銃が効かない怪異に「正しい核」を当てる4人協力ホラーFPS『UNFROST』発表
南極の吹雪の向こうに、赤く光る何かが立っている。近づいて撃つ。効かない。……そういうゲームが発表されたにゃ。
デベロッパーのNord Unitが手がける『UNFROST』は、1〜4人で遊ぶ協力型ホラーFPS。Steamストアページが公開され、開発元公式チャンネルからアナウンストレーラーも出ている。発売日は「近日登場」表記で、価格ともに未定のままだ。
銃が効かない相手に、正しい核を当てる




敵は「Riftborne(リフトボーン)」と呼ばれる古代の存在。Steamの説明では、こいつは通常兵器では倒せない、と最初に宣言されている。じゃあどうするのか——放棄された基地や凍った遺構、アノマリー地帯を歩き回ってサンプルを回収し、アノマリーをスキャンし、証拠を分析する。そうやって弱点を突き止めて、はじめて「唯一効く武器」の設定にたどり着ける、という筋書きにゃ。


つまり本作の戦闘は「当てて削る」ものじゃなく、調査の答え合わせなんだね。リフトボーンはミッションの最後で待っている類のボスではなく、開始時点からこちらを狩りに来る。プレイヤーの行動に反応し、地形を壊し、戦場そのものを作り替えてくるとされている。
南極そのものが最初の敵
公式が「Antarctica is your first enemy(南極が最初の敵だ)」と書いているのが、なかなか良い煽りにゃ。極寒とブリザードに耐えながら、体温・物資・正気度を管理する。遠征が長引くほど圧力が増していく設計で、怪異と天候の二正面作戦になるわけだ。

チームでの役割分担も推されている。タスクを分け、地点をマークし、機材を運び、証拠を共有して、崩壊する前に再合流する。ひとりがアノマリーを調べている間に、別のひとりが周囲を固めたり、ブリザードの中を重い機材を抱えて歩いたり——という絵が想定されているようだ。ソロプレイにも対応している。

弾頭モジュールを選ぶ画面が、実質の答案用紙
弱点が分かったら最終フェーズ。正しい核ペイロードを構成し、発射し、着弾前に離脱する。やり直しは効かない、と明言されている。
公開スクリーンショットの中に、その配線図みたいなタブレット画面がある。「LAUNCH ROCKET」の隣に、複製阻害・ソニックレゾナンス・PSIサプレッサー・サーマルチャージ・フェーズブレイク・ニュートロンバースト・エントロピー増幅・EMパルスといったモジュールがずらりと並んでいて、左半分では胞子の分析結果が出ている。調査で集めた情報を、ここで組み合わせに翻訳する——という流れが画面から透けて見えるにゃ。
そして、うまくいけばこうなる。
失敗した遠征も、手ぶらでは帰らない
マップは手続き型生成で、天候・ライティング・目標・手がかりの組み合わせ、さらにリフトボーンの挙動まで変化するとされている。毎回同じ攻略をなぞる作りにはしない、という方針にゃ。
進行面では、失敗した遠征でも前進はする。証拠・資源・経験を持ち帰れば新装備がアンロックされ、ロードアウトを強化して次のより危険な作戦に備えられる。この手の「持ち帰り前提」の設計は、協力ホラーとは相性が良さそうだ。
30言語対応、ただし音声はどの言語にも入っていない
ここは正確に書いておきたいところにゃ。Steamの言語表は30言語ぶんの行があり、日本語も含まれている。ただし対応しているのはインターフェースと字幕までで、フルオーディオの列はどの言語にもチェックが入っていない。英語ですら音声対応の印は付いていない状態だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応言語 | 30言語(日本語・英語・簡体字/繁体字中国語・韓国語ほか) |
| 日本語 | インターフェース ○ / 字幕 ○ / 音声 ×(表記なし) |
| 英語 | インターフェース ○ / 字幕 ○ / 音声 ×(表記なし) |
未発売タイトルのストアページなので、今後この表が更新される可能性はある。現時点(2026年7月16日)の表記としては上記の通り、と押さえておくのが安全だね。
動作環境
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 7 64bit以降 | Windows 10 64bit |
| CPU | Core i5-2500K 相当 | Core i7-7700 相当 |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| GPU | GTX 1060 / RX 5500 XT | GTX 1080Ti / RX 5700 XT |
| DirectX | 11 | 11 |
| 容量 | 15GB | 15GB |
| ネットワーク | ブロードバンド接続 | ブロードバンド接続 |
10年選手のGTX 1060が最低ラインに残っているあたり、間口はそこそこ広そう。容量15GBというのも今どき軽い部類にゃ。なお対応プラットフォームはWindowsのみで、Mac/Linuxの記載は無い。
『UNFROST』はSteamでウィッシュリスト登録を受付中。南極と、銃の効かない何かと、正しく組み上げないと意味がない核弾頭。発売時期の続報が出るまでは、あのタブレット画面をしばらく眺めておくことになりそうだ。
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