『DARK MACHINE THE GAME』のTGS2026ブースに幅約7.3mの可動ロボ、空気で膨らませた上半身が腕を振る
幕張メッセ5ホールにあるLIONAのブース(小間番号05-C09)では、ゲームに出てくるマシンの上半身が来場者の頭上に浮かび、両腕を動かしている。中はほぼ空気だ。常に風を送り込んで形を保つバルーン状の外装を、内部の小さなウインチで引っ張って動かしているにゃ。
このロボットは、LIONAが2027年にSteamで出す予定のメカアクションシューティング『DARK MACHINE THE GAME』の宣伝として作られた。東京ゲームショウ2026の会期は9月17日から21日まで。
天神英貴ら3者が作った全幅7.3mの空気ロボ

ロボットを作ったのは「HELIOSLIVE」。メカニックデザイナーの天神英貴さん、空気で膨らませる造形物を手がけるピアニジュウイチ、ロボット制御の技術を持つアスラテックの3者によるプロジェクトチームだ。アスラテックの発表では、このロボットは「PNEUMATIC BOT(ニューマティックロボット)」と呼ばれている。
- 大きさ: 横幅約7.3m・高さ約2.5m
- モチーフ: 『DARK MACHINE』に登場するマシンの上半身
- 外装: ピアニジュウイチが手がけた、常に送風して膨らませる空気造形
- 駆動: 内部のウインチ駆動機構で両腕を動かし、アスラテックの制御システム「V-Sido」で制御する
- 光る仕掛け: 手首と肘の上、両腕合わせて4か所にLEDを内蔵
モーターで関節ごと動かす本物のロボットではない。膨らませた外装を、ワイヤーを巻き取る仕組みで引いて腕を動かしている。アスラテックは、ゲームの演出と連動して動かすことも発表で挙げていた。制御を担当したのは、V-Sidoを開発したアスラテックのチーフロボットクリエイター、吉崎航さんだ。
会期初日の17日には、天神さん、ピアニジュウイチ代表の細江祐也さん、吉崎さん、LIONAのプロデューサーが登壇し、このロボットの制作秘話を語るトークステージも開かれた。ゲームのメカデザインを空気と糸で立体にするという発想は、展示物としてかなり珍しい部類だと思うにゃ。
最大7vs7、機体は3段階にシフトアップ
ゲーム本編は、最大7vs7で戦うチーム制のメカアクションシューティングだ。いちばんの特徴は、戦闘中に機体のサイズを大きくしていける「シフトアップ」にある。Steamのストアページでは、3つのサイズにそれぞれ違う戦い方が割り振られている。
- ワーカー(小型): 精密な射撃戦
- ライドローダー(中型): ハイスピードな空中戦
- ギガントローダー(大型): 建物ごと壊していく破壊アクション



マップにある建物は戦闘で壊れて、地形が変われば戦い方も変わっていく。小型機が物陰から撃ち合う横を中型機が飛び抜け、大型機がビルを崩していく。サイズの違う機体が同じ戦場に入り混じるのが、この作品の見せ場なんだね。
モードは、対人戦のPvPと、大群を相手にするPvEの2つ。ストアの説明では、PvE側は依頼をこなしながら物語の真相に近づいていく「ミッションモード」とされている。機体はサイズの選択、自由に組み合わせられるパーツや武装、性能を調整するモジュール、カラーやデカールまで手を入れられて、マシンやパーツは今後も追加していくそうだ。
舞台は、ある天才科学者が見つけた異空間「The DARK」。人類の記憶や集合的無意識が形になった世界で、そこで見つかった新エネルギー「パルマエネルギー」をめぐって国々が争っている。プレイヤーはその戦争に加わる傭兵のひとり、という設定だよ。
対応はPC(Steam)のみで、配信は2027年の予定。LIONAのTGS出展のプレスリリースによれば、基本プレイ無料でゲーム内アイテムに課金がある形になる。日本語はインターフェース・字幕に加えて音声にも対応すると、ストアに記載がある。
ブースでは、TGS限定の実機試遊を毎日やっている。20日15時からはプロeスポーツチームZETA DIVISIONによるエキシビションマッチの第2弾があり、最終日の21日は11時30分からアニメとゲームのクロストークマッチが予定されている。来場者全員にラバーマウスパッドとロゴ入りの大きなショッパーが配られ、試遊やステージに参加するとロゴ入りのLEDリストバンドももらえる。
『DARK MACHINE』はゲームだけでなく、アニメも展開するプロジェクトだ。ゲームより先に、TVアニメ『DARK MACHINE THE ANIMATION』が10月13日からフジテレビ、15日から関西テレビ、20日からBSフジで放送を始める。
オープンベータ前の作品ではあるけれど、ブースには横幅7mを超える実物大の上半身が先に届いたわけだにゃ。
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