Key作品13本がSteamで最大65%オフ、『Kanon』1,120円・『AIR』1,280円 ― 9月8日午前2時まで
1999年に出たKeyの一作目が、いま1,120円。
Steamで『Kanon』『AIR』を含むKey作品13本が一週間限定セールの対象になっている。割引率は40%から65%まで幅があり、いちばん安いものは175円。終了は9月8日の午前2時だから、残っているのは1週間弱。サウンドトラックやピアノアレンジアルバムといった音楽ものも、同じ期間に50%オフで並んでいる。
先に一つ書いておくと、13本すべてに日本語音声が入っている。テキストのほうは作品によって事情が違うので、そこは後半でまとめて整理するにゃ。
Keyの一作目『Kanon』が65%オフの1,120円
3,200円から1,120円へ。今回の最大割引にあたる65%が乗っている。
Steamのストアページによれば、Steam版が配信されたのは2024年6月で、HD画質とフルボイスに対応した内容。ただし主人公のボイスは一部パートのみ、という但し書きが付いている。雪に覆われた街を舞台にした、Keyというブランドの出発点にあたる作品だね。



言語まわりは、日本語がインターフェイス・音声・字幕の三つとも対応。英語と中国語(簡体字)はインターフェイスと字幕だけで、音声は日本語のみという構成になっている。
『AIR』は1,280円、外伝小説「初空の章」も一緒に入る
3,200円が60%オフで1,280円。Steam版の配信は2025年3月と、まだ1年半ほどしか経っていない。
ストアページの説明では「親子の愛」の物語と紹介されていて、人形芸をしながら旅をする国崎往人が海辺の町にたどり着くところから始まる。フルボイス化に加えて、外伝小説「初空の章」が同梱されているのが、この版の特徴。



言語構成は『Kanon』と同じで、日本語だけが音声込みの全対応。
『リトルバスターズ!』は1,392円、英題でも中身は日本語が揃う
`Little Busters! English Edition` という英語まじりの名前で並んでいるけれど、日本語のインターフェイス・音声・字幕がすべて入っている。3,480円が60%オフで1,392円。
2017年11月配信と、今回のラインナップでは古参の部類。ストアの説明では、2007年に発売された『リトルバスターズ!』の『PERFECT EDITION』に調整を加えた版で、PC版としては初のHD対応、日本語と英語の表示切り替えにも対応した、と書かれている。



英題だから日本語が無い、とは限らないという例。逆のパターンもこの後に出てくる。
『Summer Pockets』は1,900円、REFLECTION BLUEは40%オフの3,150円
無印の『Summer Pockets』は4,750円が1,900円。亡くなった祖母の遺品整理のため、夏休みに一人で鳥白島へやってきた鷹原羽依里が主人公。
一方の『Summer Pockets REFLECTION BLUE』は、新ヒロインや新ルートを追加した拡張版という位置づけ。5,250円が40%オフで3,150円と、13本の中では割引率がいちばん控えめ。Steam配信が2025年6月と最も新しいタイトルなので、そこは順当なところ。


なお同じシリーズでも、無印とREFLECTION BLUEでは日本語テキストの扱いが違う。この点は下でまとめる。
planetarianは2本合わせて560円
『planetarian HD』が1,100円→385円、前日譚の『planetarian~雪圏球~』が500円→175円。どちらも65%オフで、2本買っても560円にしかならない。

『planetarian HD』は封印都市で「屑屋」の男がロボットの少女と出会う話で、対応言語は日本語・英語・簡体字・繁体字・ドイツ語・フランス語・スペイン語(スペイン/ラテンアメリカ)の8つ。今回のラインナップでは飛び抜けて多言語対応が厚い。『雪圏球』のほうはプラネタリウム館に配属されたコンパニオンロボットと職員たちの話で、バイノーラル音響に対応している。
693円で揃う3本 ― 『終のステラ』『LOOPERS』『LUNARiA』
いずれも1,980円が65%オフの693円。値段が同じなので、あとは題材の好みで選ぶことになる。



