンドの娘ローズ・ベルモンド。初代から23年後の1499年のパリを舞台にした2Dの探索型アクションで、開発には『Dead Cells』のMotion TwinとEvil Empireが加わっている。KONAMIの公式サイトでは、PlayStation 5、Nintendo Switch、Xbox Series X|S、Xbox on PC、Steamに向けて10月15日に発売。Steam版は税込3,850円で、上位版のMidnight Editionは4,950円。日本語はUIと字幕に加えて、音声にも対応している。

開発元の前作がローグライクだったせいで勘違いされることもあるけれど、本作は毎回作り直されるステージを繰り返す作りではない。手作りのマップを探索していく、シリーズおなじみの形だね。

OpenCriticのページに並ぶ評を見ると、温度差がはっきりしている。10点満点を付けて「シリーズ屈指の傑作」とまで書く評がある一方、7点を付けて「よくできた探索型アクションだが、ほかと差をつけるには一歩足りない」とする評もある。似たジャンルの作品がここ数年で大きく増えたことを、厳しめの点の理由に挙げるものが多い。

評価が分かれるのは、主に探索の部分。ムチを鉤爪のように使い、敵から敵へ飛び移りながら攻め続ける戦闘や、絶えず動く背景の描き込みにはほぼ全員が好意的だ。そのぶん、マップの組み立てや行き来のさせ方には「並み」という声が混じる。平均点の85点は、この両方を足し合わせた数字だと言える。

スレッドが立った時点では、56本の評価で平均85点・推奨率98%だった。この数字を見て、ある人はこう書き込んでいる。

今年はこれだけ名作が立て続けに出たから、ここから数年のゲームが逆に心配になる。どこかで干ばつが来るはず。これが当たり前になるとは思えない。

これに返ってきたのは、心配よりも「もう遊びきれない」という声のほうだった。

新しいゲームが一本も出なくなったとしても、遊ぶものが尽きることはないよ。

「ゲームは死んだ」と嘆く人ほど、昔の名作を遊んでいないと思う。自分は安く買った『Skyrim』を今になって初めて遊んでいて、すごく楽しい。

さらに、この心配は毎年くり返されているという指摘も付いた。

2024年にも「名作が次々に出る」と言われていた。問題は名作が途切れるかどうかじゃなくて、名作が多すぎることのほうだよ。

話は「ゲームはもう終わった」という言い方への反論に移っていく。作品の出来と、それを作る会社の懐事情は別の話だ、という整理が何度も出てきた。

終わりかけているのはゲームそのものじゃなくて、大作を作る側の体制のほう。任天堂以外の家庭用機の市場は先が暗いけれど、実際に出てくるゲームは小さな開発会社のものも、まともな大手のものも素晴らしい。

ゲームは全然死んでいない。ただ業界は今まさに苦しい時期で、いま下されている判断の悪い影響が、この先数年で出てくるかもしれない。

80年代から遊んでいるという人は、もっと言い切っている。

80年代からゲームを遊んでいるけれど、今が黄金期じゃないと言う人は間違っている。ここ数年で、人生でいちばん好きなゲームを2本も遊んだ。発売されるものに追いつくことすらできない。

本作のような歴史の長いシリーズの新作が、外部のスタジオの手で80点台後半を取る。それ自体が「作品は豊作」という見方の材料になっているにゃ。

いちばん意見がぶつかったのは、点数の付き方そのものだった。口火を切ったのはこんな書き込みだ。

今は一種の自己成就みたいになっている。大作の多くは最低でもそこそこの出来で、そこそこなら80点台前半に届く。届いた瞬間に「傑作」と呼ばれる。実際にその点を取るハードルは、そこまで高くないのに。

すぐに逆の立場の声も付いた。

むしろ採点は厳しくなっていると思う。『Ghost of Tsushima』くらいの作品でも、今なら70点台後半になるはず。

平均点で「名作の年」を語ること自体に、疑問を投げる人もいる。

平均点を根拠にするのはよくないと思う。結局は主観だから。自分が「今年は名作だらけ」と言うのは、レビューの集計を見たからじゃなくて、遊ぶ時間が足りないくらい面白いゲームが出ているから。

最初の書き込みの主は、個人の好みではなく「世間と批評家の受け止め方」の話をしているのだと返す。批評家はほとんどのゲームを遊ぶ立場で、遊ぶ価値のあるものを選び出す役目を負っている、という考え方だね。それに対しても「名作だらけ、という評価だって結局は誰かの主観だ」という反論が重なり、最後は最初の書き込みの主が「もっともな指摘で、言い返せない」と認めて、このやり取りは収まった。

85点の内訳は戦闘と探索で割れる

スレッドの大半は本作そのものから離れていったけれど、こぼれた論点は本作の評価の割れ方とよく重なっている。85点という数字は、戦闘と見た目を「傑作」と見る人と、探索型アクションの一本として「よくできているが目新しくはない」と見る人の、両方の点を足したもの。平均点だけ見ても、その内訳は分からないということだ。

体験版は今も配信中で、セーブデータは製品版に引き継げる。製品版でどのくらい遊べるのかは、体験版の範囲を含めて別の記事でまとめている。

📄 『エースコンバット8』と悪魔城の体験版、10月最初の週末に遊びたい4本

97%の批評家が「おすすめ」と答えた一本が、10月15日に、評価の割れた探索パートごとプレイヤーの手に渡るにゃ。

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