『彗星ブルーム』Steamページ公開、植物化していく少女が壊れた宇宙リゾートで救助を待つドット絵ADV
目を覚ますと、知らない部屋のベッドの上。自分の名前すら思い出せない少女のもとへ、宙に浮いた小さなロボットが「おはようございます!ミントさん!」と声をかけてくる。
個人開発者のMITOHさんが手がける『彗星ブルーム』は、宇宙と植物をテーマにしたドット絵のストーリーアドベンチャー。Steamのストアページが公開された。リリース日は「近日登場」で、Steamでの無料公開に向けて開発が進んでいるにゃ。
舞台は、隕石の衝突でシステムの大部分が止まってしまった宇宙リゾート。プレイヤーは記憶を失った少女「ミント」として、救助船が来るまでのあいだ、ホテルの小さな個室で日々をやり過ごすことになる。そのミントの身体は、日を追うごとに植物へ変わっていく。
自由時間と訪問者の時間を交互に過ごす
ゲームの目的ははっきりしていて、生き延びること。配られる物資は限られているから、空腹度や酸素といったステータスを見ながらやりくりして、救助船の到着を待つ。

1日は「自由時間」と「訪問者との時間」の繰り返しで進む。自由時間は施設を歩き回ったり、部屋で過ごしたり、気になるものを調べたりする時間。それが終わると誰かが部屋を訪ねてきて、会話が始まる仕組みだね。訪問者は別の遭難者で、話を聞くだけでなく物資の取引を持ちかけてくることもある。
会話には選択肢があって、選んだ行動によってその人物との関係や物語が変わっていく。サングラスにアフロの男は取引の前に「何か聞きたいことがあったら言ってくれ」と切り出し、メイドのような装いのアリスは「流星族」という言葉を口にする。エンディングは複数用意されていて、誰と関わり、何を知り、何を選ぶのか、その積み重ねがミントの行き着く先を決めていく。

ストアのストーリー紹介には、訪問者たちの切羽詰まった声が並ぶ。
「リゾートに隕石が衝突したらしい もう終わりだ」 「物資が底をつきかけている... 助けてくれ」 「脅威がリゾートを徘徊しているんだ! 力を貸してくれないか?」
ストアページの紹介文より
それでもミント自身は「そんなことボクには関係ない」と言い切っている。気にかけているのは、毎日やってくる彼らと、身体から生えてくる植物に覚える妙な懐かしさのほうだ。初対面のはずなのに、どこか懐かしい人たち。そこに、ミントがこの場所にいる理由が隠れているみたいだね。

画面の端には「朝」「夕」の時間帯と日数が出ていて、窓の外が赤く染まる夕方のシーンもある。部屋の観葉植物やカーテン、緑の髪の少女と、全体が深い緑でまとめられているのが印象的だよ。

対応OSはWindows。言語は日本語のみで、インターフェースと字幕が日本語。音声には対応していない。
ミントが「思い出さなきゃ」とつぶやくところで、ストーリー紹介は終わっているにゃ。
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