『偽りのアリス -Retold Tale-』Steamで体験版配信、3人のアリスが殺し合うノベルは11月発売予定
「同じ名前を持つ失敗作が出会ったら――殺し合うんだよ」。ストアページの物語紹介は、この一言から始まる。
ビジュアルアーツのブランド team Aecaが手がける『偽りのアリス -Retold Tale-』は、書きかけのまま捨てられた物語の失敗作たちが集まる「塵箱」が舞台のビジュアルノベル。同じ名前を持つ失敗作は互いに殺し合い、最後の1人だけが「本物」になれる。記憶を失った主人公の“先生”は、『不思議の国のアリス』の失敗作である3人のアリスと出会い、その殺し合いの運命をかき乱していく——という筋立てだよ。
Steamのストアページには無料の体験版が並んでいて、製品版は2026年11月の発売予定。英語版ストアページのリンクがr/pcgamingに投稿され、海外のPCゲーマーの目にも留まったにゃ。
原作は2019年のスマホゲーム、クラウドファンディングは目標の1,280%超
原作は、2019年10月3日にiOS/Android向けに配信が始まった放置系RPG『偽りのアリス』。2023年に新規コンテンツの追加が止まり、その世界をノベルゲームとして語り直すのが今回の『Retold Tale』だね。開発資金は2025年秋にクラウドファンディングで募られ、目標の500万円は開始から3分で達成。公式サイトによると、最終的に目標の1,280%超、6,400万円を超える支援が集まったという(ビジュアルアーツのプレスリリース)。

登場するのは、赤いドレスに刃一本で飛び込む紅のアリス「プリマ」、冷静な弓手「セクンダ」、臆病だけれど肝心なところで外さない白帽の術士「テルティア」の3人。そこに「本物のアリス」に最も近いライバルとしてアルター・アリスが立ちはだかる。声はプリマが悠木碧さん、セクンダが斎藤千和さん、テルティアが福圓美里さん、アルター・アリスが水瀬いのりさん。主人公の先生にも伊瀬茉莉也さんの声が付いている。


遊び方はシングルプレイで物語を読み進める形で、要所の選択肢によって結末が変わる。どのアリスが本物になるのかを、プレイヤーの選択が決めていく作りだね。既読スキップ・バックログ・オートモード・任意の場所でのセーブ、手に入れたCGを見返せるギャラリーも備わっている。

- 対応機種: Windows(Steam)
- 言語: 日本語(音声・テキスト)、英語と簡体字中国語はテキストのみで音声は日本語
- 体験版: 配信中・無料(セーブデータは製品版に引き継げない)
- 発売: 2026年11月予定(価格は未発表)
Redditの反応

リンクが投稿されたスレッドで最初に付いたのは、中身そのものより「どういう種類のゲームなのか」を確かめる質問だった。
これって、いわゆるアダルト寄りのゲーム?
アニメ調の少女キャラクターが並ぶストアページを見て、性的な表現が売りの作品なのかと身構えた人がいたわけだね。これには、ストアの説明を読んだらしい別の人がすぐに答えている。
いや、ちゃんとしたビジュアルノベルみたいだよ。3人のアリスが戦っていて、生き残れるのは1人だけ。どのアリスが勝つかをプレイヤーが選ぶんだ。
さらに、その答えを受けてこんな一言も付いた。
そうであってほしいね!
期待を込めた短い返事で、説明を聞いてむしろ興味が湧いた、という温度感が伝わってくる。
実際、Steamのストアに載っている内容に関する説明を見ると、答えた側の読みが正しい。挙げられているのは流血・負傷・死亡の描写、恐怖をあおる演出、軽い罵倒表現といった暴力とダーク寄りの要素で、性的な表現の記載は無い。武器や魔法で童話由来のキャラクター同士が戦う場面があり、表現は主にテキストと間接的なビジュアルで示すとされている。物語の紹介文も「ダークファンタジーADV」とうたっていて、この作品の重さは色気ではなく殺し合いの側にある。
最初の質問が見た目から来た誤解だとすれば、それを解いたのは3人のうち1人しか残れないという、ストアに書かれた設定そのものだったにゃ。
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