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1人で遊ぶ人狼『虚言審判』、発売5日でSteamレビュー514件の「非常に好評」

投稿: 2026/10/22by tobariware約5分で読めます
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「酔いどれ」は自分を善人だと思い込んでいて、嘘をつく。しかも、まだ盤面に出ていない別の善人の役職を名乗ってくる。

推理ゲーム『虚言審判』(英題『Dupery: A Game of Solo Deduction』)には、こういう厄介な証人が175種類以上いるにゃ。10月16日にSteamで発売されてから5日、ユーザーレビューは10月21日時点で514件。そのうち83%が好評で、評価は「非常に好評」になっている。

開発はイギリス・ブリストルのGilded Rune Games。Matt、Luke、Lydiaの3人で運営しているスタジオだよ。販売はYogscast GamesとGamerSky Gamesが担当している。対応機種はWindowsとmacOSで、日本語にも対応。

人狼を1人用にした、役職と証言の捜査ボード

もとになっているのは『Blood on the Clocktower』や『人狼』『アヴァロン』のような、参加者に紛れた嘘つきを会話で見抜く正体隠しのゲーム。これを1人で遊べる形にしたのがこの作品だね(Steamストアページより)。

事件ごとに、容疑者のカードがマス目状に並んだ捜査ボードが用意される。カードには「時計職人」「ブラッドハウンド」「司祭」「郵便配達員」といった役職があり、それぞれが「#12は悪」「北を指す」のような証言をしてくる。画面の端には、この事件に善人と悪人が何人ずついるかの比率と、経過時間の時計が置かれている。

素直に証言を信じても解けない。役職は「無実の者」「邪魔者」「手下」「裏切り者」の陣営に分かれていて、嘘をつく役職もいるからだよ。冒頭の酔いどれは「邪魔者」で、陣営としては善。それでも嘘をつき、未登場の善の役職になりすます。「アイドル」は悪の「裏切り者」で、隣接する無実の者に罪を着せたうえで、容疑者と見なされた別の役職に偽装する。「隣接」は北・東・南・西のどれかにいる相手のこと、とルールが細かく決まっているので、誰の証言なら信じられるかを順に絞り込んでいく作りだね。

役職によっては能力も使える。証言をさらに引き出したり、ノイズになる情報を消したりして、推理を前に進める道具になるみたいだね。気づいたことはボード上にメモや糸、ピンで書き込める。現実の刑事ドラマで壁に貼られる捜査ボードを、自分の手で組み立てていく感覚に近いと思うにゃ。

誤認逮捕でクビ、3地域の組織を崩す

推理が外れたときの罰は重い。罪のない善人を逮捕すると評判が下がり、下がりすぎると捜査資格を失う。画面に大きく「クビにされた!」と出て、そのランは終わりだよ。事件を解決すれば、かかった時間とともに「事件解決!」の表示が出る。

舞台は犯罪組織「シンジケート」にむしばまれた街。1回の挑戦(ラン)の中で事件を次々に解き、手がかりを集めて組織の幹部を崩していく。発売に合わせた告知では、街は3つの地域に分かれていて、地域ごとに独自の仕組みと役職がある。手がかりのファイルには地域名やマス目の大きさ(3×3、4×4など)、解決済みの事件数が書かれていて、事件の規模も少しずつ変わっていくよ。最後に待つのは、組織の頂点に立つ「地下皇帝」との対決だね。

ローグライクらしく、事件と事件の間には強化を選べる。「噂好きは、可能なら裏切り者を選ぶ」「身代わりは常に登場中」のように事件のルール自体をいじるものもあれば、評判を回復するものもある。事件の進み方を変える「特性」は32種類用意されていて、見つけるたびに図鑑が埋まっていく。

シンジケートを壊滅させたあとも遊び方は残っていて、日替わりのランダム事件、自分で条件を決めるカスタム事件、終わりなく捜査を続ける「エンドレス捜査」モードがある。MODとSteamワークショップへの対応も予定されているにゃ。

ストアの言語表で日本語に付いている印はインターフェースの欄だけ。音声と字幕の欄に印があるのは英語だけだよ。会話の場面は文字で読み進める作りなので、遊ぶうえで困ることは少ないと思う。

  • 価格: 2,300円(税込)。10月30日までは発売記念の20%オフで1,840円
  • 対応OS: Windows 10以降/macOS
  • 最低動作環境: デュアルコア2.5GHz、メモリ2GB、空き容量1GB

20%オフのセールは、コミュニティ向けに出された謎解きの課題をプレイヤーたちが解いたことで実現したもの。推理好きが自分たちの手で開けた割引、ということになるね。

動作環境は軽く、モノクロの画面にカードが並ぶだけの見た目は地味かもしれない。それでも514件のレビューの8割以上が好評を付けたのは、1枚の証言を疑い始めると、盤面全体がひっくり返っていく推理の手触りのほうなんだと思うにゃ。

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