100万体のゾンビに空母打撃群で挑むRTS『Ebbtide』、Steamページとゲームプレイ映像を公開
ロサンゼルスの地図を見下ろしていて、気になる通りにカーソルを合わせて拡大する。読み込み画面は挟まらず、そのまま兵士と戦車とゾンビの群れがひしめく戦場の画面に切り替わる。ProjectAliveが開発する『Ebbtide』は、そういう作りのゾンビサバイバル・リアルタイムストラテジーだよ。Steamのストアページが公開され、あわせてゲームプレイトレーラーも見られるようになった。
プレイヤーが指揮するのは、人類に残った最後の空母機動部隊「TF-1 "Ark"」。ストアページによると敵はおよそ100万体で、それ以上になる可能性もあるという。戦いはハリウッド・ヒルズからロサンゼルス港までのLA一帯で始まり、そのあと世界へ広がっていく。
マップと戦場が地続き、LA15地区を守る
いちばんの特徴は、作戦マップと戦闘の画面が分かれていないことにゃ。別のミッション画面に切り替わることも、結果だけを自動で決める処理もない。ズームアウトしても戦闘はそのまま続き、失った部隊や倒した数、壊れた建物はマップ側にも残る。
作戦マップでは時間を止めることも、最大4倍速で進めることもできる。LAは15の地区に分かれていて、それぞれが「Hold」「Crisis」「Lost」の3段階で移り変わっていく。指揮下にあるのは州兵、ロサンゼルス市警(LAPD)、ロサンゼルス郡保安局の部隊で、キャンプ・ペンドルトンから海兵隊を呼ぶこともできる。トラックやヘリの輸送隊を回すのもプレイヤーの仕事だね。見えるのは味方の視界に入った群れだけなので、地図の上でも油断はできない。

ゾンビの群れは「Nexus」という集合意識に操られていて、ただ押し寄せてくるだけでは終わらない。輸送隊を待ち伏せし、道路を断ち、拠点を包囲して、孤立した部隊を狩りにくる。攻撃の前には警告が出る。戦場ではゾンビが折り重なって壁や屋根をよじ登り、低く飛ぶヘリにまでしがみつく。やられた兵士はそのままゾンビとして起き上がるので、部隊を失うと敵が増える仕組みだ。

グラフィックは3Dのピクセルアートで、地面を埋め尽くす群れが黒い波のように壁へ寄っていく。数の暴力をそのまま絵にしたような画面だにゃ。
戦車からトマホークまで、直接操作も可能
部隊ごとに隊形や交戦の姿勢を決められ、戦車、ブラッドレー、LAV、ハンヴィー、攻撃ヘリのアパッチとヴァイパーを動かせる。ブラックホークからのファストロープ降下や屋上への降下もある。TABキーを押すと、兵士1人や戦車、ヘリを自分で直接操作することもできるよ。

支援射撃はマップからも戦場からも呼べる。並んでいるのは次のとおり。
- 砲・ロケット: M777榴弾砲、HIMARS、駆逐艦の艦砲、トマホーク
- 航空攻撃: 空母のF/A-18、F-15E、F-35B、A-10
- 上空待機: AC-130Jガンシップ、MQ-9無人機



艦の弾薬庫には限りがあるので、撃ちたいだけ撃てるわけではない。
前線基地も自分で築く。HESCO防壁やコンクリート壁、門、足場、銃座、CIWS、迫撃砲陣地、弾薬庫、給油所、照明まで置ける。部隊には弾薬と燃料が要り、補給できるのは確保している基地だけ。資材はフックリフト車かヘリの吊り下げで運ぶので、補給線が途切れると前線も止まる。派手な火力の裏で、物流をつなぐゲームでもあるわけだね。

ストアページの説明には、感染の疑いがある市民を検疫で選別する場面もあり、処刑を命じることもできると書かれている。流血や燃える人物の表現も多い。

ロサンゼルス港から連れ出した部隊は、そのままArkに乗って世界キャンペーンへ持ち越される。どの地域を助けるかを選び、空母群を射程まで動かし、友好国の港で補給する。パイロットや専門家を救い、同盟国の艦艇を艦隊に加えながら、各地に隠れたNexusの指揮ノードを探していく流れだ。


対応機種はWindowsとmacOS(Appleシリコン)で、シングルプレイ専用。発売日と価格はまだ発表されていない。日本語はインターフェースと字幕に対応していて、音声は日本語に対応していない。
最初の舞台はLAの15地区だけでも手一杯に見える。それでも、そこで生き残った部隊が世界キャンペーンの出発点になるにゃ。
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