『Fatekeeper』が早期アクセス中に50万本突破、13人の開発陣が手がける一人称RPG
遊べる中身はおよそ2時間。それでも『Fatekeeper』の販売本数は50万本を超えた。
Paraglacialが開発し、THQ Nordicが販売する一人称視点のダークファンタジーRPG『Fatekeeper』について、10月21日にSteamの公式のお知らせが出たにゃ。早期アクセスのまま、販売本数が50万本の大台を越えたという内容。開発チームは「あっという間だった」と喜び、遊んでくれた人やフィードバックを送ってくれた人へ感謝を伝えている。
早期アクセス版の配信開始は6月3日。だから、ここまでかかったのは5か月足らずだね。開発のParaglacialは13人だけの小さなスタジオで、『SpellForce 3』の制作に関わったメンバーが立ち上げている。
剣と魔法の一人称探索、製品版は約15時間
舞台はかつて大きな災厄に見舞われた世界。古い戦場や地下の洞窟、深い森などを一人称視点で探索し、近接武器と魔法を組み合わせて敵と戦っていく。武器・防具・アーティファクトを集め、スキルツリーで育成の方向を決めていく作りで、力押しの戦士にも魔法寄りの術師にも寄せられるよ。


ストアページの早期アクセスの説明によると、いまの版で遊べるのは序盤の数時間ぶん、ボリュームにしておよそ2時間。製品版では約15時間を予定していて、早期アクセスの期間は約18か月を見込んでいる。物語の全体や一部の成長要素・システムはまだ入っていない状態だね。
価格は日本のSteamストアで1,350円。開発側は「早期アクセス中は大きく値下げした価格で、アップデートとともに上がっていく」と明記している。ユーザーレビューは1万1,000件あまりのうち80%が好評で、評価は「非常に好評」。
なお、日本語には対応していない。インターフェース・音声・字幕のどれも英語などでの提供で、日本語の項目はすべて非対応になっている。
配信から9日目までに0.1.1と0.1.2の2つのパッチが入り、移動速度の引き上げ、回復アイテムの増量、ボスの調整、視野角(FOV)の設定といった、遊びやすさに直結する手直しが続いた。たいまつを簡易的な武器として振れるようになったのもこのタイミングだよ。

7月30日の0.1.3はもう少し大きな変更。呪文4つ・ベルトのアイテム4つ・武器2つを割り当てられる円形のメニューが入り、標準の操作は「左クリックの長押しで強攻撃、右クリックでガード」へ組み替えられた。スキルツリーも、各系統の入口が最初のノードから切り離され、早い段階でどの方向にも伸ばせるようになっている。振り直しのポーションや、スキルポイントを1つ増やすポーションも追加されたにゃ。

この先の予定は、8月21日に開発チームが出した開発ログにまとまっている。
公式の開発ログより・日本語訳(主な項目だけ)
- 年内最初の大型パッチには、コントローラー対応、いくつかの言語へのローカライズ、サウンドの全面的な作り直しが入る見込み
- ローカライズは第一版。英語とドイツ語はチームが担当し、ほかの言語はTHQ Nordicがプロの翻訳者のネットワークで担当する
- 音楽とボイスは残しつつ、楽曲を大幅に増やし、効果音とミキシング、マスタリングをゼロから作り直す
- 好みに合わせて設定でき、特別なチャレンジにもつながる難易度システムを作っている
- 最初の大型パッチは秋のどこかで配信予定
- 最初の大型コンテンツパッチはこの冬。新エリア・新しい敵を含むキャンペーンの追加で、プレイ時間は1〜2時間ぶん増える
- 「Arena Mode」も同じアップデートでの初登場を目指している。キャンペーンとは別のモードだが、片方の進行がもう片方にも有利に働く「メタ進行」を考えている
ローカライズの対象にどの言語が入るのかは、まだ明らかにされていない。日本語で遊べるようになるかどうかは、この秋のパッチで最初の答えが出ることになる。
開発ログには、いま作っている新しい敵の画像も添えられていた。いまの版は敵の顔ぶれが似通っているという声が多く、そこを広げていく狙いだと書かれている。


10月21日の時点で、秋の大型パッチはまだ配信されていない。製品版の約15時間のうち、いま手元にあるのは最初の2時間。50万人を超えた買い手は、残りの13時間ぶんを待っているにゃ。
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