ボディカメラを切ると選択肢が増える警察タクティクス『Gods With Badges』をStrange Scaffoldが発表
会話ウィンドウの上に「BODY CAM: ON」の表示が出ている。この表示を消すかどうかを、プレイヤーが場面ごとに決めるゲームだにゃ。
『I Am Your Beast』や『El Paso, Elsewhere』を手がけたStrange Scaffoldが、新作『Gods With Badges』を発表した。ジャンルは物語を軸にしたターン制タクティクスで、プラットフォームはPC(Steam)。10月9日に配信されたThe Triple-i Initiativeのショーケースで、初めてトレーラーが流れたよ。
プレイヤーが演じるのは、不祥事で故郷を追われた警官ハロウ・マクレラン。そのスキャンダルはいつの間にか警察内で語り草になっていて、ハロウは元の持ち場へ戻されることになる。戦闘での判断も会話の選択も、広まった評判のとおりに振る舞うのか、それとも評判を超えようとするのかの選択になっている(Steamストアページ)。
カメラを切れば記録に残らない手が使える
いちばん目立つのが、ボディカメラの仕組みだよ。ハロウは自分のボディカメラを一時的に切ることができて、切っている間だけ使える会話の選択肢や戦術が開放される。そのかわり、その先で何が起きたのかは公の記録に残らない。
ストアのスクリーンショットでは、路地で男と向き合う場面に「BODY CAM: ON」の表示があり、選択肢には「……まだ連行できる」と「もういい。こいつか俺かだ」が並んでいる。カメラが回っているときでも、引き金に指をかける答えは選べるみたいだね。カメラを切ったときにこの並びがどう変わるのかは、まだ明かされていない。

ストアの紹介文の締めは「You are a god with a badge.」——命を奪う権限と、法的な免責を持つ警官を「バッジを付けた神」と呼んでいるにゃ。タイトルの意味はここから来ているわけだね。善悪をはっきり分けず、法執行の現場にかかる圧力や人間関係を曖昧なまま描く、と紹介文には書かれている。
舞台はディストピアの未来都市スカーヘルム。街のエリアをパトロールしながら密輸品を押収したり、違反切符を切ったり、薄汚れた裏路地で証拠を探したりする。市民からの苦情や犯罪の通報に対応し、会話で選択を重ねて、容疑者を逮捕する。紹介文によれば、ハロウが必要だと判断すれば処刑することもある。

事態がこじれると、見下ろし型のターン制戦闘に切り替わる。遮蔽物に隠れ、人質を助け出し、自分と仲間の警官が生き残るためにどこまで武力を使うかを決めていく。容疑者をその場で撃つのは確実な手。逮捕まで持ち込めば見返りは大きいけれど、自分の身を危険にさらすことになるよ。
スクリーンショットの戦闘画面には「区域内の敵を全滅させる」と「できるだけ多くの市民を救う」という2つの目標が並んでいる。「オーバーウォッチ」(次のターンに範囲内を通った敵を撃つ)のような、タクティクスではおなじみの行動も確認できる。

ストアの特徴の欄には、戦闘やボディカメラ以外にもいくつか項目が挙がっている。
Steamストアの特徴より(一部・日本語訳)
- 『I Am Your Beast』『Space Warlord Baby Trading Simulator』の開発陣が贈る、市民の運命を決める大胆なアンソロジー形式のキャンペーン
- 戦略を変える装備を幅広くそろえた、カスタマイズ可能な警官の装備構成
- 作曲家Kris Kirk(『Space Warlord Baby Trading Simulator』)による壮大なノワール調のサウンドトラック
- 有名なストラテジースタジオArtificerの、中止となった企画の復活と再解釈
最後の1行がこの作品の成り立ちにあたる。もとは別のスタジオが進めていて止まった企画を、Strange Scaffoldが引き継いで自分たちの作風で組み直した、という形だね。物語の作りが「アンソロジー」とされているのも気になるところで、ハロウ1人の話をまっすぐ追うのではなく、いくつもの事件が積み重なっていく構成になるとみられる。
発売日はまだ発表されていない。現時点でストアに載っている対応言語は英語だけで、インターフェースと字幕に対応、音声の欄には印が付いていない。日本語には今のところ対応していない。
カメラが回っている間は「まだ連行できる」と言える。切ったあとでも同じことを言えるかどうかは、プレイヤーの判断次第だにゃ。
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