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『がんばれ相棒』Steamページ公開、親友を手術で改造して戦場へ送るSLGが2027年に製品版

投稿: 2026/10/31by tobariware約4分で読めます
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「死なないように。壊れないように。少しでも長く生きられるように。私は彼女の背中を押す。」

この一文から始まる『がんばれ相棒』のSteamストアページが公開された。プレイヤーは医者として、兵士として戦う親友のアリサに戦闘用の手術を施し、何度も戦場へ送り出す。改造と出撃を繰り返す戦闘シミュレーションだよ。リリースは2027年予定で、パブリッシャーは株式会社佐野組が務める(Steamストアページ)。

もとになったのは、Unity1週間ゲームジャム(お題「あい」)に投稿されたブラウザ版。2025年4月15日にunityroomで無料公開され、閲覧数はいまでは28万を超えている。プレイ時間は約30分の小品だったけれど、Steam版は約1時間と案内されているにゃ。

手術するほど強くなり、戦場の危険は下がっていく

ゲームの流れはシンプルで、出撃させて研究資金を稼ぎ、その資金で手術をして、また出撃させる。ゲーム内の遊び方の説明は次のとおり。

ゲーム内の「How to Play」画面より(日本語訳)

■戦闘について■ アリサを戦場へ送り出し、研究資金を稼ごう! 遠くへ出るほど、危険は大きくなる。 アリサを生かすには、戦闘用の手術が欠かせない。 アリサの能力は、マスの色に対応して上がっていく。

■手術について■ アリサの体を作り変えるほど、戦闘力は上がる。 新しい体に合わせて、戦場での危険度は下がる。 損傷した部位は、失われる前に手術で治そう。

手術の対象は頭・胴・左右の腕・左右の脚の6部位。それぞれに能力がひも付いていて、英語版の画面では頭がSensitivity、左腕がStrength、右脚がAgilityといった具合に並ぶ。画面下には骸骨のアイコンとともに出撃の「Risk」が百分率で表示され、手術を重ねればこの数字が下がる。つまり強くすることが、そのまま生き延びる確率を上げることになる作りだね。

ただ、手術を始める前にはアリサ本人から「本当に手術していいの?」と念を押され、出撃前には「ちょっと行ってくるね」と声をかけられる。選択肢は「待って!」と、送り出す言葉のどちらか。部屋での何気ない会話では、目の下のクマを心配されたりもする。戦場では部位ごとに負傷が告げられ、治すにも資金が要る。数字を最適化するほど、目の前の親友から人の形が遠ざかっていく構図に、このゲームのいちばん苦い味が詰まっているにゃ。

5人の開発陣が引き続き手がけ、6言語に対応する

開発クレジットは嗚呼タマ、Indigo Ingots、みをつくし、さなき男爵、あきひらの5名。佐野組の作品ページによると、ジャム版ではプログラムを嗚呼タマ、シナリオをIndigo Ingots、アートをあきひら、サウンドをみをつくしが担当し、アリサの声は菜月なこが演じている。

ストアページの主な情報はこちら。

  • リリース予定: 2027年(価格は未発表)
  • 対応OS: Windows 10/11(64bit)
  • 対応言語: 日本語・英語・ドイツ語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)。インターフェースと字幕が対応で、音声の対応言語は記載なし
  • プレイ時間: 約1時間
  • ストレージ: 500MB

佐野組の作品ページでは、製品版の対応プラットフォーム・価格・発売日は決まり次第告知するとしている。ストアには生成AIの利用についての開示もあり、プログラムのコード作成と、台本のト書きをLuaスクリプトへ変換する作業の補助に使ったとのこと。絵と音、台本の文章は人の手で作られている。

ジャム版はいまもunityroomで遊べる。ブラウザで30分かけて背中を押した親友と、2027年には倍の時間をかけて付き合うことになる。

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