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『NeverAwake』は嫌いな野菜や歯医者と戦う悪夢のシューティング

投稿: 2026/10/19by tobariware約5分で読めます
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野菜を山のように寄せ集めた怪物が、口の奥から弾をばらまいてくる。その前を飛び回っているのは、竜の頭をかたどった銃を構えた小さな女の子。

『NeverAwake』は、目を覚まさない少女「レム」が夢の中で怪物と戦い続けるツインスティックシューターだよ。開発はネオトロ、発売はPhoenixx。Steam版は2022年9月28日に出ていて、2023年1月19日にNintendo Switch/PS5/PS4版、6月29日にXbox Series X|S版が続いた(公式サイト)。BitSummit X-Roads 2022で朱色賞(大賞)を受賞し、週刊ファミ通のクロスレビューではゴールド殿堂入りしている。

この作品の怪物は悪魔ではない。ストアの紹介文が挙げているのは野菜、犬、歯医者、学校の友人――少女が嫌いなもの、誰でも一度は嫌な思いをしたことがあるものばかりだ(Steamストアページ)。

だから敵の顔ぶれは妙に生々しい。葉を広げた巨大な根菜、鎖につながれて牙をむく犬、リボンを付けた毛むくじゃらの怪物。ステージの中には学校のトイレのような場所まである。どれも手描きで、ぐにゃりと動くアニメーションがかわいさと気味の悪さを同時に運んでくる。

一方で、戦いの合間に挟まる場面は静かだ。病室のベッドに横たわる少女の姿が出てきて、悪夢の外側に何があるのかを少しずつ匂わせる。ストアでは、プレイヤーのやり込み次第でエンディングが変わるマルチエンディングだと明かされている。何が起きてレムが眠り続けているのかは、遊んで確かめる部分にゃ。

レムのソウル集めは80超のステージを周回する

遊び方の芯にあるのが「ソウル」。80を超えるレベルは、レムが規定のソウルをすべて集めるまでループし続ける仕組みになっている。画面上部の数字が、その集まり具合だ。時間内に敵を倒しきれないと、周回のたびに手ごわくなっていく(Phoenixxによる作品紹介より)。

つまり、撃ち漏らしてもすぐにゲームオーバーにはならない。もう1周すればいい。そのぶん、もたつけば敵が増えて弾も濃くなるから、手早く倒して早く抜けるほど楽になる。初めての人は周回しながら敵の動きを覚えられるし、慣れた人は1周で抜けるタイムを詰められる。ストアが「ビギナーシューターからエキスパートまで」と書いているのは、このルールがあるからだと思う。

操作は左スティックで移動、右スティックで射撃というツインスティック式。360度どこからでも敵が来るステージを、避けながら撃っていく。囲まれたときには、力をためてレムの周りへ一気に広がる攻撃を放てる。

武器とアクセサリの組み合わせも、遊び方を大きく変える。装備画面のショップにはアクセサリが値札付きで並んでいて、たとえば「ソウルヘッドホン」はすべてのソウルを自動で吸収するというもの。拾いに行く手間を消して撃つことに集中するか、別の効果を積んで火力や守りに寄せるか。数十体いるボスに合わせて組み替えていくのも、この作品の面白さにゃ。

Steam版の価格は1,980円。Windows向けで、日本語はインターフェースと字幕に対応している。フルコントローラーサポートとSteamクラウドにも対応。必要スペックは最低でCore i7-8565U、メモリ8GB、GeForce MX250と軽めで、ストレージは2GBあれば足りる。

2025年12月10日には、後日譚にあたる『NeverAwake FLASHBACK』がSteamで配信された。少女が再び悪夢に苦しめられることになった原因を描く作品で、本編をもとにローグライトシューターとして作り直されている。価格は1,200円(Steamストアページ)。

80を超えるレベルのどれも、ソウルを集め切るまで終わらない。嫌いなものを相手に何周しても、抜けるまで撃ち続けられる作りになっている。

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