『No, Chef!』の体験版がSteamで配信、壁ごしに注文を伝える2〜5人協力の料理ゲーム
このレストランには、設計ミスがひとつある。厨房とホールの間に、分厚い壁が立っているんだ。
Fenasal Gamesが開発する『No, Chef!』は、2〜5人で遊ぶオンライン協力型のレストラン経営ゲーム。ウェイターはホールで注文を取り、シェフは厨房で料理する。ただし壁ごしだと仲間の声はくぐもってほとんど聞き取れず、はっきり話が通じるのは両者をつなぐ小さな窓口の前だけ。その体験版が、10月7日にSteamで配信されたにゃ。
ホール側の仕事は、ひと癖ある動物の客から注文を聞き出すこと。ロボット、なぞなぞで注文するスフィンクス、誰かの執念深い元恋人といった面々が、遠回しな言い方で料理を頼んでくる。ウェイターはそれを読み解いてメモ帳に書き込むんだけど、使えるシールの枚数には限りがある。主菜や下ごしらえ、調理法をシールで貼りきれなかった分は、窓口まで走っていって口で伝えるしかない。

メモは窓口から厨房へ。そこからはシェフの番で、刻む・煮込む・焼くといった工程をこなし、オーブンでは全員でタイミングを合わせる判定もある。正しく作れれば「YES, CHEF!」。読めないメモは突き返すこともできるけど、間違った料理を出すと客の手で投げ返されてくる。
客集めもなかなか乱暴だ。通りを歩いている動物を投げ縄で捕まえて、そのまま店のイスへ放り込む。公式の説明には「だいたい許してくれる」とあるにゃ。
毎晩、大家が家賃を取り立てにやってくる。払うには、自分たちのシフトに新しいペナルティを投票で1つ加えなければならない。声がシマリスのように甲高くなる、全員の声が少し遅れて届く、部署どうしの声が完全に消える——そうなるとウェイターに残された手は、注文を絵で描いて伝えることくらいだね。


対抗手段もちゃんとある。稼いだお金で「ワイロ」を買えば、分身に自分を投げてもらって厨房を一気に移動したり、客へ投げられるカトラリー台を解放したりできる。
体験版は2晩・約20分、毎回カードが変わる
体験版に入っているのは、街と公園の2つのシフト。2晩目の公園では大家から「最終通告」が届く。ペナルティの投票とワイロの店も一通り入っていて、プレイ時間はおよそ20分。毎回配られるカードが変わるので、繰り返し遊べる作りになっている。
- 人数: オンラインで2〜5人(1人用モードは無い)
- ひとりで遊べる部分: チュートリアルのみ
- ボイスチャット: ゲーム内に内蔵。マイクが必須
- 対応OS: Windows、SteamOS+Linux
- 日本語: インターフェース・字幕・音声のすべてに対応
- 製品版の発売日: 未定
開発元はDiscordなどの外部の通話ではなく、ゲーム内のボイスチャットで遊ぶよう呼びかけている。外で通話をつなぐと声が壁を素通りしてしまい、このゲームの肝が消えてしまうからだ。仲間が見つからない人向けには、公式Discordで一緒に遊ぶ相手を探せるようにしている。
製品版にはキッチンが7つあり、崖にぶら下がる客や、墓から這い出して店員を追いかけてくる客まで登場するという。大家の試練を乗り越えれば店は自分たちのものになり、そこから先は「GOD RUN」と呼ばれるモードに移るそうだにゃ。
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