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戦わない『Sker』新作『The Bleeding Veil』発表、2027年春に耳で追ってくる敵から隠れるステルスホラー

投稿: 2026/10/17by tobariware約4分で読めます
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咳ひとつで見つかる。床のガラス片を踏んでも見つかる。そのかわり、相手には目が見えていない。

Wales InteractiveとStormind Gamesが、新作『Sker: The Bleeding Veil』を発表したにゃ。2020年の『Maid of Sker』、2024年の『Sker Ritual』と同じ「Sker」の世界を舞台にした一人称視点のサバイバルホラーで、今回は戦闘が一切ない。PC(Steam)、PS5、Xbox Series X|S向けに2027年春の発売を予定していて、Steamではもうウィッシュリストに登録できる(Steamストアページ)。

開発の顔ぶれも目を引く。Wales Interactiveはこれまでの『Sker』2作を手がけたスタジオで、Stormind Gamesは『Remothered』3部作の開発元。追ってくる相手から隠れて逃げるホラーを作ってきた2社が組んだ形だね。

時代は1924年。第一次世界大戦が終わり、スカーホテルでの事件もすでに過去のものになっている。主人公のガレス・モーガンは、行方の分からない妹エリンを探して、幼いころを過ごした孤児院に戻ってくる。

その孤児院でかつて子どもたちの面倒を見ていたのが、シスター・グウェンリアンだ。彼女は「サイレンの歌」に根ざした信仰を掲げ、昔の孤児たちを呼び戻して手元に集めていた。ガレスが孤児院を離れていた年月のあいだに何があったのかを、建物の中を探りながら明らかにしていく流れになる。

敵として立ちはだかるのは「聴きし者」と呼ばれる人たち。シスター・グウェンリアンの手で視力を奪われていて、そのぶん耳を頼りに獲物を探している。

動き方には段階がある。不審な音がすれば様子を見に来て、周りの部屋を捜し、近くにいると見当をつけたら、隠れ場所の中にまで耳を澄ませてくる。古い孤児院は音がよく響く造りで、割れたガラスを踏んだ音、咳、身じろぎひとつでも気づかれる。ロッカーや物陰に逃げ込んだからといって安心できない作りみたいだにゃ。

プレイヤー側の手段はとにかく「音を立てない」こと。聴きし者が近くにいるときは息を止められるし、床の材質や歩き方で出る音も変わるので、なるべく静かなルートを選んで進む。反対に、周りの物音に紛れて足音を消したり、わざと音を立てて注意をよそへ向けたりもできる。隠れるか、動くか、危険を承知で音を出すか。その判断を続けていくのが基本のゲームプレイになる。

ガレスは音叉とカリヨンを武器に戦う

戦えないぶん、ガレスには音を扱う道具が用意されている。

1つ目は音叉。鳴らすと周囲の仕掛けに作用し、音の調和を使った謎解きに関わってくる。

2つ目はぜんまい式のカリヨン(小さな鐘を並べた楽器)。中のシリンダーを入れ替えると流れる旋律が変わり、追ってくる相手への効き目も変わる。特定の敵をひるませる、混乱させる、操る、といった効果があり、その隙に見つからずに通り抜けたり、逃げ切ったりできる。音で見つかるゲームで、音そのものが身を守る手段にもなっている、という組み立てだね。

日本語はインターフェースと字幕に対応していて、音声は英語のみ。対応言語は全部で15あり、舞台に合わせてウェールズ語も入っている。Steamの最低動作環境は、CPUがIntel Core i5-4460かAMD FX-6300、メモリ8GB、GPUがGeForce GTX 760かRadeon R7 260x(VRAM 2GB)、空き容量20GB。ストアページには、敵からの暴力的な攻撃の描写があるとの記載もある。

価格と正確な発売日はまだ発表されていない。決まっているのは2027年春という時期と、主人公の手にあるのが武器ではなく音叉と小さな鐘だということだけにゃ。

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