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ブラウザRTS『OpenFront』がSteamで早期アクセス開始、数百人で世界地図を奪い合う

投稿: 2026/09/19by tobariware6分で読めます
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ブラウザのタブ1枚で遊べて、ダウンロードもアカウント登録も要らない。そんな気軽さで広がってきたリアルタイムストラテジー『OpenFront』が、9月17日にSteamで早期アクセスを始めたにゃ。

価格は905円で、10月初旬までのリリース記念セール中は29%オフの642円。9月19日時点でユーザーレビューは370件中90%が好評の「非常に好評」になっていて、出だしは上々だね。

数百人の陣取り、勝負は外交で決まる

1試合の舞台は、何百人もの実プレイヤーが同時に入る1枚の世界地図。最初はちっぽけな領土しか持っていない。そこから誰も守っていない土地へ兵を流し込み、弱った隣国を圧迫し、金を貯めて軍備を整えていく——というのが基本の流れになる。

基地を細かく建てたりユニットを1体ずつ操ったりする作りではなく、開発チームは「深さは外交にある」と説明している。やれることは、港・都市・ミサイル防衛の建設、ゲーム内の同盟申請による休戦交渉、海軍での制海権争い、そして終盤の核攻撃まで。広げすぎれば崩れ、投資を渋れば押しつぶされる。操作は数分で覚えられる一方で、経済と軍事の配分がそのまま勝敗を分ける作りだよ。

マップによって戦い方が変わるのも特徴。ストアの説明では、ヨーロッパは要衝が多くて外交とタイミングが物を言い、アジアは開けた地形で速攻の拡大が有利、全世界マップでは海の支配が絡んでくる、とされている。8月に配信されたブラウザ版のv33では、太陽系まるごとの「Sol」や、道路が水路でカジノが国になっている「Las Vegas Strip」など22枚の新マップが一気に追加された(v33のお知らせ)。同じアップデートでは、安全圏が縮んで外側の兵力と軍艦を削っていくバトルロイヤル風のモード「Doomsday Clock」と、ランク戦の2対2も入っているにゃ。

同じクランタグを付けたプレイヤーはチーム戦で自動的に同じ陣営に入る仕組みもある。クランの勝敗や勝率は全体のランキングで比べられるほか、公式の競技団体「OpenFront Masters」が賞金付きの大会を毎月開いている。

買う意味はある?Steam版の特典

気になるのは、無料で遊べるゲームをなぜ買うのか、という点。開発チームはストアページにそのための項目をわざわざ設けていて、Steam版にしかない遊びの要素は今後も作らないと明言している。ブラウザ版のopenfront.ioは今後も無料で、サーバーもプレイヤーも共通。Steamで始めた試合で、スマートフォンのブラウザから入った相手と戦うこともできる。

そのうえでSteam版に付くものとして挙げられているのは、次のとおり(ストアページ)。

  • 起動の速さと、アセットの読み込み改善によるパフォーマンス向上
  • Steam実績(Steam側の不具合で遅れていて、1〜2日のうちに入る予定とされている)
  • オフラインプレイ
  • Steam購入者限定の見た目アイテム
  • 公式Discordでの支援者ランク
  • 9.99ドル相当のサブスクリプション1か月分

見た目アイテムは自分の領土の模様や国旗を変えるもので、試合に入っている全員の目に入る。いずれも見た目だけの効果で、課金で有利になる要素は入れないとしているよ。

日本語はインターフェースと字幕に対応していて、音声は非対応。対応OSはWindows・macOS・SteamOS/Linuxで、最低動作環境はメモリ4GB・ストレージ2GBと軽めだね。配信翌日にはv0.1.7のパッチが出て、UIの拡大縮小の設定追加や、Linuxで画面が真っ黒になる不具合の修正が入った(パッチノート)。

もともとはオープンソースで作られてきたブラウザゲームで、開発チームは3人。パブリッシャーも広告費も持たず、プレイヤーがリンクを共有し、配信者が取り上げることで広がってきたという。月間アクティブプレイヤーは100万人を超え、8月の告知では1日あたりのプレイヤーが数か月にわたって20万人を上回っていると公表された(開発チームの告知)。2025年7月に約107万回だった月間の試合数は、2026年7月には約498万回まで伸びている。

Steam版の配信当日には、累計プレイヤー2,100万人以上、Discordの参加者6万5,000人以上、発売前のウィッシュリスト登録24万件以上という数字も示された(配信開始のお知らせ)。35以上の言語への翻訳もプレイヤーが無償で手がけたもので、300人を超える協力者がバグ修正や機能追加のコードを寄せてきたという。

早期アクセスの期間は6か月ほどを見込む。売上はiOS/Android向けアプリ、クラン機能とランキングの拡充、マップやモードの追加、Steam Deckへの最適化に充てるとしていて、ロードマップはGitHubで公開されている。製品版ではオフライン対応の強化も予定しているにゃ。

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