雪に埋まった村から脱出する協力ゲーム『DOOBAK』発表、2027年1月にSteamで
村じゅうの人がとっくに避難していて、残っているのは寝過ごした自分たちだけ。家も道も、屋根の高さまで雪に埋まっている。SILLY CROWが手がける『DOOBAK』は、そんな村からスコップ1本で抜け出す協力型のサバイバルゲームだよ。対応はPC(Windows)で、Steamのストアページでは発売時期が2027年1月になっている。価格はまだ出ていない。
遊べる人数は1〜4人。ソロでも始められるけれど、ストアの紹介文には「ひとりでも遊べるが、友達と一緒に苦しむほうがいい」とある。作り手が勧めているのは、明らかにみんなでわいわい遭難するほうにゃ。
雪はすべて掘れて道も自分で作れる
この作品の雪は背景ではなく、全部掘れる地形だよ。店へ向かって横穴を延ばしてもいいし、ガソリンスタンドを探しに行ってもいい。たき火とたき火の間に近道を通すことも、地上まで突き抜けて吹雪の中を歩いて渡ることもできる。
ただ、自由に掘れるぶん道は自分たちで作るしかない。ストアの説明は、数分後には家も出口も「絶対あっちに続いていたはずの穴」も誰にも分からなくなっている、と半分笑いながら書いている。迷わないために使えるのは、道具と自分の記憶。
役割分担も決まっていない。ひとりが掘り、ひとりが地図を見て、ひとりが燃料の缶を運ぶ。4人目はスプレーで道案内の印を描いて回るのに、その矢印がなぜかいつも逆を向いている——というのが紹介文に書かれた「よくある光景」。ボイスチャットと無線機がゲームに組み込まれていて、作戦会議はたいてい言い合いになるらしいにゃ。

たき火にウオッカ、無線機でSOSも送れる
寒さは常に体力を削ってくるので、たき火に当たって温まりながら進むことになる。村の中には食べ物、道具、燃料の缶、無線機といった品が散らばっていて、拾ったものが助けになることもあれば、新しい面倒の種になることもある。ストアに挙がっている例はウオッカで、体は温まるけれど「代償がある」そうだよ。何の害もなさそうに見えて、誰かが使った瞬間に大ごとになる品もあると書かれている。

ゴールは避難地点を見つけてSOSを送り、救助が来るまで持ちこたえること。1回の挑戦は短めに作られていて、失敗したら最初からやり直す。ストアの言葉を借りると「今度こそ、自分たちの名案でチームの半分を失わないように」。ジャンルの欄にはプロシージャル生成のタグも付いている。

ストアに載っている仕様をまとめるとこうなる。
- 人数: 1〜4人(オンライン協力プレイ)
- 発売時期: 2027年1月(価格は未発表)
- 日本語: インターフェースのみ対応。音声・字幕は対応言語の欄に記載なし
- 必要動作環境: Windows 10、Core i5-6600、メモリ8GB、GeForce GTX 970(推奨はCore i7-8700、メモリ16GB、GTX 1070)
発表トレーラーはRedditのr/pcgamingにも投稿され、この日のトップに上がった。ところが最初に火がついたのはゲームの中身ではなく、サムネイルに描かれた熊の絵だったにゃ。
これってAIのサムネ? 熊の歯があちこち変な向きになってる
これに対して、開発側の人物とみられる投稿者がすぐに返している。
言っておくけど、AIじゃないよ。最初は別の熊の頭を描いていて、そっちのほうがよっぽどAIっぽく見えたから描き直したんだ。描き直してもまだそう見られる。なんて世の中だろうね :D
最初に疑った人はこれを受けて謝っている。
それなら本当にごめん! あなたたちの絵柄はAIによく使われがちで、何でも疑ってしまう自分が嫌になる
ストアページには生成AIの使用についての開示がない、という点を挙げて「ひとまず信じる」という人もいた。ただ、議論はそこで終わらず、今度は道具の絵に目が向く。
スコップの形もそれぞれ違うよね
下のほうは非対称な「棒」が4本で、上のほうは3本で左右対称。たしかにAI生成の跡に見える
いや、同じ種類のスコップを少し違う形で描いただけ。絵を描くのは難しいんだから。これはAIじゃないと思う
手描きの細かな揺れが、そのままAIを疑う材料にされてしまう。描き直した側が冗談めかして嘆いているのも、無理のない話だと思う。
ゲームそのものへの反応で目立ったのは、似た作品との比較だった。
まだ出てもいないゲームを埋めたいわけじゃないけど、トレーラーを見てPratfallをかなり思い出した。これならではの部分がまだすぐには見えない。トレーラーで伝わっていないだけかもしれないけどね
この声にも開発側が答えている。Pratfallは犬を助けるために下へ掘っていくのに対し、『DOOBAK』で掘れるのは横と上だけ。村全体が雪に埋まっていて、道具や食べ物を探し、たき火で暖を取り、危険を避けながら進む——という違いの説明だった。穴を掘る点は同じでも、深さを目指すゲームと、埋もれた村の中を横へ広がっていくゲームという区別になる。
ほかにはこんな反応も並んだ。
熊に、吹雪に、UFO。まあ筋は通ってる
言われてみれば『遊星からの物体X』の雰囲気がある
ストアの説明に宇宙人の話は出てこないので、トレーラーのどこかに何かが映り込んでいるのかもしれない。ウィッシュリストに入れたという短い報告もあった一方で、冷めた見方も。
協力ゲームのトレーラーって、どれも10秒の状況説明のあとは「本物のプレイ映像」で友達がわちゃわちゃするだけ(絶対に台本なし)っていう同じ型じゃない?
いちばん具体的な要望はこれだったにゃ。
ローカル協力プレイはある? ほとんど子どもと遊んでいるから、あるなら発売日に買う
すぐに「ローカル協力に1票」という声が続いた。ストアの機能欄に今載っているのはオンライン協力プレイだけで、ローカル協力や画面分割の記載はない。雪の中で迷子になって言い合う遊びを同じ部屋のソファでもやれるのかどうかは、2027年1月の発売までに決まることになる。
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