『終のステラ』は、運び屋のジュードが少女型アンドロイド「フィリア」の輸送を請け負う話。『LOOPERS』の主人公タイラはGPSを使った宝探しに熱中する高校生で、夏休みの探索中に不可解な体験へ巻き込まれていく。『LUNARiA -Virtualized Moonchild-』はVRレースで稼ぐ天才ゲーマーが「ルナーワールド」なる空間へ飛ばされる導入で、月と地球の384,400kmを挟んだ物語になっている。3本とも日本語は音声・テキストとも対応済み。
日本語テキストが無い3本にも、日本語音声は入っている
ここが今回いちばん間違えやすいところ。インターフェイスと字幕に日本語が用意されていないのは、次の3本。
- Tomoyo After ~It's a Wonderful Life~ English Edition(1,980円→792円)
- Summer Pockets(4,750円→1,900円)
- Harmonia(980円→343円)
ただし3本とも、Steamの言語表の「フル音声」欄には日本語のチェックが入っている。つまり声は日本語で聞こえるが、画面に出る文字は英語(『Summer Pockets』と『Harmonia』は簡体字も)になる、という状態。まるごと日本語非対応というわけではないので、そこは分けて考えたいところ。


分かりやすいのが『Harmonia』で、2016年配信の無印には日本語テキストが無いのに対し、2024年に出た『Harmonia Full HD Edition』(1,480円→518円)では日本語のインターフェイス・字幕がきちんと入っている。ストアの説明によると、Full HD Edition は主人公を含むフルボイス化とFHD解像度への対応が図られた版とのこと。343円と518円の差はここにある。
戦争で荒廃した未来を舞台に、機械の少年と人間の少女が心を通わせるSFキネティックノベル、というのが『Harmonia』の骨格。キャラクターデザインと原画を樋上いたる、音楽を折戸伸治と水月陵が手がけた、Keyの15周年記念タイトルにあたる。
13作品の価格と割引率
| 作品 | 通常価格 | セール価格 | 割引率 | 日本語テキスト |
|---|---|---|---|---|
| Kanon | 3,200円 | 1,120円 | 65% | ○ |
| AIR | 3,200円 | 1,280円 | 60% | ○ |
| Little Busters! English Edition | 3,480円 | 1,392円 | 60% | ○ |
| Tomoyo After ~It's a Wonderful Life~ English Edition | 1,980円 | 792円 | 60% | ― |
| Summer Pockets | 4,750円 | 1,900円 | 60% | ― |
| Summer Pockets REFLECTION BLUE | 5,250円 | 3,150円 | 40% | ○ |
| planetarian HD | 1,100円 | 385円 | 65% | ○ |
| planetarian~雪圏球~ | 500円 | 175円 | 65% | ○ |
| 終のステラ | 1,980円 | 693円 | 65% | ○ |
| LOOPERS | 1,980円 | 693円 | 65% | ○ |
| LUNARiA -Virtualized Moonchild- | 1,980円 | 693円 | 65% | ○ |
| Harmonia | 980円 | 343円 | 65% | ― |
| Harmonia Full HD Edition | 1,480円 | 518円 | 65% | ○ |
価格はすべて税込。「日本語テキスト」はインターフェイスと字幕の対応可否で、音声は13本とも日本語に対応している。
『CLANNAD』は今回の対象に入っていない
Key作品と聞いて真っ先に名前が挙がりそうな『CLANNAD』は、4,900円のまま据え置き。『Rewrite Harvest festa!』も2,300円から動いていない。13本という数字は決して小さくないけれど、Keyの棚が丸ごと安くなっているわけではないので、そこは確認してから買い物かごに入れたいところ。
同じ9月8日の午前2時には、対人戦のないサバイバル&クラフトだけを集めたSteamのフェスも店じまいになる。買うものを比べるなら、締め切りは同じ。
ところで『AIR』が最初に世に出たのは、2000年9月8日。このセールが切れるのは、その日付が来て2時間後になる。
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