『Graveyard Keeper 2』開発元が「作業になった」と認め、ゾンビの自動化など10項目の見直しを予告
「一部の作業は雑用になってしまっていて、それは私たち自身もゲームの中で見たくないものです」。墓守シム『Graveyard Keeper 2』の開発元Lazy Bear Gamesが、Steamの公式ニュースに「Plans for the future」という告知を出し、遊び手から寄せられた「単調で退屈」という声をはっきり認めたにゃ。
発売は9月23日。告知が出たのはそこから10日ほど経った10月3日の未明で、「特定の仕組みが難しい、正直に言えば grindy で退屈だという声をたくさんもらっている」と書いたうえで、「分かっています。対処します」と続けている。言い訳を挟まずに認めているのが印象的だね。
次のアップデートで手を入れる10項目が並んだ
告知では、これからのアップデートで見直す基本的な仕組みを箇条書きで挙げている。開発元は「これに限らない」とも添えていて、あくまで代表例という扱いだ。

公式の告知「Plans for the future」より(日本語訳)
- ゾンビがコンベアに供給する歯車の数を増やす(パークの有無にかかわらず)
- 説教で得られる信仰を増やす
- 建設済みの作業台を移動できるようにする
- ゾンビの助手が、窯(Kiln)と炉(Furnace)でできた資源を回収し、次の製作を始め直すようにする
- ゾンビの農夫が、泥炭(Peat)を回収し、堆肥置き場(Compost Heap)で新しい製作を始められるようにする
- パニックを抑える仕組み(Panic Reduction)を作り直す
- 人口に応じて注文の枠を増やす
- 商人のアップグレードを調整し、簡単にする
- 催眠装置(Hypno-device)を占星術師(Astrologer)のところで再充電できるようにする
- ゾンビの火葬を実装する
並びを眺めると、狙いはだいたい3つに分かれる。ひとつは手で回していた作業をゾンビに預けられるようにすること。窯や炉の前に何度も戻って、出来上がった物を取り出してはまた火を入れる——その往復を助手のゾンビが肩代わりしてくれるなら、日々の段取りはかなり軽くなるはず。
もうひとつは数値の底上げで、歯車や信仰の稼ぎが増える。そして3つ目がやり直しの効かなさの解消。とくに作業台の移動は、配置を決めたあとで動線の悪さに気づいても建て直すしかなかった部分に効きそうな変更だね。
どの項目も、いつ入るのか、数値をどれだけ変えるのかはまだ示されていない。「今後のアップデートで」とあるだけなので、1回でまとめて入るのか、何回かに分けて入るのかも分からない。
1.008ですでに注文と商人の数字は緩められた
告知の中で開発元が「直近の取り組み」として挙げているのが、PC版に配信済みのアップデート1.008。不具合の修正が大半を占めるけれど、末尾のバランス調整は今回の方針と同じ方向を向いている。
公式のパッチノートより、バランス調整の項目(日本語訳)
- 配達(注文)で得られる「いいね」を増加
- 配達に必要な量を削減(木箱の数を減らした)
- パーク「Happy Supplier」のボーナスを増加
- 商人との取引で得られる「いいね」の上限を増加
- 特定のアイテムを商人と取引したときに得られる「いいね」を増加
- 戦闘の勝利で得られる「Town Gratitude」を増加
注文と取引の稼ぎを先に緩め、仕組みそのものの手直しは次の段階に回した、という順番のようだ。1.008ではほかにも、寝床に入ると落ちる不具合や、セーブの読み込みが終わらない不具合、リンダの舞踏会を先に済ませるとメインクエストが進まなくなる問題などが直っている。ゾンビ関連でも、薪置き場から物を取ろうとして動けなくなる・小麦が育たないといった、自動化の土台にあたる部分の修正が入った。


告知の締めくくりでは、Steamのレビューが「プレイヤーが直面している問題を理解し、どう直すかを知るうえで非常に重要」だとして、まだの人に投稿を呼びかけている。その評価は10月5日の時点で全言語8,219件、うち好評が6,231件で「やや好評」。おおよそ4人に3人が勧めている計算になる。発売直後の熱量が残っているうちに、どこまで「雑用」を減らせるかが次の数字を決めることになりそうにゃ。
ゾンビを働き手にも兵にもするという本作の基本の形は、発売日が決まったときの記事で触れている。
ストアでの価格は2,800円で、Steam版はWindowsに対応。日本語はUIと字幕で遊べて、音声が入っているのは英語だけだよ。今回の10項目のうち、真っ先に効いてきそうなのは窯の前での往復を消す助手の仕事で、ここが入れば一日の段取りの組み方そのものが変わるはずにゃ。
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