ゾンビ側で5つの街を落とす『We Are The Horde』体験版がSteamで配信中
生き残る側ではなく、街を食い荒らす側を担当するゲームにゃ。BixelTechCodeが開発する『We Are The Horde』は、ゾンビのホード(群れ)を育てながらピクセルアートの街を1地区ずつ制圧していくストラテジー。製品版は2026年第4四半期のリリース予定で、Steamではもう体験版が配信されている。
最初の手駒は、マンホールから這い出してくる1体のシャンブラーだけ。そこから仲間を増やし、最終的には数百体のゾンビが一斉に通りを埋め尽くすところまで膨らんでいく。ストアの紹介によると、買ったゾンビは1体ずつ実際にマップを歩き回り、戦闘でやられたゾンビはホードから本当にいなくなる。数字だけが増える放置ゲームとは違って、群れの大きさがそのまま画面に出る作りだね。
全7種のゾンビはバイオマスで増える
ゾンビが生み出すバイオマスが通貨で、これで新しいゾンビやアップグレードを買う。ゾンビは全7種類。基本のシャンブラーから最上位のアルファまでいて、離れた場所から斧を投げるアックススロワー、戦闘の最中に下水道から現れるクローラーのように、特殊能力を持つものもいる。
ホードが生存者を追い詰めるたびに、プレイヤーは選ぶことになる。そのまま喰わせればすぐにバイオマスが手に入り、クリックで感染させればゾンビとして群れに加わる。ただし感染させると誰かが行方不明を届け出て、疑惑が上がってしまう。目先の資源をとるか、頭数をとるか。この二択が、遊びの中心に置かれているみたいだね。
群れが大きくなるほど街の警戒度も上がる。巡回中の警官が発砲し、生存者はバットを手に向かってきて、掃討部隊がホードを削りにくる。短い時間で制圧しすぎると、特殊作戦や一斉摘発まで送り込まれる。派手に暴れるほど反撃も強くなるので、勢いだけでは押し切れない。



マンホールから5つの街、45地区を奪う
舞台になる街は5つあり、それぞれに9つの地区がある。市民公園から警察本部まで並んでいて、制圧した地区ごとに違う報酬が用意されている。敵の顔ぶれも街ごとに違う。
- Millbrook: 自警団がバットや猟銃で応戦する
- Ashford: 消防隊が火炎放射器を持って出動する
- Port Haven: 海兵隊が上陸艇で海霧の中から現れる
- Redwater: ギャングの縄張り
- Northgate: 軍事基地。屋上の狙撃手、ゲート前の地雷、サプレッサー付きの武器を持つ特殊部隊が待っている
ひとつの街で星を3つ集めると次の街が解放され、手に入れた変異は次の街へ持ち越せる。

拠点になるのはマンホールだね。ホードがたどり着いたマンホールは、どれでもバイオマスを払って巣にでき、以後はそこから増援が出てくる。攻撃中の地区のすぐ隣に巣があれば、その地区は早く陥落する。そのかわり最後の巣を失うと、その街は失われる。隣の街もゲートから兵士を送り込み、人間を奪還したり、巣をいぶし出したり、制圧済みの地区を奪い返したりしてくる。対抗策がホードコールで、攻撃中の地区へ群れを呼べば総攻撃になり、コールに払ったバイオマスが3倍の力で制圧に回される。
プレイしていない間もホードはバイオマスを集め続けるけれど、戦闘が起きるのは画面を見ているときだけ。そのときは、ランダムな戦利品を持った略奪者を捕まえることもできる。難易度はノーマルとハードの2段階で、Steam実績は30個ある。

開発の手は今も速く、10月下旬にはパッチが立て続けに出ている。大きいのは10月28日のアップデートで、各街は星ごとに3回遊ぶ作りなのに、これまでは同じマップが難しくなるだけだった。そこを、毎回ルール・開始地点・サブ目標の違う形に作り替えている。
公式のパッチノートより・主な項目だけ(日本語訳)
- シチュエーション: 星1つ目以降、すべてのプレイに特別ルールが付く
- 夜: ホードが集める注目が30%減り、生存者の出現も減る。ラウンド中ずっと暗い
- 熱波: バイオマスが25%増えるが、騒音も30%増えて警戒度が早く上がる
- 外出禁止令: 反撃が1.4倍の頻度になり、兵士も1人増える。そのかわり制圧した地区の生産量が50%増える
- 避難: 街を壊滅させたときの変異が最大50%増える。45分目からはボーナスが1分ごとに1ポイントずつ下がる
- サブ目標: 略奪者を3人捕まえる、生存者を12人感染させる、ホードコールや巣の購入なしで街を制圧する、など。達成すると壊滅時の変異が25%増える
- オート購入: ショップ下のAUTOボタンで、バイオマスがある限りいちばん安いゾンビを買い続ける
その後もSteamのリーダーボード追加、ホードコールの届く範囲の拡大、カーソルを緑色の腐ったゾンビの手に変える変更などが続いた。これらのパッチは製品版と体験版の両方に入っていて、セーブデータも引き継がれる。ただしリーダーボードは製品版だけで、体験版からは記録が送られない。
ストアの対応言語表で日本語に付いているのはインターフェースの項目だけで、フル音声と字幕には対応していない。英語やドイツ語など、ほかの8言語も同じ扱いになっている。ストアの紹介文も日本語で読める。
- 開発・販売: BixelTechCode
- リリース予定: 2026年第4四半期(価格は未発表)
- 対応OS: Windows 10/11(64bit)
- 必要スペック(最低): デュアルコア2GHz、メモリ4GB、DirectX 11対応でVRAM 1GBのGPU、ストレージ500MB
- 表現: ピクセルアートによるカートゥーン調の暴力表現と、小さな血しぶき。リアルな残酷描写はない
最初の1体から5つ目の軍事基地まで。体験版は、その道のりの入口にあたるにゃ。
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