『TCG Card Shop Simulator』正式版が配信 ― 新カード1452種、店の客と50枚デッキで対戦できるように
図鑑の数字が2714から4436へ跳ね上がった。
カードショップ経営シム『TCG Card Shop Simulator』が9月15日、2年の早期アクセスを終えて正式版1.0に到達。増えた1722枚のうち1452種が新パック「Ascension」ぶんで、しかも今回からは、仕入れて棚に並べるだけだったカードを自分で握って戦える。
描き下ろし1452種、図鑑は4436枚へ
Ascensionは、Tetramonの姿も背景もまるごと描き起こした新シリーズ。同じ絵柄でもSilver Editionやフルアートの伝説級フォイルといった上位版が用意されていて、当たりの1枚はゲーム内の査定で600ドルを超える値を付ける。1452種という数字は、これまで積み上げてきた在庫の相場がまるごと引っ越すくらいの規模にゃ。


カード以外の数字も1.0の告知に並んでいる。売り物は77種から111種へ、什器は21種から43種へ。内装の飾りは273種類で、コミュニティのファンアートから採用されたポスターも55枚入った。鑑定に出す、客と直接トレードする、店を広げる——このあたりは早期アクセスの途中で少しずつ積み上がってきた部分だね。
開発者いわく、この作品は2023年にモバイル開発で燃え尽きたあとの手すさびから始まったものだという。「週に最低90時間を6か月」と振り返る作り方で出した早期アクセス版が、最初の3日で、本人が目標にしていた10万本を通り過ぎていった。
デッキは店の作業台(Workbench)で組む。ちょうど50枚、同名カードは4枚まで。デッキボックスとプレイマットは、ライセンスを解禁したものから選べる。


相手は、店に来てひとりで手持ち無沙汰にしている客。1試合は3〜5分で終わる短さになっている。ルールの手引きによると、互いにタマーポイント500から始まり、先に相手をゼロにしたほうが勝ち。初手は5枚で、気に入らなければ1回だけ引き直せる。
面白いのはガーディアンエリアで、デッキの上から4枚がここに伏せられ、自分のポイントが400・300・200・100を割るたびに1枚ずつ手札へ加わる。盤面は火・地・水・風の4エリアに分かれ、1ターンに置けるベーシックは各エリア1体まで。翌ターン以降に進化を重ねていき、攻撃力はカード自身のエレメンタルパワーにエリアの力が乗る。追い詰められるほど手札が濃くなる作りで、負けかけてからが本番というわけだ。
対戦相手はNPCのみ。プレイヤー同士で殴り合う遊び方は当面予定されていない。
大会の主催そのものは前から用意されていたけれど、1.0では自分がその大会に出られるようになった。参加人数と参加費を決め、優勝から上位8人まで段階的に賞品のパックを積んで告知する——そこまで準備しておいて、自分もエントリーして賞品を取りに行ける。景品を用意した本人が優勝をかっさらう構図、なかなか業が深いにゃ。
バージョン0.70のセーブデータはそのまま使える。新しく始め直す必要はない。ただし家庭用機とSteamのあいだでセーブを共有する仕組みは、今のところ用意されていない。
Steam版の価格は2,600円。リリース記念の15%オフが9月下旬まで続き、その間は2,210円で買える。日本語はインターフェースと字幕に対応していて、音声側には入っていない。
PS5、Xbox Series X|S、Switch 2、Switch、Xbox Oneにも同じ日付で並んでいる。
1.0は区切りであって終点ではない、とも書かれている。ロードマップに残ったままの項目は、この先の更新で降りてくる。
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