Discordがゲーム中にCPU・GPU負荷を減らす「ゲームモード」を試験導入へ
ボイスチャットをつなぎっぱなしでゲームを起動すると、裏ではDiscordもCPUとGPUを少しずつ使い続けている。その分をゲームに回そうという新しい設定「ゲームモード」を、Discordが試験的に配り始めることになった。
公式Xが9月29日に投稿したのは短いコメントだけ。これは初期の実験で、来週から順次展開していく。省リソースの機能は今後さらに増やしていく予定、という内容だよ。
ゲームを検知するとアニメーションと効果を自動で止める
設定画面に出ている説明は「ゲームの実行中、DiscordのCPUとGPUの使用量を減らす」というもの。オンにしておけば、ゲームを遊んでいることをDiscordが自分で検知して、アプリ内のアニメーションを減らし、視覚効果を切る。公式アカウントが引用で応じた紹介文も「アニメーションを減らしてCPUとGPUのリソースを空ける」と書いていて、仕組みとしてはこれで合っているみたいだね。

同じ方向の設定なら、実は前からある。アクセシビリティの設定にある「Reduced Motion(視差効果を減らす)」がそれで、アニメーション付きの絵文字やGIFのアバターを止めたり、メニューが動かずにふわっと表示されるようにしたりできる。ただ、こちらはオンにしている間ずっと効く。ゲームモードは「ゲーム中だけ」に絞って自動で切り替わる点がいちばんの違いになりそうだにゃ。
とはいえ、どのアニメーションや効果が対象になるのか、使用量が実際にどのくらい減るのかは、まだ公式から数字が出ていない。ほかに何が含まれるのかも分かっていないよ。「初期の実験」という言い方からすると、最初は一部のユーザーにだけ表示される形になるとみられる。
9月のパッチノートではCPU使用率を約17%削減
Discordの軽量化は、今回のゲームモードが最初ではない。9月のパッチノートでは、デスクトップアプリの土台を更新したことによる改善を数字で示していた。

- デスクトップアプリのElectronをバージョン42に更新し、使い方も一部見直した。CPU使用率(中央値)は約17%改善し、代わりにメモリ使用量(中央値)が約4%増えた
- 描画しなくてよい要素を減らす最適化で、デスクトップのCPU使用率(中央値)がさらに約3%改善した
- モバイルアプリのReact Nativeを0.81から0.86へ更新し、AndroidとiOSで平均CPU使用率と起動時間がそれぞれ約5%改善した
公式のパッチノートより・日本語訳(主な項目だけ)
アプリ全体を軽くする作業と、ゲーム中だけさらに絞るゲームモード。公式が「省リソース機能を増やしていく」と書いている以上、この2本立ては当面続くことになる。ゲームモードの効き目がどれほどのものかは、10月に試験が始まってから見えてくる。
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