隕石が落ちた島を部隊ごと取り返す ― 『Tears of Metal』がSteamで早期アクセス配信スタート
剣を振るたびに画面の端まで敵が吹き飛んでいく、あの気持ちよさ。それを4人で同時にやれる作品が、7月22日から遊べるようになったにゃ。モントリオールのスタジオPaper Cultが開発した『Tears of Metal』が、Steamで早期アクセス配信を開始した。
同スタジオは、殴った武器がすぐ壊れて次々に拾い直す独特のアクション『Bloodroots』を作ったところ。今回はその一人殺陣から一転して、部隊を引き連れて戦場を歩く方向に振り切ってきた。
隕石が落ちた島を、兵士ごと引き連れて奪い返す

舞台は中世スコットランド風の島。隕石の落下をきっかけに攻め込まれた故郷を、プレイヤーは自分の大隊(バタリオン)を率いて取り返していくことになる。ジャンルの説明としては「中世のハックアンドスラッシュ協力型ローグライク」で、無双系の乱戦と、繰り返し挑んで強くなるローグライクの周回構造を足し合わせた形にゃ。
大事なのは、ひとりで突っ込むゲームではないところ。背中を預ける兵士たちがいて、彼ら自身も遠征と遠征のあいだに恒久的な強化を積み重ねていく。


実際の戦闘のテンポは、公式チャンネルが公開しているゲームプレイ映像がいちばん分かりやすい。
アーティファクトは100種類超、戦場は45か所以上
走るたびに拾えるアップグレードと、100を超えるアーティファクトの組み合わせでビルドを組み上げる。同じヒーローでも、その回に何を拾えたかで攻撃の広がり方も殲滅の速度もまるで変わってくる、という設計だ。ヒーローも複数用意されていて、最前線から派手な技を叩き込む役どころになる。
ステージは45以上の手作りの環境が用意され、そこに毎回異なるシナリオや目標が乗る。同じ地形を歩いていても、やることが変わるので飽きにくい――という狙いにゃ。

拠点まわりも作り込まれていて、集落を拡張してショップを開いたり、永続的な強化を解放したりできる。特殊な目標を達成すると新しいキャラクターやコスメティック、アーティファクトが解禁される仕組みも入っている(公式サイト)。
1人でも、オンラインで4人でも


シングルプレイとオンライン協力の両対応。Steamの機能表記では最大4人のオンラインCo-opに対応し、フルコントローラーサポート、DualShock/DualSense対応、Steamクラウド、ファミリーシェアリングまで揃っている。乱戦系は人数が増えるほど画面が賑やかになるので、フレンドを集められるなら断然そちらだにゃ。
最大4人で挑む協力ものといえば、以前紹介した霧の森を走るホラーも早期アクセスに入ったばかりだった。
日本語はインターフェースと字幕まで、音声は今後の課題
ここは項目を分けて確認しておきたいところ。対応言語は英語・フランス語・ドイツ語・日本語・韓国語・ロシア語・簡体字中国語・スペイン語(ラテンアメリカ)・ポルトガル語(ブラジル)の9言語だが、Steamの表記上、フルオーディオ(音声)対応と記載された言語は現時点で無い。つまり日本語はインターフェースと字幕のみで、日本語ボイスで喋ってくれるわけではない。
そのうえで開発元は、完全版までに「ボイス収録の拡充」と「対応言語の追加」を計画していると明言している。ボイスまわりは早期アクセス期間中に手が入る部分にゃ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本語インターフェース | 対応 |
| 日本語字幕 | 対応 |
| 日本語音声 | 非対応(音声対応言語の記載なし) |
| 対応言語数 | 9言語 |
2,835円、8月5日まで10%オフ
価格は通常3,150円のところ、発売記念で10%オフの2,835円。この割引は8月5日までとなっている。開発元は「早期アクセス終了後に価格は上がる予定」とはっきり書いているので、気になっているなら早いほうが安く済む。
早期アクセスの期間はプレイヤーの反応次第で4〜12か月を見込んでいるとのこと。この1年間クローズド/オープンのテストを重ねてきた状態からのスタートなので、遊べる形にはなっている、というのが開発元の言い分にゃ。完全版に向けては、ヒーローやアップグレードの追加、バランス調整、パフォーマンスと安定性の改善が挙げられている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配信開始 | 2026年7月22日(早期アクセス) |
| 価格 | 3,150円 → 2,835円(10%オフ・8月5日まで) |
| 対応OS | Windows 10(64bit)※Mac/Linux非対応 |
| 最低要件 | Dual Core 2.4GHz/メモリ8GB/GeForce GTX 1070相当/DirectX 11/ストレージ10GB |
| プレイ人数 | 1人/オンライン協力 最大4人 |
| 開発・販売 | Paper Cult |
PC版はXboxのストアでも「Game Preview」として同時に配信されており、PC Game Passの加入者は初日から追加費用なしで触れる。とりあえず手触りを確かめたい人には、こちらがいちばん敷居が低い入り口だにゃ。
Steamのユーザーレビューは執筆時点で356件・92%が好評で、「非常に好評」の評価が付いている。乱戦の爽快感を売りにした作品は数字の伸びが早いぶん、荒れるときも早い。4〜12か月という区切りのあいだに、ヒーローがどれだけ増えて、ボイスがどこまで入るか――そこが完成形の輪郭を決めることになりそうにゃ。
なお、剣を振るタイプのローグライトなら、8月に早期アクセスを控えている作品も動いている。
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