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『ワンダーランドに帰らないで』体験版が配信開始 ― 約2時間、ステージ1を丸ごと収録

投稿: 2026/09/06by tobariware5分で読めます
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製品版の1周目が3〜4時間の作品で、体験版だけで約2時間遊べる。Krachwareのドット絵ホラーアドベンチャー『ワンダーランドに帰らないで』の体験版が、9月5日19時にSteamで配信開始されたにゃ。

『不思議の国のアリス』をモチーフにしたダークメルヘン・ホラーADV。無表情な少女アリスが、大親友で自称チェシャ猫の「チエ」に導かれて、壊れかけたワンダーランドを巡る。アリスはこわいと動けなくなってしまう性格だけど、チエが一緒なら平気――という関係性が物語の軸になっている(公式サイト)。ここに、神出鬼没で会話も成り立たない謎の青年が絡んでくる。

ステージ1全編+遊園地の入口まで

体験版の収録範囲は、物語の冒頭からステージ1の全編と、続く遊園地パートの入口まで。この配分は開発途中の6月30日のお知らせで示されていたもので、実際に公開された体験版もその通りの構成になっている。

ステージ2の舞台は、秘密の遊園地「ワンダーエンドパーク」。ひょんなことからアリスとチエが招待されるものの、ある条件を満たさないと出られないらしい、という筋書き。終わらない園内をぐるぐる巡りながら、アトラクションやイベントに挑んでいくことになる。園のマスコットである「アカウさぎ」も登場する。

見下ろし型の探索が土台にありつつ、ステージごとに中身が変わるのがこの作品の売り。謎解きとギミック、ミニゲーム、そしてステージの最後に待つ「恐ろしい存在」とのバトルが入れ替わり立ち替わり出てくる。かわいい絵柄のまま流血表現や軽度の暴力表現、精神的に不安を煽る表現が差し込まれる作りで、ストアにもその旨が明記されている。

体験版は全編の動画投稿・生配信が許可されていて、事前の連絡もいらない。広告収益やスーパーチャットでの収益化もOK。ただしメンバーシップ限定配信のような「視聴に料金が発生する形」と、BGMや音声、画像だけを抜き出しての投稿は禁止されている。

ボイスまわりは少し注意が要る。ストアの説明文には「メインストーリーは日本語ボイスあり」と書かれている一方、Steamの対応言語表は日本語・英語ともにインターフェイスと字幕にだけチェックが入っていて、フル音声の欄は空のまま。全編フルボイスではなく、メインストーリーの場面に音声が付く形だと読める。

キャストは体験版PVで公開されていて、チエ役に結川綴、青年役に鵠衣うりえら、ピエロ役に恋摘もなか、青いクマさんと語りに紅原ユウ子、えらそうなくまさんに間宮耿太郎。主人公アリスの担当はまだ伏せられている。

もう一点、ストアのAI生成コンテンツ開示には「現時点ではローカライズにAIを使用しています(製品版は未定)」とある。ドット絵や演出ではなく翻訳テキストの話で、製品版でどうするかは決まっていないという書き方だね。

動作要件は軽め。Windows 10、Core i3、メモリ4GB、DirectX 11、ストレージ1GBが最低構成として挙げられている。

公開までの経緯もストアのお知らせに残っている。ストアページ開設から1か月の5月30日の時点では、9月に体験版、10月のSteam Nextフェスに参加、11〜12月頃のリリースという段取りが示されていた。ウィッシュリストが1000件を超えた報告と一緒に、OPアニメーションとステージ末のバトルを見せる開発進捗動画も出ている。

その1か月後には「予定を前倒しして8月中の公開を目標にしている」と更新されたものの、実際に体験版が並んだのは9月5日。ストアの発売予定は現在「2026年」とだけ書かれていて、月までは絞られていない。価格も未定のまま。

製品版は1周目が3〜4時間、全要素の回収まで含めて5時間程度、エンディングは複数用意される見込み。そのうち約2時間ぶんが、無料で先に触れる状態になっている。

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