鎖で4人がつながる剣闘士ローグライク『Chained Beasts』、Steamで「非常に好評」
仲間がこっそり柱の周りを何周も回ると、鎖でつながれた残りの全員がその場から動けなくなる。
Featherweight Gamesの『Chained Beasts』は、1〜4人で遊ぶ剣闘士もののローグライクアクション。プレイヤーは鎖で互いにつながれたまま闘技場へ放り込まれ、観客を沸かせながら自由を目指して勝ち抜いていく。Steamでは10月16日に配信が始まり、10月19日の時点でレビューは454件、好評の割合は82%の「非常に好評」になっている。
価格は2,600円。発売から2週間は35%オフの1,690円で買える。対応OSはWindowsとMacで、日本語はUIと字幕に対応しているものの、音声は英語だけになる。家庭用はPS5とXbox Series X|S向けにも出ていて、Xbox版はGame Passにも初日から入った。
壺も棘の壁も武器になる闘技場の乱戦
ゲームの土台は、闘技場での乱戦だ。剣で斬るだけでなく、敵に壺を投げつけたり、逆に敵を壺へ叩きつけたり、棘の壁や蛇の巣穴へ吹き飛ばしたりと、場にあるものを使って倒していく。武器は投げて遠くの敵に当てることもできる。ただ、予備を持たずに投げ切ると素手で戦う羽目になるよ。


そこへ鎖が加わる。息が合わないと柱に絡まって身動きが取れなくなり、うまく連携すれば鎖で敵の足を引っかけて転ばせられる。仲間の動きがそのまま自分の足かせにも武器にもなる作りで、日本語のレビューにも、柱に鎖を巻き付けて仲間を困らせるのが面白いという声が並んでいる。協力して勝ちたい気持ちと、つい邪魔をしたくなる気持ちが同じ鎖でつながっているわけだにゃ。
遊び方の幅も広い。オンラインでは機種をまたいだクロスプレイで最大4人まで遊べ、同じ画面での協力プレイにも対応している。同じ画面で遊ぶ場合は、ゲームパッドが少なくとも1台要る。Remote Play Togetherにも対応しているので、手元に1本あれば遠くの友人を誘うこともできる。
製品版の中身は、3つの章に分かれた9つの戦いと最後の決戦。難易度は10段階あり、スキルは70種類以上、買えるアイテムは40種類以上、解放できる剣闘士(ビースト)は8人いる。元をたどると、12年前に48時間のゲームジャムで作った『Enterchained』という試作がこの作品の出発点だと、開発チームは発売の告知で明かしているね。
もう1つの柱が、戦いの合間の回復に付いてくる代償。ラウンドの間に体力を戻したいときは、身体か心の「後遺症」を1つ受け入れなければならない。片足を引きずる、片目の視界で戦う、幻覚に怯えるといったものがあり、その数は70種類を超える。痛みを和らげる薬もあるけれど、副作用でかえって苦しくなることもあり、最後の手段として手術も用意されている。


体験版に無かった後遺症として、発売前の告知では3つが紹介されていた。
公式の告知より・日本語訳
- Annoying:近づきすぎると、味方がたびたび攻撃してくるようになる
- Impulsive:2レベルごとに新しいスキルを1つ選ばされ、ショップのたびに何か1つ買わされる。欲しくなくても
- Infatuated:カメラが特定の味方を追いかけるようになり、その味方がこちらを見ているあいだは与えるダメージが10%上がる
敵を硬くするのではなく、プレイヤー側に不自由を積み重ねていくことで難しくする。この考え方は開発チームが告知で語っているもので、4人全員が何かしらの後遺症を抱えて鎖につながれている状況は、それだけで騒がしくなる。日本語のレビューにも、後遺症は損に見えて盛るほどおかしなゲームになるという感想が寄せられていた。

一方で、苦しみに見合う成長もある。スキルを覚え、貯めたお金で装備や武器を買い揃え、観客の心を掴めば後押しも受けられる。名声を上げるたびに完全武装したボスが立ちはだかり、それを倒すとローマへの道が開けていく流れだ。

発売の3日前には、今後の更新予定がロードマップとして出ている。
公式のロードマップより・日本語訳(主な項目だけ)
- 12月にバージョン1.1を予定。新しいアリーナ(とボス)、新しい武器、それに合わせた新しい敵を追加する
- 2027年第1四半期には、友人同士で戦えるPvPモードを追加したい。キャンペーンを新鮮に保つため、新しいスキルと後遺症もいくつか入れたい
- PvPを出したあとは、プレイヤーが何を望んでいるかを見ていく。追加の章、新しいスキルや後遺症、ビーストとその派生型、見た目のアイテムなども検討する

PvPは「追加したい」という書き方で、確定した予定として示されているのは12月の1.1までになる。いまの協力プレイの中身に、まず新しい闘技場が1つ足されることになるにゃ。
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