『恐怖夜話 第二夜』が500円で配信、純喫茶で三つの怪談を聞く2時間のホラーノベル
家賃は一万五千円。雨の夜に純喫茶の席で語られるのは、そんな古い平屋に住んだ青年が、床下から聞こえる音に怯え続けた話だ。
個人で開発を手がけるひめこさんのホラービジュアルノベル『恐怖夜話 第二夜』が、10月14日にSteamで配信された。価格は500円。リリース記念セールで20%引きの400円になっていて、セールは10月29日午前2時(10月28日の深夜)に終わる。4月8日に出た前作『恐怖夜話』(200円)とのバンドルは540円だよ。
三流誌のライターが、三人の体験者から順に話を聞く
時代は1990年代。携帯電話もインターネットもまだ当たり前ではなかったころだ。プレイヤーは三流オカルト雑誌のフリーライターになり、読者から寄せられた実話怪談を取材するため、古びた純喫茶で三人の体験者と向き合う。
話は三つ。「平屋の床下」は気弱な青年が床下の音に悩まされる話。「雨の旧校舎」は、豪雨の夜にサッカーコーチが旧中学校で「何か」に出くわす話。「山中の廃ホテル」は、冷たく落ち着いた女性が見てはいけないものを見てしまう話になっている。誰から話を聞くかは、プレイヤーが好きに選べる。


基本はクリックで読み進めるノベル形式。文章は縦書きで、写真のような背景の上に語り手の言葉が流れていく。目指しているのは、テキストと音で少しずつ怖さを積み上げる「王道の怪談」の空気だという。体験談の途中には「引き返す」「中へ入る」のような選択肢も出てくる。


話を聞き終えても、取材の夜は終わらない
三人の話をすべて聞いたあとにどう動くかで、結末が分かれる。エンディングは全4種類で、内訳はトゥルーエンドが1つ、ノーマルエンドが1つ、バッドエンドが2つ。プレイ時間は約2〜2.5時間で、テキストの量は前作の2倍を超えるそうだ。
物語は前作から独立しているので、第二夜から始めても問題ない。前作を遊んだ人には「あの夜に残された謎の一端」に触れる場面があるかもしれない、とストアページでは紹介されている。ワンコインで2時間ちょっとというのは、雨の夜に一本読み切るのにちょうどいい長さだにゃ。
対応言語は日本語のみで、インターフェースと字幕が対応している。音声はなく、読んで進める作品だね。流血表現や欠損死体の描写、精神的な不安をあおる表現が含まれる点は、ストアページでも注意書きとして明記されている。全編の実況・配信が認められていて、収益化もできる。
配信から5日たった時点で、Steamのユーザーレビューは22件。好評の割合は100%にゃ。
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