DS版ホラーFPS『Dementium II』リマスターが10月にSteamで発売へ、4K表示とDS風の画質を切り替え可能
頭に新しいホチキスの跡を残したまま、精神病院の独房で目を覚ます——2010年にニンテンドーDSで出たホラーFPS『Dementium II』が、PC向けに作り直されて戻ってくる。Steamのストアページによると、発売は2026年10月の予定。開発・販売はAtooiで、ストアの紹介文には「当時このゲームを作ったチームが自ら復元した」と書かれているにゃ。
前作の結末、医師のメスの下から物語が始まる
主人公はウィリアム・レッドムーア。前作『Dementium: The Ward』の最後で「ドクター」と名乗る男の手に落ちた彼が、Bright Dawn Treatment Centerという施設で目覚めるところから始まる。記録の上では妻を殺したことになっていて、独房には自分の筆跡で「逃げろ」と書かれたはがきが残されていた、という導入だね。
手術のあと現実が裂け始め、病院はたびたび歪んだ別の姿に変わる。施設を抜け出した先には無人の村と、化け物がうろつく郊外が広がっている。妻の署名が入った手紙に導かれて、さらに奥へ進んでいく流れだ。ストアには「前作を遊んでいなくても大丈夫」とあり、前作のあらすじも短く添えられている。



前作からの変化として挙げられているのは、懐中電灯と武器を同時に持てること、ジャンプやしゃがみ移動で広くなったマップを進めること。倒した敵は復活せず、一度片付けた場所はそのまま安全になる。セーブポイントと持ち歩ける所持品欄もあって、回復アイテムを拾った瞬間ではなく必要なときに使える作りだよ。

2画面のDSを1画面に、画質はくっきりにも粗くにもできる
今回の版でいちばん手が入っているのは見た目と画面の作りまわり。ストアに並ぶ項目は次のとおり(公式のストアページより・日本語訳)。
- Crisp or crunchy. 最大4Kで遊ぶことも、解像度を落として元のハードのようなドット感で遊ぶこともできる
- Classic or modern flashlight. リアルな新しい光で探索するか、DS版の型抜きのような光に切り替えるかを選べる
- Walk in blind. 原作では敵が近づくと音楽で知らせてくれた。これを切れば、何も教えてくれなくなる
- Redesigned for a single screen. DSで2画面に分かれていたものを1つの画面に収め、画面上のミニマップで道案内する
- コントローラーにフル対応、マウスとキーボードでも操作できる

接近を知らせる音を切る設定は、原作を知っている人ほど効いてくるはず。DSの下画面にあった地図はミニマップとして画面の端に収まった。

対応OSはWindowsのみ。最低動作環境はWindows 10以降(64bit)、メモリ4GB、Intel Graphics 4400以上、空き容量800MBと軽く、ストアの説明にはSteam Deckでも快適に遊べると書かれている。価格はまだストアに出ていない。対応言語は英語だけで、日本語はUI・字幕・音声のどれにも対応していない点には気をつけたいところだね。
同じSteamには、2013年に別の開発会社が移植した『Dementium II HD』も販売中で、こちらとは別の商品になる。前作『Dementium: The Ward』は、Atooiの手で2025年10月27日にSteam版が出ている。
ウィリアムが医師のメスの下で目を覚ましてから16年。今度はPCの1画面の中で、もう一度あの施設から逃げ出すことになるにゃ。
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